今朝はホテルの朝食バイキング。
お腹は空いているはずなのに、それほど食が進みません。
(これだけ食べれば十二分)
食後ノンビリしてから、お部屋の窓からも見えるブルーモスクに歩いて行きました。
ブルーモスクの本当の名前はキング・ アブドゥラー 一世・モスクです。
モスクに入るには、女性はアバヤ着用が義務付けられていたので、
姉はお隣のお土産屋さんでお借りしましたが、入場料に入っているのか、無料でした。
私ですか?
私はもう、すっかり馴染んでしまって、自前の洋服にヒジャブを付けて、
『貴女はイスラム教徒ですか?』って何度も聞かれてしまった位です。
因みに『はい』って言ったら、入場料はタダになったみたいですけれど、
流石にクリスチャンの端くれ、そんな事は言えません。
モスクの中には靴を脱いで入るのですが、、、
靴箱が大理石でした〜
モスク内部の撮影は禁止とどこかで読んで気がしたのですが、
案内の方に伺ったらオッケーと言われたので、写真を撮らせていただきました。
広いドームの中はフカフカの絨毯が敷き詰められ、空調、明かりの入り具合もよく、
お祈りし易そうな場所でした。
こちらは観光客の為に男女に開放して見せて下さっていますが、
女性は入れない、男性専用の礼拝場だそうです。
メッカに向かう最前列にはコーランが並べられていました。
中はどんなだろうと、とても興味があったのですが、、、
よその神様のものを勝手に触ってはいけない気がして我慢しました。
見上げると、明かり取りのステンドグラスがとても可愛らしい感じでしたが、
この色の配置は何か理由があるのでしょうかしら?
お向かいには女性用の小さな、小さなモスクもありました。
そして、ここには隅に椅子とテーブルが置かれていました。
『女性達はここでお祈りだけでなくお茶も出来るのかしら?』
中にいらした方に伺いたかったけれど、、、
不躾な気がして、外から写真だけ撮らせて頂きました。
後で係の方に、『なぜ女性のモスクはあんなに小さいのですか?』と伺ったら、
『女性は家事育児でモスクに来られない場合が多いから』だそうです。
何だか不納得。
お隣には小さいですがイスラム博物館もありました。
まず目についたのは、町中至る所で見かける国王様たちの写真です。
『ヨルダンの王室は国民に愛されているのだなあ』と感じました。
中に展示されていたのは、出土品やら、、、あれ、何だったのかしら、、、
何にも覚えていません!
コレなんか、きっとコーランの一部とか、意味がイッパイ有ったはずなのに、、、
サラっと見て、きっぱり忘れた〜。
お土産屋さんに戻る階段には、アラビア文字の素敵なカーペットの飾り物が並べられていました。
アバヤを返した後、お茶を一杯頂いて、、、
その後のお土産セールス攻撃が凄かったです。
暗闇で光るお皿は素敵でしたが、ツアーはまだ始まってもいないので、
お土産を買うには早過ぎます。
入り口のところでモザイク画の実演もしていて、興味深かったです。
その後、お向かいにある、エジプトで発展したキリスト教のコプト正教会に行ってみたかったのですが、残念ながら、扉が閉ざされていました。
そして、坂をチョット降って、こちらのギリシャ正教会にやって来ました。
表は閉まっていましたが、横のドアがあったのでお邪魔しました。
係の方が、教会の鍵を開けてくださって中を見せて頂きました。
ギリシャ正教会はキリスト教なのに、今まで見て来たどの教会とも異種の感じでした。
とても美しいお礼拝堂でした。
王冠の様なシャンデリアもとても素敵でしたし、、、
ここの聖歌隊の歌を聞いてみたいなあと思わせる作りでした。
暫くしたら係の方が献灯の為の蝋燭を持って来てくださいました。
姉と二人で一本づつ、思いを込めて献灯させて頂きました。
が、『献金したいですか?』と聞かれたのは言うまでもありません。
その後、タクシーに乗って観光案内書に出てくるレインボー通りに行きました。
レインボー通りにはアンマンいちのお洒落なカフェやお店があるそうなのですが、、、
ババア二人のせいかしら?
イマイチ、興味を惹かれませんでした。
二人してジェラートが食べたくなってお店を探しましたが、見つからず、
冷たい鉄板で作るアイスクリームを食べました。
サッパリしていて、とても美味しかったです。
その後は、お土産屋さんの下見をしましたよ。
私が興味を持ったのは、消え物、死海の泥パック。
姉が興味を持ったのは、インテリア小物でした。
いづれにしろ、ツアーが始まる前の今日は下見だけ、
お土産屋さんの店員さんを振り解くのに大変でした。
そして、、、
レインボー通りに因んだデコレーションが見えて来ました。
良さそうな化粧品のお店を見つけたけれど、お休みでした。残念。
そして今日も、お昼チョット過ぎだと言うのに、
さっさとホテルに戻ってお部屋でノンビリの1日でした。
コレは、タクシーが止まった時に目についた木です。
木の幹の中はほぼ空洞でしたが、上には葉が茂って、
御伽話に出てくる様な木だなあと思いました。
さて、明日からいよいよツアーがスタートです。
どんな人たちが集まるのか、心配とワクワクが共存です。