この記事は2009年8月にブログアップした記事です。
『あもん君の好きな食べ物って何?』
たまに聞かれる質問である
あもんはいつも決まってこう答える
『じゃがいも↑』
あもんはじゃがいもが好きである
あもんがじゃがいもが好きな理由は
『美味しいから』である
どんな料理も美味しいからである
男は美味しいものを美味しいというものである
ビールのおつまみはポテトチップス
ブランド指向を確立されたカルビーさん
王道のナビスコさんも最近はテクニシャンである
コイケヤさんの勢いはビックウェーブを掴むのか?
あもん的ベスト1はカルビーさんの
『のりしお(西日本版)』である
カルビーさんの戦略にまんまとハマったあもんである
東のみなさんがちょっぴり可哀そうでもある
ポテトチップス産業
いと をかし である
さて、あもんが実家に帰った時
7割の確率で食卓に並ぶものがある
『ポテサラ』
さすが、あもん母である
伊達にあもん母を長年こなしていない
『あんたが帰らんと作らんのんよ』
『じゃけ~持って帰りんちゃい』
あもんの帰り際のあもん母のいつもの台詞である
あもんももう、立派な大人である
いつまでも親におんぶされてはいけない
だからあもんは巣立とうとするのである
母から巣立つためにあもんもポテサラを作るのである
男の料理で一人前になるのである
メイン食材のじゃがいもはあもん父作である
さすがあもん父
大きな人だ
父の大きな意志を受け継いだあもんは
じゃがいもを茹でる
情熱を注ぎ茹でる
沸騰してコンロの火が消えそうになっても情熱は注ぐ
デカじゃがに箸がとおるまで燃えるのだ!
ここで男のアイテムが登場をする
大きな男は細かいことを言ってはいけない
どんな食材にでも入魂するアイテム
『あら塩』
デカじゃがに箸がとおるまで燃えるのだ!
ここで男のアイテムが登場をする
大きな男は細かいことを言ってはいけない
どんな食材にでも入魂するアイテム
『あら塩』
情熱が加速しているときに
男は休息をしてはいけない
戦いに休息の余地はないからだ
じゃがいものお相手となるきゅうりさんを刻むこととする
妖艶な容姿のきゅうりさんは女性である
静かにそっとやさしく扱わないといけない
出来るだけ薄く繊細に刻み
『ガリッ』とではなく『シャキッ』という返事を期待する
男は女性になめられてはいけない
よって、刻んだ後にはあら塩で締めるのである
だが、相手は女性である
乱暴に扱ってはいけないのだ
なめらかに愛撫するように男を染み込ませていく
そして艶やかなきゅうりは出来上がるのだ
今日のポテサラの助演は彼らである
どんな役でもこなす大物俳優である卵さん
今日はあら塩と砂糖の衣装を着てもらった
名脇役で評判のロースハムさん
男の料理では刻むのではなく、ちぎるのだ
完成度の高い俳優であるシーチキンさん
彼にはそのままで出演してもらうこととする
よし!みんな集まれ!
皆ども踊りまくろう!
歓喜と共に踊ろうじゃないか!
見事な色彩である
唯一の女性であるきゅうりを引き立て役に
卵とロースハムがいい仕事をしいる
一見目立たないシーチキンも染み込んだ油がきゅうりを輝かせている
そして全てをやさしく包んでいるじゃがいも
じゃがいもこそ男の役割なのである
広島の宝物である
濃厚なこのソースは大量の野菜を使う『お好み焼き』との相性が抜群であるが
男はここに入魂したのである
男はこう言った
『濃い男になるためには遊び心が必要だ!』
こうして
男の料理『ポテサラ』は出来上がった