西へ・・㉑上州から信州へフォッサマグナの旅 | 京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人

ブルーベリー養液(水耕)栽培ってホントのところどうなの?という方。設備メーカーのホームページではわからない実態がここでご覧いただけます。さぁ、あなたも魅惑のブルーベリーワールドへ!!

こんにちは。

まだまだ家に帰りつけないブルーベリー職人です。

そろそろ家のニャンコがアテクシの存在を忘れてしまっている頃です。

あいつら薄情だから・・・

帰ったら、「あんただれ?いたっけこんなやつ??」とか言いそう。

こんなとき、ワンちゃんはいいのかなぁ、きゅーんきゅーんと鳴いたりして。

 

上州妙義山のふもと、安中市にて観光農園を創設されるOさん。

実は関東甲信越の施工時にあれこれお手伝いいただいておりました。

お住まいは高崎市ですが、精力的にあちこちお越しいただきました。

ですので、ご自身の施工も、無理なくムダなく、施工されておられました。

配管設置と並行して、コントローラ設置試運転を行います。

 

これが妙義山です。なんともごつごつして男性的な山。

好きな山の一つです。

 

設置試運転を終え、次に向かいます。

途中佐久市や茅野市にも生産者さまがいらっしゃるのですが、今回はお許しください。

 

諏訪発祥という、ハルビンラーメン。

信州人のソウルフードとも聞いております。

 

いやぁ、うまいうまい!!

上越市の「ニューハルビン」はバイク乗りの間では聖地として有名だけど、なんか関係あんのかな??

 

先をいそぎ、伊那谷に入ります。

上伊那地域にはソーラーシェアリングのところが6か所あります。この地域のブルーベリーは前職時代、養液栽培の取り組みが18年ほど前にあったのですが、失敗したことがありました。

その原因は当時はわからなかったのですが、あとあとのリサーチで納得のいく原因を突き止められました。

その経験があったおかげで、もっと厳しい環境の東北や北海道でも栽培がうまくいくようになったのです。

 

機械(コントローラ)、培地、肥料、ポット、品種、・・・

どれかが一つ欠けても成立しないこの栽培方法なんですが、ほんとうに大事なのは「ソフト」というノウハウの蓄積なんですよね。そしてそのソフトは、当方だけでは成立しない。

生産者さんとのキャッチボールで生まれてくるものです。

上手な生産者さんはこちらの気づかないでいた引き出しを上手に開けてくれます。それがまたなんとも悦、なんですねぇ。

そこは安い高いではない、違うスタンスの評価基準があります。

一つ一つはなんでもないことだったりするんだけど、地層みたいに何重にも重なるとものすごいことになるんです。

このあたりがいわゆるパクリでは決して対応できない部分ですね。

 

ソーラーシェアリングでの展開をガシガシ進めていらっしゃるSさん。コントローラを2台2か所にそれぞれ据えて試運転OK。

 

今日は恵那トンネルを抜けて多治見まで。

 

あの店、今日やっているかなぁ???

いよいよ中部東海地方に入ります。

 

ではまた時空の輪の接するところでお逢いしましょう。