あもんは基本的に早寝早起きである
夜勤がない日は
0：00にはおやすみのチューを待ちつつ眠り
6：00にはおはようのチューを待ちつつ起きている
よく若者は朝ギリギリまで寝てガバッ！と起き
数分後には通勤路を走っているらしいが
あもんはそれができない
若者のときからできないのである
あもんは
『朝は時間がかかるの～♪』という
乙女以上に時間が掛かる三十路ボンバーである
願わくば、地球より早く目覚め
昇りつつある太陽さんに『おはよ～』と言いたい派なのである
そんな朝の貴重な時間に
あもんは調子のいい時は詩を綴ったりしているが
たいていは『めざましＴＶ』を見つつニコッとしている
特に『めざまし土曜日』はあもん好みがよりどりみどりのため
ニコニコッとしている
調子がいい時は『めざにゅー』ニコッまでする始末だ
そのニコッの間にあもんは朝食を作る
毎日、花婿修行のために卵料理に時間を費やしているのである
あもんの朝食はいつもパンである
パンと卵はとても相性がいいのをご存じだろうか？
君たち、前世は夫婦だったのか？と尋ねたいくらいである
夫婦の中でも会話が無くても“あ・うん”で毎日を淡々と過ごしている仲良し夫婦のようである
卵に少し醤油を入れ半熟に焼き
それをパンにのせてマヨネーズをかけて食べる
というのがあもんの基本であった
卵オン卵調味料で朝一からまったりするのが好みである
戦に行く朝なんかは時間が少ないため
パズーの朝食をしてみたりする
ハムがあればハウルの朝食なのだが
なかなかハウルみたいにかっこよくはできないのが残念である
甘くせつない乙女な朝を迎えたときは
卵にどっさり砂糖を入れ
あなたをやさしく包み込み焼く
ちょっぴりオコゲの苦味は乙女の恋心みたいである
ちょぴりセレブに憧れた朝には
贅沢にも卵を２つとぎ
多目の砂糖と引き締めの塩を入れ巻く
あもん的にはこれでセレブであるから
安上がりである
ちょっと浮気心が沸いたジゴロな朝に
酸味と甘みを舐めたくなってきて
ブルーベリージャムをかけたりするが
やっぱり君が忘れられないと
もう一枚、パンを焼く
やはりあもんは一途なタイプである
惚れたらとことん惚れるタイプである
最近の流行りとしては
ケチャップの完成度に気付いたため
甘口のスクランブルエッグに
ある馬鹿詩人の名前を書いて食べる
あもんパンを食べると
もっと馬鹿詩人になれる気がする
とろけるチーズでリッチテイストを気取ってみたが
パンを焼いた後にのせただけでは全くとろけないみたいだ
朝からドンマイあもん♪である
あもんは基本的に早寝早起きである
こうした朝の一時に綴ったあもん詩は多い
貴重な朝のひとときを堪能し
あもんは今日も仕事に行く
あもんは基本的に早寝早起きである
帰宅後
芋焼酎お湯割りをマグカップ3杯飲んで
いつの間にか布団に入っており
目が覚めると朝である
そんな毎日だからである
だけどまだ
おやすみのチューと
おはようのチューは
未体験であるww