一見、外交的に見えてメッチャ内向的な私ですが、
先日また一人、友達と呼べる人が出来ました。
彼女に初めて出会ったのは今から14年近く前の事でした。
JOR(日本をアメリカの小学生に紹介するボランティア団体)のチーフをしていた彼女は、『知的で長身の美人さんでお洋服のセンスも私の好みで素敵な方だなあ』が私の第一印象。
ボランティアでご一緒した時に皆なでお茶をした事は何回も有りましたが、個人的なお付き合いは皆無。『こんな方とお友達になりたいなあ』と言う思いはずっと持っていたのですけれどね〜。
引っ込み思案で他人に否定・拒否される事を強度に恐れる私にはお茶のお誘いなんて到底言えなくて、10年ほどの月日が経ってしまいました。
でも、彼女がJORのチーフを引退すると聞いてやっと『お茶しませんか?』と言えました。
が、オットの具合が悪くなったり、仕事が忙しくなったり、コロナが始まったり、お互いの旅行スケジュールの都合もあり、『ご一緒にお茶』はこの日まで実現できなかったのです。
この日行ったのは彼女の好きな北欧センターのブローダーと言うレストランです。
この前の道はナン100回も通っていたのですが、外観がこんな感じなのでレストランがあるなんて全く気が付きませんでした。
私が頼んだのはこのお魚の組み合わせ。ランチとしてはチョットお高いかなあと思ったのですが、、、
見て下さいな、この量(テイクアウトでディナー分も有り)でメッチャ美味しかったので倍のお値段でも納得したかもです。
ずっと彼女に言いたかった事をちゃんと言えました。
『初めてJORの見学に行った時、突然、誰かさんから北海道の話を振られ、五十の小さな瞳がジッと見つめる中、英語で話さなくちゃいけなくてトラウマだったよ〜。』
そうしたら、、、
『JORの新人研修で、誰かさんから、それまでずっと使っていたお食事のサンプルのご飯にクレイムを入れられて、慌てて直した事が有ったよ〜』と返されました。
だってね、こんな感じのご飯サンプルだったのですよ〜。
こんなおてんこ盛りなんて、仏壇のお供え物でもあるまいし、有り得ないでしょう?
和食レストランを何年もやって来た者としては黙っていられませんでした。
でもね〜、、、
確かあの時は『ウチに大きめのご飯茶碗があるので、持って来ましょうか?』
って私は言ったはずなんです。
でも、慌ててボランティアの男性がノコギリでサンプルを半分に切ったのですって。
お互いの旅行の話、家族の話、ボランティアの話、習い事の話と尽きる事が無くあっという間に時間がたって、『来月もまた会いましょうね〜』とお約束をして別れました。
最後に二人で記念写真を撮りました。
ウソウソ、(彼女にブログに写真を載せて良いか聞くのを忘れたので)
入り口にあったノームさんと一緒です。
14年は長過ぎかもしれないけれど、
私は私のペースで大事なお友達を増やしていきたいなあと改めて思いました。
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家に帰ったら、む〜ちゃんが可愛くお出迎えしてくれましたよ。