この記事は2009年12月にアップした記事です
たまごを制するものは料理を制する
なんて格言を耳にした
そうかたまごなのか~
料理界に殴り込みをかけるあもんのターゲットは決まった
卵料理に挑戦である
とあるスーパーで最強アイテムを発見した
ふっくらたまご焼きだし
準備は万全である
とりあえず卵焼きから作ってみた
なんじゃこりゃぁ!!
全くもってマズそうである
しょうがないから
食パンにのっけて食べたのである
リベンジした
なんで出来んのんじゃぁぁぁああ
お前なんてグチャグチャたまごにしてやるぅぅぅぅうう
いつものパターンである
オムレツに挑戦してみた
相変わらずである
映画“たんぽぽ”のオムレツじゃねぇぇぇえええ
結局、余った卵はこう料理した
これが一番である!
あもんは悩んだ
そして思った
師匠に教えてもらうしかない と
あもんは早速実家に向かった
『母さん。卵焼き教えてよ』
『えっどうしたん?卵焼きは難しいんよ』
『卵焼きを制する者は料理を制するんじゃけんね』
あもんの師匠が言った
師匠曰く
必要なアイテムは二つある
たまご焼き器(本気を出さないといけないらしい)
油引き(100均に売っているらしい)
使用する卵は必ず2個である
師匠の教えが始まった
『味付けはスプーン4分の1の塩とスプーン一杯の砂糖じゃけん。これがあもん家のあじじゃけんね』
『卵はくちゃくちゃに混ぜるんじゃないんよ。白身を箸で伸ばすようにまぜるんよ』
『早よう、卵ひっくり返えさんにゃ~こげるじゃろ~』
『半熟ぐらいでひっくり返すんよ』
『ひっくり返したらすぐ油ひかんにゃ~』
『料理は手際良さが決め手じゃねけんね~』
あもん母はスパルタである
思えば毎日お弁当を作ってもらっていた高校時代
今より数倍のドカ弁を持つあもんはいつも思っていた
『また、卵焼きがいっぱいじゃぁ』
『べんとう箱を埋めるための作戦じゃのぉ~』
一人暮らしを始め、無性に卵焼きが食べたくなったあもんは
居酒屋にて卵焼きを注文していた
しかし『なんかしっくりこんのぉ~』と思っていた
修行を続けるあもんは気付いたのである
卵焼きの味こそその一族の継承された味であり
それを受け継ぐという事は
一族の味を守るということである
よって
卵焼きは弁当の主役である
修行を続けること数日
あもんはここまで成長をした
卵焼き
(あもん作)
そして卵焼きはここまで進化する
お弁当
(あもん作)
いつかはキャラ弁を作れるようになりたいです♪
修行が終わったあもんは言った
『卵焼き制覇じゃぁあああ』
すると、あもん母は言った
『卵焼きを制覇せんでもええけぇ‥』
『早く作ってくれる人連れてきんちゃいよ』
あもん母はやさしく厳しい母である