LA満喫 その1 マジックキャッスル | オレゴンの微風

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在米50年、木々のざわめきで知るオレゴンの微風の中に小さな幸せを感じる今日この頃。特別養子で授かった愛しい娘の事や、結婚生活36年でこの世を去ってしまったオットとの日々、それにチワワのむ〜ちゃんを交え、徒然なるままに書くブログです。

ハリウッドに在るマジックキャッスルは、数千人を超える奇術愛好家で構成されるアカデミー・オブ・マジカル・アーツが運営するマジック専門の会員制クラブで、世界中からマジック愛好家が集まる場所として知られています。外観はこんな感じです。


メンバーの招待が無ければ入れないクラブですが、LAに長い姪(亜美のルームメイト)のコネで入れて頂けました。

 

困ったのはマジック・キャッスルの厳しいドレスコードです。亜美と私は着る機会が少ない夏の訪問着を着ることに決めました。が、、、

 

我がオットがドレスアップしたのは20年ほど前にパジェントで亜美をエスコートする為に(タイ無しの)白いタックスを着たのが最後、職業柄ビジネススーツさえ持っていません。でも、実は私、この日の為に去年からタックスを用意していたのです。てへぺろてへぺろてへぺろシャツや小物はアマゾンでオーダー。ドレスシューズは茶色のが一足しか無かったので、革染めで黒にしちゃいました〜。笑

 

そして、一番の難関は、それをオットに着せる事でした。『こんなの着たくない!』『蝶ネクタイなんか嫌いだよ〜』『靴もキツくて履きたくない!』『この帽子(ベースボールチャップ)を冠って行く〜』と、3歳児かと言いたくなる言動を無視して、亜美と二人で着せ付けをして車に乗せました〜。笑笑

 

それでも、マジックキャッスルに着いたら、どうにかドレスコードパス出来ましたので、二人で記念撮影です。本当は亜美と3人で家族写真を撮りたかったのですけれど、混み合っていたので無理でした。えーんえーんえーん

 

図書館みたいなロビーでしょう?。この本棚にいるフクロウの置物に”Open Sesame(開けゴマ)"と言うと本棚がドアになってマジックキャッスルの内部に入れるのです。ここから先は魔法の世界。残念ながら写真撮影は一切禁止です。

 

これはマジックキャッスルのご案内とショーのスケジュールです。

 

今回私たちが見たのはカードマジックが殆どでしたが、どのショーも正にジョードロッピング、アメリカ人がよく言う『あごが落ちるような凄さ』でした。

 

あるマジシャンが『自分は疑り深いと思う人?』と言ったので、私は手をあげました。『では、1から99の数字で自分に意味のある数字を一つ言って下さい』と言われたので、私のお誕生日の『19』と言いました。そうしたら、この紙を貰ったのですが、、、

 

それには『疑り深い人は29じゃなくて、19と言います』と書いてありました。ポーンポーンポーン 私が『19』と言ってからこの紙を貰うまで、彼は一度もペンに触ったり、何かを書いたりはしていなかったのです。滝汗滝汗滝汗

 

この硬いスプーンも見る見るうちに曲げました。トリックスプーンでは無く、サムスクラブで売っている普通のステンレスのスプーンです。スプーンを取り換えたと思われない為に、予め、私が好きな言葉もスプーンに書いてあります。

 

これも普通の鍵なんですが、マジシャンはこの何の変哲も無い鍵を、亜美が手の中に入れている間に曲げました。勿論、彼は一切この鍵に手を触れていませんし、途中で鍵を取り替えたり出来ない様に、亜美の好きな言葉がこの鍵に書いてあります。

 

時間と体力が許せば、もっと居たかったのですけれど、6種類のショーを見て、退散しました。

 

帰る前に入り口で撮った記念撮影です。

 

姪とオットはふざけて、この通り!笑。

姪のジャケットは真っ黒の羽織で、なかなか素敵でした。

 

犬バカ3人、家に帰って家族集合写真を撮りました。オットてばいつの間にか蝶ネクタイを取ってます。

 

ついでと言っては何ですが、亜美とボーイフレンド君。(ちょっと着崩れしてますが、お見逃しくださいな。)

 

実は、私たちがマジックキャッスルに行っている間、彼がむ〜ちゃんのベビーシッターをしてくれました。お陰で私たちはゆっくりマジックを楽しむ事が出来たのです。

 

最後に、『コネが無くてマジックキャッスルに入りたい場合には、お隣のマジックキャッスルホテルに泊まるとおっけー』らしいです。

 

ではまた明日。