屋久島に隣接する種子島
ここは日本の境が見えるところ
そして宇宙との境が見えるところ
種子島は古代、本土と陸続きだったため
多くの動植物の南限と北限が生息をしている島だ
南限の例といえば
トカゲ、ヒラスズキ、ソメイヨシノ、細石器文化
北限の例といえば
マングローブ、ガジュマル、サトウキビ、ロウニンアジ
どれも全国的には主役ではないこの島の宝物は
どこか可愛らしく感じる
日本一で有名なのはソテツである
太古の神秘を感じるソテツが何故か申し訳無さそうに立っていた
衰弱したソテツには鉄釘を打ち込むのが効果的らしい
種子島は戦前より県内外及び海外からの移住者が多い島でもある
よって移住者支援団体も多い
島恒例のマラソンやヨットレース、ロケット祭りなど等
魅力を味わえるイベントを体験した旅人は
そしてこの島のありがたさを知った旅人は
この島に住みたいと感ずるのは分かる気がする
この島で最も有名なものは
｢離島戦隊 タネガシマン｣であろう
残念ながら僕は出合ったことのないヒーローなのだが
彼らはかなりマジである
種子島征服を企む｢ジュアスロウ帝国｣と日々熱い戦いを繰り広げられる
実は広島にもローカルヒーローはいる
テレビ新広島のCMで御馴染みの
｢テレビ新ヒーロー ティエスエス｣だ
ノイズ将軍と戦いつつこのTV局の放送終了前に唄を唄っている
全国的に調べてみると
東京上野の都営戦隊オーエドマンや
東京
種子島には宇宙センターがある
昭和44年に設立された種子島宇宙センターでは
ロケット打ち上げが毎年行われる
無料の見学施設があり
打ち上げゲームなどを楽しむことができる
島国の宝探しをしている僕は
宇宙への旅なんて考えたこともなかった
日本に対して大きすぎる地球も
宇宙に対しては小さすぎる存在だなんて
想像もできない未熟なあもんがそこにはいた
よし！宇宙について考えようと
そこにあぐらをかいてみたけど
どうやら違う意識が芽生えたみたいで
宇宙への旅はもう少しあとにしようと思った
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『島国からの贈物』
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『宇宙と未来へ託す僕は』
1997年2月15日 鹿児島県種子島にて
宇宙と未来へ託す僕は
破壊という言葉にやけに敏感で
自分が破壊されそうで怯えながら
見えない未来を見ようとしている
そんな宇宙は遥か遠く
宇宙飛行士への夢は一切見ていない
とう事にきづいた僕は
誰かに何かを伝えたくなった
あなたにとって『たいせつなもの』って何ですか？
人間にとって『たいせつなもの』とは何なのでしょう？
この島で僕は『たいせつなもの』をひとつ見つけました
次回更新 『たいせつなもの』
