宇佐市を歩く2~院内町に名石橋を造った偉人を感じて暴走してしまった!w~の巻 | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

放浪日:2017年4月16日

 

なんだか、少しマチュピチュな気分を味わったので、院内町の石橋巡りと行きましょう♪

大分県は全国で最も石橋が多い地域だそうです

その理由としては土地が深い渓谷で流れも急であるため

住民は頑丈で流されない石橋を必要としたことと

石橋作りに必要な材質となる石が豊富に採石できたこと

そして、生活に必要不可欠な棚田や石垣等を組む技術を持った優れた石工が多かったことと言われています

さて、優れた石工の芸術作品を見てみましょうか♪

富士見橋

形式:石造3連アーチ橋 橋長:48.1m 橋幅:4.5m 橋高:14m

竣工:大正14年 宇佐市指定有形文化財 です

贅沢にも隣に車用の橋が架けられています

それほど、文化財として丁重に保存されているという事です

橋が架かる川肌を見れば、この川の流れの凄さが分かります

川の流れは急流レベルを超える激流レベルでしょう

又は、荒れ狂ったように速く急に流れると言う意味の奔流レベルかも知れません

えっ?なに?からあげUSA?

そんなご当地映画があったのですか?

しかも、主演は元モー娘!

高橋愛ちゃん、可愛くて好きだったですw

この橋は“石橋王”と呼ばれた松田新之助の作品です

彼はこの院内で生まれ育ち、関西関東で土木事業を覚え

明治30年に院内に帰村し、父の事業を継ぎました

明治から昭和にかけて10を超える石橋建造事業に情熱を捧げました

そして、この富士見橋の架設時に、工事半ばの昼食時に大響と共に崩落した経験をしています

このため、田畑山の私財を投じ、再び富士見橋を架橋したという偉人です

まさに、小説に描かれても良いぐらいのドラマチックな方だと思いました

 

ということで、松田作品をじっくりと見てみましょう

大正時代からここにあるという存在感は安堵感を与えますよね

ありがとうの形が積み重なる苔を付着させ、それが美となっていると思います

3連アーチの足元を支えるのは力強い基礎です

人間は激流をも跳ね返すこの足元を見て、人間の弱さを知るのです

弱さとは人間が限界だと思う事ですよね

この橋は人間の限界とは何か?を教えてくれていると思いました

 

と、ここで、あもんは何故か、昔綴った詩を思い出しますw

突然ですが、ここで詠みます!!

 

『限界は』

もし君が限界を感じたのならば

それが君の意志なのか尋ねよう

尋ねる相手は誰かではなく君だ

今の君と明日の君が反発し合い

葛藤の末に導き出した答えこそ

君の明日の意志で限界ではない

明日と明後日の意志はまた違う

明日の君と明後日の君の戦いは

勝負はあまり重要でないだろう

未来に限界があるということを

意識し挑み続ける意志があれば

今日の君の限界は限界ではない

君の限界は意志により延命する

君の限界は果てしなく延命する

それで君も果てしなく延命する

あもん詩集~情熱ラーメン490円~より

 

まことに申し訳ございませんw

あまりにも感動し過ぎて逸脱してしまいましたw

松田さんの情熱が凄すぎて、暴走してしまいましたw

 

ということで、続きます