オリジナルのあみぐるみを作りたい
出張レッスンを依頼して下さっている方が、オリジナルのあみぐるみを作りたいと言ってくださってます
これまでにも何度か作りたい形があるという、他の生徒さんの相談に応じてきました
楕円から始めるにはどうしたらいいのか ヒトガタの髪の毛はどうしたらいいのか 顔の形を変えるにはどうしたらいいのか 洋服の作り方ははどうしたらいいのか 尖った形はどうやって作るのかなどなど
生徒さんの思い描くものに近づけるためにどうしたらいいのか、私も一緒になって考えます
まずは、絵にかいてみましょう
生徒さんの想像と、私の描くものが同じであるために、まずは絵に描く、または似たものを写真やイラストで検索してみます(著作権のあるものは販売できませんが…)
基本的に丸みを帯びているものが編みやすいですが、角ばっていても編めないことはありません、まずは目に見えるものにして、作るためのポイントを考えてみます
材料はなるだけ同じブランドで
あみぐるみを編みやすく、私も愛用してますピッコロの毛糸は色も豊富です
メーカーやブランド(名称)を揃えると編み幅が揃うので見た目にも綺麗ですね
ちなみにピッコロは糸が割れにくく編みやすいです
糸を選ぶとき、
高い毛糸はもったいない気がする安い毛糸でいいんじゃないかと、思いがちです
確かにその通りな面もあるんですが、はじめだからこそ、編みやすい、ちょっとお高めの毛糸で編むということも、実は大事です
かぎ針もそう、ちょっとお高めのかぎ針で編むと、手放せなくなりますよ(笑)
はじめだからこそ、楽しく編みたいと思ったらスイスイ編めるかぎ針と糸で、編んでみることもいいと思いますただし、そこで、生徒さんの言葉
「失敗するんじゃないかと思ったら、なかなか手が出せないんです」
「先生みたいにスイスイと作れないから、糸をムダにする気がします」
これ、実はえええ～💦でした
私は販売するための編むという作業を、七年続けてます、はじめの頃は在庫も抱え、売れないと落ち込み、考えた形が売れず、また、思い通りの形が編めず、四苦八苦しましたし、今でも二苦六苦(少し減った)くらいはしています、スイスイと編んだことは一度もありません、
イベントに向かう度にドキドキし、他の作品はすごいなぁと、感心し、落ち込むことも度々です
糸の在庫もたくさんありますし、イメージと違ったと、お蔵入りになった糸やデザインもたくさんあるんです
たぶん、作家の皆さん、同じような体験をしていると思います
ようはそこで、
続けるのか続けないのか
挑戦するのかしないのか
だと思います
あみぐるみ 作りはじめの作品たち
今でこそ、花ロバとおだんごちゃんと、かぶりもののくまさんを繰り返し作ってますが、定番が出来るまでは色んなものを編んでました お顔も一定してませんね💦
たくさん失敗して、たくさん作る
失敗を恐れていては何も生まれないというのは何においても言えることだと思いますが、もちろん、こういう製作をする作家の私たちにも言えることですよね
でも、大丈夫、
あなたはもう一歩を踏み出してます
わたしにアクセスしてレッスンを申し込んで下さったのですから、一歩を踏み出してます
貴重な時間をわたしとの時間にしてくださり、ありがとうございます、そのお気持ちに応えるべく、私は最小限の失敗で済むように、一緒に試行錯誤していこうと思います
その失敗から産まれるものが笑顔でありますように
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