障害特性への理解の先に何があるのか | amll-njのブログ

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アメリカでの子育てについて、教育を中心につらつらと発信します

海外から日本の主にNHKを放送しているチャンネルを契約しているのですが、

ドラマは放送局問わず広くやっていてよく見ます。

 

で、今回はこちらを見てみました。というより朝ドラの後すぐに始まったので見てみました。

何となくこの原作の存在は知っていたのですが、ドラマになっていたんですね。

私は興味がありましたので、6巻まで昨日読んでみて、思うことをつづります。

 

障害特性への理解は進んでいる

要するに、今回のドラマでは境界知能の女の子のお話でした。

境界知能がどんなものかはLITALICOさんが詳しく説明されています。

境界知能にある子どもの特徴とは?支援や大人の特徴も紹介【専門家監修】

 

境界知能の方に必要なのは、できるだけシンプルにゆっくりと説明して理解を促していくということかと思います。

 

発達障害についても同じことが言えるのですが、理解は進んでいるのではないかと思います。

 

理解とは相手のできることとできないことを知ること。

 

さて、皆さん。

8割の人間ができることができない方を目の前にしたときに何を思いますか?

 

「私は境界知能なんです」

 

と言われたときに、多くの方はできないことをサポートしようと思うのではないでしょうか。

とても大切なことですし美しい気持ちです雪の結晶

 

でも私は障害を受け入れるというのはこの理解の先にあるものではないかと考えています。

 

 

個人と接する意識

相手は人間なんですよね。

で、障害がない人はみんな一緒かと言えばそうではなくて価値観も強み弱みも多様ですよね。

 

それと同じように障害がある方もみんな違うんですよね。

一般的にできることできないことと定義されていることはありますが、

できないと思われることが実はできることもあるんですよね

 

自閉傾向があったってコミュニケーションが問題なく取れる人もいますしおねがい

 

日本人に必要なのってこれからは障害への理解とともにその障害を持っている人の個性をしっかりとみる力なのかなと思います。

障害があったってなかったって、できることとできないことはあるわけですよね。

そのできないことをカバーしてあげるという意識である限り、生きやすい社会にはなりません。

 

もちろんカバーしなければならない部分はあるでしょうけども、カバーするべきところって基本できないことですよね。

相手の弱点ばかり見ているうちは、おそらくいつしかなんで私ばっかりやらなきゃいけないの⁉とか思うようになるんですよ。

要は、その人の持つ可愛さだったり、素晴らしい部分だったりがあるので、それを見逃さないでほしいと心から思います。

 

問題行動はそういった受容の先に、減っていくと私は信じています。

 

ちなみに、こちらのドラマもすごく大好きで見ているのですが、

このしずかちゃんとパパってこれからの多様性との向き合い方をしっかり描いているので大好きですラブラブ

できないこととの向き合い方をしっかり描いているので是非見てほしい作品です照れ