広島市内を歩き飲み食べる34~広島市中区堀川町【朝日珈琲サロン】~の巻 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2017年7月15日

 

ジムでじっくり身体をイジメてきました

本日の測定結果は172.1,70.5㎏と全く変化はありませんでしたw

しかし、身体をイジメたら慰めてあげないと!ということで

老舗喫茶店のはしごをすることにしました!

広島金座街からえびす通りを歩くと老舗喫茶店があります

【朝日珈琲サロン】

創業はなんと!1949年!なのです!

多くの広島人がこの店のコーヒーを愛し続けています

コーヒー専門店でありながらも、数多くの喫茶メニューがあります

そして、この地下を降りると【朝日珈琲サロン】のこだわりを感じることができます

!なんですか!この空間はっつ!!

『まさに!地下っつ!』という感じでしょう

なんということでしょ~

この曲線空間はそう簡単には創造できませんよ!

そしてブロックごとに飾られている絵画

決して派手ではない壁色に華を咲かせております

豪華でも派手でもない店内

この空間に当てはまる言葉は“シック”でしょう

上品で洗練されているさま”

このお店には様々な職人の技があると思われます

メニューもシックですね~

決して“昔ながら”だけにこだわっていないメニュー

職人技を洗練し続け出来上がったスィーツに見えました

昔なつかし”もありましたw

 

そして、あもんがこのお店で頂きたかったのは

コーヒーしるこ”に“エスプレッソぜんざい”

!なんですか!このメニューは!これぞ洗練された技なのでしょうか!w

あもんはコーヒーしるこを注文しました!

コーヒー味のしるこですか?しるこ味のコーヒーですか?

あもんの舌的には前代未味ですが!!

その正体は、こし餡インコーヒーだった!!

なになに!その組み合わせは!苦いの?甘いの?美味しいの?

まずは、飲んでみましょう

良い味のアイスコーヒーでしたw

こし餡の甘さは全く感じず、丁度よい苦みが口の中で踊りました

次に、食べてみましょう

良い味のこし餡でしたw

コーヒーの苦さは全く感じず、上品な甘味のこし餡が身体に沁み込みました

ようするに、このコラボは、まったく混ざっておりませんがなww

でも、それが、驚くべきコラボなのです

両者が全く融合せず、それぞれがそれぞれの主張を唱えておられる!

普通、融合したら、混ざりますよね?

それが、ミラクル的に混ざり合わないのです!

よって、あもんは、こし餡で甘味を味わった後に、コーヒーの苦さを味わいました

分かりやすく言えば、こし餡をつまみにコーヒーを飲む感覚ですw

この感覚、不思議とクセになり、美味しく頂くことができましたよ!

これぞ、上品で洗練されている技でしょう!

!!なんと!!白玉まで現れやがった!ww

この白玉、間違いなく融合しませんw

甘味を緩和する要素を持つ淡白が、ここに来て参戦しております!

甘味を味わい、淡白で中和して、苦みで締める!

という、トリプルトリックに陥っておりますwww

これは、味わっていて、楽しい!!

楽しい!”と思えるコーヒーって最高ですよね!

少し心を落ち着かせようと、お手洗いに行きました

そして、お手洗いにも洗練された技を見つけました

ヒビが入って割れそうなタイルではありません

貫入タイルと言い、ヒビをガラとして楽しむタイルです

何度見ても、上品で洗練されている店内です

あもんは正直、ドキドキしていますw

この左官仕事は昭和遺産です

この仕事にマニュアルはありません

全ては職人の感性で描かれています

この曲がりこそ正解であり、これを描いた職人しかできない“技”なのです

平成の世になり、生産性に能率と速さを求められるようになりました

バブル崩壊後は着実に目の前を見ていこうという反省も付加されています

能率に邪魔なのは“こだわり”であるとも言えます

こだわりを少しづつ排除していくと、、、結局は“同じモノ”が出来上がります

その過去のこだわりであった“技”が此処にはありました

あの“戦争で失った幸せ”を“必死に取り戻そう”とした意志が造った“技”なのです

その“技”も、近年は高齢者社会の煽りを受けるようになりました

そして、その“技”の継承は時代と共に変化と言う進化となるでしょう

 

だから、あもんは“あの時の意志”を感じたいのです

昭和時代が成し遂げた“あの時の意志”を

旅をすることによって感じ、あもん的の表現で、みなさんに伝えたいのです

それがきっと、未来のどこかで、役に立てば良いな~という軽い感じではありますがw

その絵画は授乳母ですか?

美味い具合に昭和照明がw

母のママが見事に描かれておりましたが

昭和照明がいい仕事してくれましたw

これも、上品で洗練されている技でしょうw

お会計の時にメイドさんに尋ねられました

『県外の方ですか?』

『えっつ、いえ、広島人です』

『あぁ~そうだったのですか!熱心にカメラを撮っておられたので。。すみません』

『いえいえ、こちらこそ、なんか、すみません。。』

県外からわざわざ来ました!と言った方が、お店の方は喜ばれるのかな?

と思った あもんでしたw

 

2017716日 広島県 広島市(広島市水道資料館 カフェエスプレッシーボ2nd 廃墟ギャラリー ヲルガン座)に続く