9日目突入です。
明日で10日間連続・・・、この記録はキープしたいですね。
さて、先日、久々に新規店舗開拓に乗り出しました。
場所は・・・西荻窪。
この近辺がテリトリーの方と、以前から呑みに行こう呑みに行こうと話をしていたのですが、なかなか機会が合いませんでした。
そのうち、私が転職し、今となっては別々の会社勤務になるのですが、メールなどでのやりとりは続いておりましたので、1年半越しくらいでしょうか、念願かなって西荻窪探訪となった次第です。
18時に西荻窪で待ち合わせ。
ちょいとぶらぶらと歩きつつ、聴覚・嗅覚と第六感を研ぎ澄ませます。
大げさなんですけどね、おいしいお店探すときは何となくこんな感じで。
で、事前にネットで調べたお店なんかも参考にしつつ、歩いていたのですが、事前調査が全くあてになりませんでした。
(後で、聞いたところ、2~3か月前に潰れたそうな・・・。食べログはコミュニティーとしては最高だけど、情報が新しくないので注意ですね。)
という中で、生ビールにプレミアムモルツを扱っている “きっすい ”(KISSUI) というお店の暖簾をくぐりました。
ほんとは漢字の店名なのですが、漢字変換がなかなか出てこないし、ヤフーグルメなんかで調べても、ひらがな表記だったのでご勘弁ください。
まずは一緒の人のことを考えず、プレミアムモルツ生と黒糖焼酎のロック!
ここから でもよくやる焼酎ビールのコンビです。
びっくりしてましたけどね、口をすすぐのは水かビールが最高なんです。
このお店、メニューも豊富で、しかも安い。
一品もののメニューが大体、500~700円前後くらい。
量が少ないわけでもなく、他のお店なら1000円前後は取るでしょう。
なもんで、あまり気にせずオーダーしてた私はまた太っていくのでしょうか?
お勧めメニューは 〔上州麦豚〕骨付カルビ(たれor塩)…650円
たれ塩どっちがお勧めですか?と聞きながらオーダーしていると、
「好みですからねぇ・・・半々に盛りましょうか?」とのサービスに感動でした。
ちなみに、好みというより、どっちも美味しかったので、これ再度注文するとき迷うわぁ。
初めてなのに、気さくでご満悦の酔っ払いでした。
さて、次の呑みモノをチョイスするためにメニューを見ながら・・・メニューにない焼酎がカウンターに並んでいます。
その中で、異光を放っていたボトルがありました。
それが・・・
陽出る國の銘酒(ヒイズるシマのセエ) 黒糖焼酎 44度

真ん中の細長いボトルがそれです。
黒糖焼酎で有名な 朝日酒造の原酒。
それも、自社栽培のサトウキビを使って醸造した、なにからなにまで朝日酒造の手作り黒糖焼酎なのです。
毎年醸した原酒を、熟成貯蔵を5年間を経て、ついに陽の目を見ることになった、原酒だそうです。
これ、呑まずに外したら ひよっこ酒仙の名が廃ります。
もちろんロックで即オーダー。
後から聞いたところによると、めっちゃ嬉しそうにオーダーしていたらしいです。
しかも、何と最後の一杯だったそうで、ボトルは空になりました。
まずはグラスから立ち上るその香りは、力強く良酒の予感を与えてくれます。
一口呑んでみた。
原酒なので確かにアルコール度も高く、舌への刺激が心地よいなぁ・・・
と思った矢先、黒糖の香りと甘ーい黒蜜のようなコクが口中にぶわぁぁ!と広がります。
その後、長い長い余韻を残しながら、胸の奥が高めのアルコール度で熱くなりました。
こりゃ効くわ~。
ところで、お酒の名前がなかなか凝っていますね。
『陽出る國(ヒイズるシマ)』とは 『喜界島』の意味。
つまり 『喜界島の銘酒』という意味だそうです。
私が呑んだのは2001年醸造のものですが、そのご、2002年、2003年がお目見えしている様子。
そしてなんと、2009年7月22日 喜界島で見られるという皆既日食記念に、
「陽出る國の皆既日食 」 という無濾過焼酎まで発売されるらしいです。
喜界島、ひょっとしたら、今年ブレイクするかも知れないっすね。
