先日、久しぶりにどかどか団
に呑みに行きました。
部署異動で新宿勤務になってから、どうも足が遠のいてしまって、ホント、ストレスのはけ口がなく困っています。
ブログではいろいろ新メニューが増えていて、行かれないのに、それもストレスを溜めますな。
というわけで、お久しぶりに顔を出したのですが、相変わらず忙しそうで、活気が良いので、嬉しいです。
ちょっと雑談をかわしながら、最初にもらったのが「梅美田」という梅酒をもらいました。
(梅美田の感想は後日アップします。)
その後、少し料理が落ち着いた頃に、私の呑んでいない酒は・・・・ということで、冷蔵庫から出てきたのがこいつでした。

こいつは珍しい精米歩合が80%の「低精白の純米酒」。
精米歩合とは、酒米を磨いている割合のことで、残っている%が表記されます。
すなわち、60%なら40%は磨いているということです。
大体普段に呑む酒が、60%~50%の吟醸酒。
贅沢するときには、山田錦で35%の「松の司」や「獺祭」を好んで呑む、酔っ払い管理人です。
しかし、この酒は80%。
あえて、精白度を抑え、米そのものの個性をたっぷり楽しめる造りをしているそうです。
その為には、酒米(山田錦)は良質なものを使用しなければならないでしょう。
呑んでみた口当たりは、最初無味のように感じました。
と、思ったその直後、ご飯を良く噛んだときのような、米の風味と甘味がブワっとひろがり、さらに舌先にピリピリとした辛さを感じます。
そして、しばらくその風味が余韻として持続したかと思うと、ある一点で潔く、フっと消えます。
さらに、普通の日本酒より、1%~2%程高めのアルコール度数は、余韻が消えた後も胸の奥に熱い物を残します。キックが長いとでも表現しましょうかね。
どかどか店主も書いていますが、タフなお酒に仕上がってます。
久しぶりの酒なので、チビリチビリと呑んでいたのですが、冷蔵庫から出した直後に呑むよりも、少し常温に近くなってから呑むほうが、このお酒の造った意図がはっきりと現れていいかもしれません。
力強く芳醇な味わいが際立ちます。
と、これでどかどかに呑んでない日本酒はないワイ、と思っていた矢先に、日曜に新酒がアップされとる!
嬉しいやら、気が急くやらで大変です。
早く飲みにいきたーい。