女性の分析 | あもん ザ・ワールド

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神様は何故 男と女を創ったのだろう

アダムとイブは何故 恋をしたのだろう

男と女がいる限り終わらないラブストーリー

喜怒哀楽はラブストーリーに欠かせないスパイス

みんなスパイスもっているもん

みんなイズムもっているもん

みんなハッピーほしいもん




あもんが独断と偏見で語るこの女性論

決して参考にしないでください











主張します!「女性の分析」







先日の飲み会で
会社の先輩事務姫との席があった
あもんの仕事はほとんどが現場直行直帰なため
会社でウロウロすることはあまりない
よって数少ない事務姫には会う回数も少なく
部署が違えばほとんど会話をすることもない
会話があっても、もちろん事務的話が主で
プライベート話で話しこむということは皆無に近いものである
それに加えあもんは自ら話しかける性格ではなく
会社ですれ違う時の会話と言えば「お疲れさまです」ぐらいなものである







しかしその事務姫たちが集まれば
無数に張られているアンテナを武器に
数少ない情報の中から多くの噂を創造し
噂が噂を超え現実になってしまうという
超怪奇現象に近い魔力を放ってしまう
そこでは『エロイムエッサイム』と魔法陣を張っているのかと疑いの余地もある
噂を現実にするというこの崇高な術は
日々の何気ない「観察」が最も重要で
いたって普通にごくごく普通に
「あもんさん お菓子食べます?」というアクションにより
あもんが甘いものを食べられる人種だという情報をゲットし
他の仲間からの情報と融合させ
「お酒好きでも甘党なあもんはきっとコーヒーはブラックだろう」という事実を
休憩時間に同室する機会がなくても確かめることができるのだ









「あもんさん ってどんな人」という質問は
唯一同部署の事務姫には日常茶飯事らしく
「えっ 休みの日にはバイクに乗ったり、たまに無理矢理仕事を休んで一人で沖縄や北海道に旅しているらしいよ でも よく知らないけど‥」
という答えがやっとらしい
しかしそこから最新ウインドウズにも勝るほどの分析力を持つ事務姫達は
「あもんは日本全国に彼女がいてどこかで悪さをしている」とか
「一緒に旅をしても全然構われず、たまにギュッと抱きしめて女性のハートをつかむのが得意だとか」

嬉しいような悲しいような既成事実をこの世に誕生させているのである












結果、このはじめての事務姫飲み会の席にて
あもんは執拗な質問攻めに出合う
けれど、彼女達は決してあもんの機嫌を損なうことをせず
バッティングセンターで指定速度を間違えた一球目のような
するどいストレートで攻めてくる
「あもんさんって こんな人だよね」
「あもんさんって 歴史の人物では○○に似ているよね」
「あもんワールド ってこんな感じ」
「あもんさんって ‥‥」


「えっ なんで分かるん?」











あもんはいつも完敗である
決して隠している気はないが
会社ではあまり「自分」を主張しない性格な故に
凄すぎる事務姫の「あもん分析」には完敗である










「あもんさんって 彼女おるん?」
「あもんさんって 人にマジで惚れたことあるん?」
「あもんさんって フラれらことあるん?」

その何気ない質問に全くもって嘘をつかずに答えるあもん
その小さなひとつの情報が
明日からのあもん人格を形成させるのに
彼女たちにとって何の苦労もないというのは言うまでもないだろう











実を言うと
「詩人 あもん」という存在は会社の人には誰一人にも言っていない
仕事とプライベートの壁を大事にするあもんは
これからも会社の人に「詩人 あもん」を紹介することはないのだろう
しかしこの事務姫たちは
あもんとの事務的なメールなやり取りや
○○お願いしますという置き手紙等の小さな情報を飛躍させ
いつかこの事実にたどり着いてしまうのではないか!!!
そんな恐ろしくとも楽しい飲み会だったのである











明日の仕事もきっと楽しいだろう



そう思わせてくれる事務姫たちは


会社にとって宝物である

 

2009年7月記 あもん御年34歳