鳳凰美田 熟成秘蔵梅酒 15度~16度 | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

こんにちは、酔っ払い管理人です。

はやいもので、もう年末です。
12/1をもって、転職して一周年です。
思えば、この一年、いろんなことがありました。

転職したての頃は、職場に慣れるまで結構辛い日々ではありましたが、最近は仕事が楽しく感じています。
また、出張する機会が多く、地方の酒に出会う機会も増えて、酒仙を目指す私としては、良い環境です。
ひとつだけ残念なことは、出張すると言う事は、外食の機会が多く、貯金が全く貯まらない。
いっつも小遣い素寒貧です。


さて、ここ一週間で酒に関する話題がいくつかあるのですが、ひとつひとつが重いので、今日は、12/1の話。


転職一周年、ということもあり、職場の同僚達と我家で鍋パーティーです。
鍋の具は楽天ショップのひとつから、1.4Kgのカニ。
そして、飲み物の酒は酔っ払い亭で揃えていたのですが、各出席者からも持ち寄りがあり、
日本酒4合瓶(中取り生酒)・・・1本。
日本酒4合瓶(純米大吟醸)・・・2本
梅酒500ml・・・1本
赤ワイン・・・1本
ロゼスパークリングワイン・・・1本
黒糖焼酎原酒300ml瓶・・・1本
とお酒がいっぱい!
カニの鍋より、私は酒がいっぱい集まった事にワクワクしています。
(どちらかというと、カニは身をほぐさなければならないので、苦手。。。ほぐした身なら好きですけどね!)

今日から、それらを、ひとつづつアップしていきまーす。

まずは、梅酒からかな。
同僚の男性社員からの頂き物です。



鳳凰美田 熟成秘蔵梅酒 15度~16度
鳳凰美田梅酒1 鳳凰美田梅酒1


以前、ここでも紹介した、鳳凰美田 の日本酒を使って造った梅酒です。
栃木県産高級梅、宮ノ梅を使用しているらしい。
熟成秘蔵梅酒・・・通常「秘蔵酒」というと、製造してから5年以上貯蔵した古酒のこと。力強い酒の場合、長期間の熟成の結果、独特の風味が桑かって、味が丸みを帯びて、コクがでます。腰の弱い酒を長期間寝かせると、渋みが増しエグくなると言われていて、製造した蔵の自信などから、秘蔵酒と呼ばれているといいます。


ということは、この酒、期待しても良いのか。
また、ボトルが個性的で洗練された味を期待させます。
(1800mlもあるけれど、それは一升瓶に入って味気ないから、このボトルにしたとのこと。うん、それは正解。)


香りは普通の梅酒とあまり変わりなし。
梅の香りと、甘いリキュール系の香りがほんのりします。


一口呑んでみた。
一瞬、梅の香りが口の中に広がった途端、梅酒独特の甘みが押し寄せます。
しかしながら、甘ったるいわけではなく、さらりと後に消え、後味はすっきりです。
甘みと梅の酸味とがバランスよく融合しており、梅酒というよりも、ちょっと上品なカクテルでも呑んでいるかのようでした。


扱っている酒屋のホームページでは、ロックかストレートをお勧めしていますが、私はロックの時に、少し氷の溶けた状態のもののほうが旨味をかんじました。
甘さがさらに抑えられ、中に隠れていた梅本来の風味が際立ってきました。
あえて、氷なしの水割りなんかにしてみても面白いかもしれません。
あっ、もちろん、どちらもキリッと冷やした上で、梅酒:水を1:1か2:1くらいの割合で。あまり薄めないほうがよいですね。

濾過やその他の添加物などの処理を一切行っていないとのこと。
そのため、梅の果肉や澱で濁っていることがあるそうですが、それはそれで、ふぁんとしては嬉しいですね。


鳳凰美田 を造っている蔵元は、小林酒造。
栃木県小山市の西にあり古くからの酒蔵が多く残っているゆたかな田園地帯の中にあります。
わずか生産量600石という小さな蔵で、「鳳凰美田」の他に「美田鶴」という酒も造っており、どちらも高品質の割りに驚くべきコストパフォーマンスと言えましょう。
★平成15年 全国新酒鑑評会金賞受賞
★平成16年 全国新酒鑑評会金賞受賞
と、2年連続全国新酒鑑評会にて金賞を受賞してる蔵元です。