雨が一時しのぎに止んだ、今日。
一本の電話が鳴りました。
相手先は佐賀県の方。
前職時代から何かとおせわになり、
独立後もいろんなサポートをしていただきました。
「地元でブルーベリーの栽培話が持ち上がっているから、あんた来てくれんねー」、と。
ほかにも有名なメーカーさんがあるのに、わざわざウチに・・・。
いや、うれしいのはそこではありません。
もともと数箇所のブルーベリー導入を図った同地域でしたが、
局所的に生育がどうもうまくいかないところがありました。
時はブルーベリー養液栽培の導入全盛期。
一部の心無い人からは、根も葉もない噂を流されて
その後の普及活動に支障をきたしたこともありました。
(その分、新技術の導入が遅れて国内産地は海外に遅れをとりましたが)
生育がうまくいかないのはなぜだろう、
その原因をひとつひとつ突き詰めていくうちに
いろいろなことに気づいてきました。
その気づきを形にする場所は新天地しかありませんでした・・・。
失敗ではないけど、
予想に反して生育が思わしくなかった生産者へ、
もう一度、チャンレンジして欲しい、(勝手ですが)、と。
そのチャンスがめぐってきたのです。
おとといの静岡の方にも、
昨日の滋賀の方にも、
先週の愛媛の方にも、同じことをお伝えしていますが、
「業者としての売上」より
「生産者としての成就」を重きにおいた新システムで
かの生産地に赴きます。
ブルーベリーってすばらしいじゃないか!!って
思ってもらいたいから。
売上優先ならこんな仕事やってられないでしょうね。
では、あの方の笑顔を見にいって来ます!!