こんばんは、酔っ払い管理人です。
巷は三連休、初日の今日に久しぶりに旧知の友人を家に招待して、呑みました。
その友人は、e-toner.net(イートナー・ドット・ネット)
という、トナーリサイクルをネット通販している「株式会社アベンティ
」の社長さんです。
まぁ、社長さんといっても、29歳と若く仕事への想いを熱く語りあえる、よきライバル・・・んー、志を同じくする冒険者って感じですかね。
なにかの鍋にする予定だったのですが、総勢が三名ということで、つまみを買って寿司でも取って呑み明かし・・・いや、12時にはお開きにしたので、語りまくった次第です。
さて、目指せ酒仙の本題は、その彼の持ってきたお土産!
一升瓶の大きさの、綺麗に包装された箱が手にもたれていました。
「おー、これお土産」と軽く手に渡されましたが、結構いい焼酎を呑むことを知っている管理人はちょいと期待をしながら開けてみました。
すると・・・
期待をいい意味で裏切る一品
それが・・・
村尾 限定品 甕壷仕込み 25度
村尾酒造の限定酒。
明治35年創業の村尾酒造の造りです。
酒造の名前・・・というよりも、杜氏の名前そのものを焼酎の銘にしているところからも、造り手の思いいれが感じられます。
三代目杜氏・村尾寿彦氏は、変革を恐れない人で製造に用いる蒸留器を何度も改良しているそうです。
常に進化し続けている銘柄と言えるでしょう。
あの森伊蔵までとはいかないが、既に稀少プレミアム化していて、入手困難と言われている焼酎でござる。
ちなみに「村尾」は呑んだことがなく、思わず叫んでしまいました。
さて、いくらプレミアムといっても、呑まなきゃ意味がありませんので、モチロン即開栓!
グラスに注いで香りを楽しんでみた。
ほんとに楽しむという感じで、芋焼酎独特の香りがストレートに、鼻の奥を刺激します。「癖のある」とか「臭い」とか「嫌味のある」といった芋焼酎の香りに対する、否定的な要素は感じず、ただひたすらに、純粋な芋の佇まいを背中で語っているような、魅せざまのです。
人当たりの良い焼酎が世に持て囃される中、この香りは正に硬派一直線ですね。
一口呑んでみた。
まず、最初の口当たりは非常にまろやかで、先だって呑んだ「極上森伊蔵 長期洞窟熟成酒」を彷彿とさせる柔らかさです。
しかし、これだけで終わりません。
なんとこの酒、呑み口の柔らかさに続き、芋の無骨な甘さ、ただひたむきな力強さが宿っています。
しかしながら、決してとげとげしくなく、純粋で素朴な、躍動感ある丸みがあります。
折角一升瓶であるので、ロック、お湯割りと試してみましたが、どの呑み方をしても、村尾の力強さを感じることができます。
個人的な好みと季節感からのお勧めは、やっぱお湯割りですね。
芋のお湯割りは、香り花開き、体と心が温まります。
さて、もらってばかりでは申し訳ないので、昨日は、自宅蔵の酒を片っ端から振る舞いました。
「極上 森伊蔵
」
「ダバダ火振
」
「蔵人秘伝
」
「いも神
」
「萩の露 芳弥 特別純米 2002序-ことはじめ-」(5年熟成古酒)
「マッカラン レッドラベル
」
そして・・・
寿司をつまみながら、お互いが今、一番気になる「人材」について、熱く、深夜まで語りまくった日でした。
真剣に、これからの仕事について考え、今までを振り返ることができた、楽しい1日でした。
しかし・・・、いくらのん兵衛でもそんなに一気に呑めるわけでもなく、村尾
はまだ半分程残っています。
さて、今年も花見にでももって行くかぁ!