モン・サン・ミシェルでの〜んびり | オレゴンの微風

オレゴンの微風

在米49年、木々のざわめきで知るオレゴンの微風の中に小さな幸せを感じる今日この頃。特別養子で授かった愛しい娘の事や、結婚生活36年でこの世を去ってしまったオットとの日々、それにチワワのむ〜ちゃんを交え、徒然なるままに書くブログです。

安いホテルのせいかなあ。今朝のブッフェも昨日と似たり寄ったりで、、、

明日のブッフェはキャンセルしま〜す。てへぺろてへぺろてへぺろ

 

朝食後はいよいよ島のてっぺんにある修道院を目指しました。

 

下はサンピエール教会の墓地かなあ。

立派な墓地が沢山ありましたが、、、

墓石や土台が傾いているのも幾つかありました。

 

それからさらに坂と階段を登って、やっと修道院見学の入り口に着きました。

開門(?)より45分も早く着いてしまいました。

 

でも、小さな窓から見える鳥さんの写真をとったり、

私たちの隣に並んだ日本人グループのガイドさんが色々説明してらっしゃるのが聞こえてきて、

あっという間に、時間が経ちました。

 

ティケットをスキャンしてもらってから、

長〜〜〜い階段を上がって行くと西のテラスに着きました。

 

振り返ると、間近に尖塔が見えました。

 

目下に広がったのは、昨日渡ってきた橋です。

(多分)今年二番目の大潮で橋の一部が水没しています。

でも、よく見ると、海を渡って島に向かっている人が写ってました。

 

そして、此処まで来てから、

借りる筈の音声ガイドを受け取る場所が無い事に気がつきました。

びっくりびっくりびっくり

 

仕方無く、登ってきた長〜〜〜〜〜い階段を降りて、

ティケットをチェックするおばさんに聞いたら、

無愛想に、ティケットを買う方向に👉。

 

パスポートを人質(笑い泣き)に音声ガイドをかり、

また、長〜〜〜〜〜〜〜〜い階段をエッチラオッチラ登りましたとさ。

えーえーえー

 

音声ガイドの目次です。

#1。大階段は登るだけで精一杯。写真なんか撮れませんでした。

 

#2。西のテラスは先ほどご紹介済みです。

 

#3。修道院の教会

 

外観です。何故か、写真が暗くて、、、編集してもこれが限度でした。

 

内部は今まで見てきた丸で博物館に行った様な教会に比べるととても質素ではありますが、、、

修道院の教会ですからそれなりで、質素な中の美しさがありました。

 

お借りした音声ガイドは小さいタブレットの大きさで、

びっくりびっくりびっくり

音声だけで無く、見て楽しめるガイドでしたよ。

実物を見ながら、11世紀の頃の様子も見せてくれるのです。

 

#4。回廊

細い柱がいっぱいの回廊ですが、この柱に金が張り付けられていた時代もあったそうです。

#5。食堂

 

此方の食堂では修道士さん達が無言で食事をとっていたそうです。

タプレットの中は13世紀の食堂で、、、

 

此方のタブレットは19世紀だそうで、兵隊さんの宿舎になっていた模様です。

 

これは食堂から賓客室へ降りる階段の踊り場にある大天使ミカエルとオベール司教のレリーフです。

 

何でも、大天使ミカエルが『この岩山に聖堂を建てなさい』とオベール司教に告げ、

モン・サン・ミシェルの礼拝堂作られたそうです。

 

#6。迎賓室 

 

こちらは王侯貴族がいらした時に使ったオモテナシの部屋です。

 

迎賓室横にあったお礼拝堂(?)。

 

#7。太い円柱の地下礼拝室

 

太い柱だらけで何処が礼拝堂なのだろうと思ってしまいました〜。

爆  笑爆  笑爆  笑

でもね、この柱は修道院の聖堂内陣を地下でささえる土台になっているのですって。

 

#8。聖マルタン地下礼拝堂

 

此処は一般の人たちが入れる礼拝堂で、多くの巡礼者が此方でお祈りしたそうです。

現在、、、

 

13世紀の様子です。

 

#9。車輪の部屋

 

此方にきて一番に目に入るのは外の景色。

だいぶ潮が引いてきましたね。

 

そしてこれが、昨日ご紹介した荷物を運ぶ古い方のケーブルの元でした。

 

そのケーブルを動かすのは、一体なんだと思われますか?

 

それが何と、びっくりびっくりびっくりこの車輪の中に囚人を入れた歩かせたそうです。

(モルモットを運動させる為の車輪の原理ですよね。)

 

荷物が重すぎて囚人達の歩く力では足りなかったら、、、と思ったら怖くなりました。

 

#10。聖エティエンヌの礼拝堂

 

此処は修道士が亡くなった時のお礼拝堂です。

 

#11。南北の階段

 

階段の写真はとりませんでした〜。ニヤリニヤリニヤリ

 

#12。遊歩道

 

遊歩道、、、ちょっと微妙でした。

こんな所で無言で歩き回っていたら、心が冷えてしまいそう。

外で陽の光を浴びながら、遊歩したら良いのにとか思いません?

てへぺろてへぺろてへぺろ

#13。文書館

 

印刷機械がない時代には、此方で筆写したそうです。

 

タブレットの中は13世紀の様子です。

 

次の部屋で音声ガイド(タブレット)を返し、お土産屋さんを通りました。

 

そして、やっと尖塔の上にある高さ4.2メートルの黄金に輝く大天使ミカエルの写真が撮れました〜。

 

てへぺろてへぺろてへぺろ

嘘ですよ。

写真は撮りましたが、絵葉書の写真で〜す。

 

私が撮った中で一番のミカエルさんは、此方です。

鳥さんが応援してくれました。

 

私たちが修道院で過ごしたのは2時間半近く、ゆっくり見学でした。

(多分、ツアーだと1時間くらいではないかしら。)

 

直接修道院のWEBサイトから予約し、

朝イチで見学出来たのも、音声ガイドで回ったのも当たりでした。

 

時々、通り過ぎる団体さんの間は、まるで貸切状態で見学が出来ましたもの。

ウインクウインクウインク

 

その後、ホテルに預けた荷物を引き取って、

島の外のホテルに移り、(スペインでは無いけれど)シエスタ・タイム。

 

夕飯時間に起きて、近くのレストランに行きました。

今日も、セットコースで、アペタイザーは生牡蠣です。

 

今まで、プリッとしたオイスターが好きだったのですが、

この辺りの貝に張り付いた様なオイスターの美味しさもわかる様になりました。

 

それから、今日のワインはロゼです。

 

だって、地元のオイスターの後は、やはり地元の特産物プレ・サレなのですもの〜。

 

プレ・サレと言うのは、この地方の低湿地帯で塩を含んだ牧草を食べて育った仔羊の料理です。

普段あまりお肉を食べない私でも、美味しく頂けました。

 

そして今日のデザートはフランブリュレでした。

 

食後は川に沿ってモン・サン・ミシェルの方へお散歩にいきました。

夕焼けとミッスルトーの美しい景色が続きます。

 

そして、モン・サン・ミシェルの写真を撮るのに良い場所を見つけました。

 

更にモン・サン・ミシェルの方に歩いて行くと、

夜景が水に映る場所に来られました。

 

後、1時間半くらいいれば橋が水没するところを見られたのですが、、、

シャトルバスの最終に乗り遅れたり、疲れすぎたりしたら嫌なので、

シャトルバス乗り場まで夜景を楽しみながら歩いて、

シャトルバスに乗ってホテルに帰りました。

 

今日も一万歩以上歩きました。

その内のかなりの歩数は階段だったので、

これから、しっかりストレッチをして寝ようと思います。

おやすみなさい。

 

パリから日帰りでモン・サン・ミシェルに来られますが、

2泊3日でノ〜ンビリ来られて本当に良かったです。