エアビーのチェックアウトは10時だったのですが、
オーナーさんのご好意で12時になりました。
１０年前の私なら、最後の観光を楽しんだと思うのですが、、、
今は、次のフランス旅行に備えて自分の体を整えてあげるのが一番なので、
エアビーでノ〜ンビリしてました。
オーナーさんが来て、空港への行き方の話になりました。
私はソルまで歩いて、地下鉄でヌエボ・ミニステリオス（？）に行き、
乗り換えて空港に行くと言ったのですが、、、
オーナーさんは地下鉄の路線マップを見せながら、
ソルから直通でヌエボ・ミニステリオスに行く路線が無いと言うのです。
代わりに、歩く時間は同じくらいだから、地下鉄駅のトリブナルに行く様勧められました。
私がソルを選んだのはソルに行く道は平坦ですが、
トリブナルへはホンのチョット上り坂のせいでした。
いつもだと、他人の言葉より自分のリサーチを信じる私ですが、
先日の＃001バスの件があるので、スペインのグーグルさんはイマイチ信じられず、
オーナーさんの言う通り、トリブナルへ行きました。
坂も思ったよりゆっくりで短かったので、無事トリブナルの地下鉄駅を見つけました。
（この写真はネットからお借りした物です。）
でも、、、第一に、ここにはエレベーターもエスカレーターも無く、
重たい荷物を、エンヤコラと担いで降りる他ありませんでした。
そして、、、第二に、、、切符売り場で、切符が買えません
お隣で、フランス人の親子が切符を買うのに苦労していました。
彼らも切符が買えずに、上に上がって行きました。
私は、降りてきた地元のおじさんを捕まえて、
『空港に行く切符が買えないのだけれど、手伝ってもらえませんか？』
と、勇気を出して聞いてみました。
そうしたら、、、
『空港に行くのはここじゃ無くて、外に出て角を曲がったところだよ』
と言うではありませんか。
『えっ、この荷物を持って上までまた上がらなければいけないの
』
と咄嗟に言ってしまった私。
透かさずそのおじさん、『じゃあ、上まで持って行ってあげるよ』って、
私のスーツケースを地上まで持って上がってくれました。
おじさんが天使に見えましたよ〜
そして、角を曲がったら立派なエレベーターが有りました〜。
良かった〜。
でも〜、、、私の目はお向かいのこちらのビルに釘付け。
サンフェルナンド王立ホスピスでした。
門の柵の中にカメラを入れて写真を撮る私を怪訝そうにみている警備員さん。
エレベーターを降りたところで、空港行きの切符は簡単に買え、
途中の乗り換えもスムーズで、あっという間にマドリッドの空港に着きました。
超近代的なビルでした。
チックインも簡単に済み、サポートをお願いしていたので、
広い空港内もカートに乗ってスイスイとゲートまで連れて行ってもらえました。
オマケに、パリ行きの飛行機が空いていて、3人の席を一人で使い、
コンピューターと食べ物飲み物は違うテーブルを使えたし、
疲れたら、横になって仮眠もできましたので、
スペインの疲れはすっかり捨てて、あっという間にパリに着きました。
だが、しかし、、、世の中全てがそんなに甘い物では有りません
私のイベリア航空はドゴール空港の第三ターミナルに到着して、
姉が日本から来る日本航空は空港の第二ターミナルE、、、
近そうに感じますよね〜。
でも、、、サポートの方に下ろして頂いたのがパーキング側の出口だったらしく、
各ターミナルに行く電車が第３ターミナルにも来るはずなのに、、、
サインが無かったので、気が付きもせず、、、
アホの私は歩いて、歩いて、、、
今、地図を見ても何処をどう歩いたのか見当もつきません。
兎に角、いっぱい歩いて、バスのターミナルのような所を横切って、
やっとターミナル間の電車乗り場に辿り着き、
電車にかなり長い事乗ってやっとターミナル２に行かれました。
が、、、ターミナル２もメッチャ広くて、
姉のいた２Eまではまだまだ長い距離を歩かなければなりませんでした。
と言うわけで、街歩きをした訳でもないし、
空港ターミナルではマドリッドもパリもサポートをお願いしたのに、
この日は荷物を持って一万歩近く歩く事になりました。
あ〜、これでやっと今回の旅行ブログが完了です。
明日からは、（楽しい？）裏話を書きま〜す。