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札幌は昨夜も吹雪

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札幌は昨夜も吹雪。我が窓から見えるビルの屋上のみならず、道路も公園も庭も一面の銀世界。とくに、添付写真の厚別清掃工場の煙突からは、はでな白煙が立ち上り、外気温の低さを明示しています。その煙突の前面をよくよく見れば、雪が吹き付けられた様子もあります。  積雪量に場所によってむらがありますが、5~15cm。  リハビリは日毎に厳しくなりますが、今日はどんな展開になるか楽しみです。

また青空が見えてきたよ。

 目の前の立正佼成会の屋根にはうっすらと雪が載っているが、急速に溶けつつある。外気温は何度かな? 最近は夜9時には眠くなるが、深夜1時か2時に目が覚めていたが、リハビリでがんばったせいか、今朝は5時まで目が覚めなかった。快食 快運 快眠 快便? 最後の項目がちょっと問題かな?

おはよう  札幌は薄曇り

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6時にカーテンを開けてもらった時は青空だったが、今は薄曇。

車イス#3

 車イスに乗れるようになり、行動範囲が一気に広がった。手始めはトイレの帰途、私の病室のある5階の探検である。  5階は東西の2棟に別れており、東には私のいる整形外科、それに眼科 皮膚科、西には外科 泌尿器科と放射線科の患者がそれぞれ入院中である。東西各棟にはナースセンターがあり、それぞれに4人用の大部屋約10室と個室が数室並んでおり、併せて100名あまりが治療を受けている。  特筆すべきは、Day RoomとConference Roomの存在である。Day Roomは来客対応のスペースであると共に、病室以外で食事を楽しみたい患者のための食堂や喫茶コーナーも兼ねており、かなりの利用者がいるらしい。 一方のConference Roomだが、白板や人体骨格模型なども置いてあり、文字通り会議用のスペースではあろう。が、実際に私が運び込まれたのは、半身不随状態でベッド上で苦悩していた頃のこと。便意を訴えた際にベッドごと搬送された部屋だったのである。お互い様とは言え、他人の発した悪臭は嫌なものである。防臭カーテンや消臭剤の噴霧で簡単に消えるものでもない。
元を断つのが最善ということで実現した方法であろうが、常時、空調も動いており、待ったなしの場合を除けばまさにGood Ideaであろう。   廊下の片隅には図書コーナーがあるのを見つけた。史上最年少の芥川賞作家の綿矢りさの「蹴りたい背中」もあり、早速借りた。 【続く】

車イスでのトイレ行#2

 それにしてもこの車イスが乗り入れ可能な広いトイレも清潔な洋式便器も温水の出るウォッシュレットも、身体の不自由な人にとってほんとうにありがたい機器である。  二十数年前に亡くなったが、終生松葉杖生活をおくられた母方の伯父を急に思い出した。昔の家だったからトイレは狭い和式だったが、そのご不便さなどまったく想像したことがなかった。何事も自分の身に振り掛からないと考えが及ばないものではある。     用足しが終わると、ナースコールし、また、支援をお願いする。 この階には少しタイプの異なる2種のトイレがある。それらのドアの開閉方法をマスターし、さらに自力でパンツの上げ下げが可能と判断されれば単独でのトイレ行きが許される。もし、転落事故でも起きれば、始末書ものだから、看護婦さんも必死である。    幸いにも2日目に合格、4日目からは深夜の単独行もOKとなった。    【続く】

車イス#1

「なんでも突然!」が当病院の慣わし。去る3月3日の午後、尿意を覚えてナースコールを押した。駆けつけた看護婦から「今日からトイレ行きは車イスでもOK」と突然の言。「やったー!」まさに願ったり叶ったりの嬉しい話である。これでやっと幼児から大人に昇格した思いであり、人間性が回復したことになる。もっとも「慣れるまでは看護婦の監視付き」ではあるが。 早速、ベッドへ車イスを横付けしてもらい移乗する。きちんとブレーキをかけて車イスを固定し、右肘掛けに右手をつき、お尻を浮かせて半立ち状態となり、すっとシートへと座り込むのがコツらしい。車イスを押してもらって近くの大型トイレへと移動、なんと24日振りの訪問だ。    足乗せをはね上げて両足を床につけ、壁の手すりをしっかり掴んで半立ちすると、看護婦がパンツをさっと下にずらしてくれ、そのまま便器に座り込む。これで一件落着だ。 【続く】

食事その二

 食事は入院患者の数少ない楽しみの一つ、歩行機や車イスを使用できる人はデイルームと称する集会室での会食も可能である。同室者以外の友人がいればなおさらのこと、時には担当医や看護婦と共に語らいながらの食事ができればさらに楽しいことだろう。    限られた予算で入院患者に最大の満足が与えられるようにとの病院関係者の熱い意気込みが伝わってくるようだ。

今夜初の中華料理 八宝菜

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今夜のメインディッシュはうずらの卵が三個のっかった八宝菜、初の中華料理だ。副菜は「里芋の甘み味噌かけ」と「ゴボウサラダ」の二品。里芋の方は看板通りだが、ゴボウサラダの実質はゴボウとニンジンの千切りの煮物だった。毎回メニューが添付されているため、実際の料理とそれらの名称を見比べたり事前に想像したりするのも楽しい。夕食に付きもののデザートは今夕はバナナ半本なり。 お粥食の場合には副食は一種のみで選択の余地はないが、米飯となると、朝は和食洋食のいずれかが選べる。最近はパンを選ぶことが多い。昼は「基本献立」ということで全員同じ食事だが、蕎麦が供されることもある。   夕食は「主菜3品」「副菜2品」サラダなどの「一品料理2品」「デザート2品」からそれぞれ好みの一品を選ぶシステムである。

【入浴 #4】そして【白衣の天使】

 それにしても、入院して初めて看護士の仕事の多様さに気付いた。そういえば、常日頃私たちが接しているのは外来担当の看護士だったのだ。外来では、事前の問診からはずまって、検査 注射や点滴 施薬や包帯巻き 各種医療機器使用の際の指導や支援 医師の補佐などの仕事が思い浮かぶ。が、それらは看護士の仕事のほんの一部にしかすぎなかったのだ。すなわち、入院時には、患者の生活とその向上すべてに関わってくださっていた事を今回遅ればせながら改めて認識した次第。 すなわち、食事から排泄 入浴などの生活全般のお世話から人生相談まで、いつも笑みを絶やさず決して嫌な顔も見せず、まじめに対応して頂ける。一晩に10回も下痢をして苦しんでいた時、嫌な顔一つ見せずにお尻の始末をしただけでなく、励まし元気づけてくださった看護士さんたちはまさに白衣の天使だった。ナイチンゲール精神が脈脈と引き継がれていると感じた。  入浴体験記から端を発した感想もここで一段落としよう。☆

【入浴 #3】

 一通り洗い終えると、ストレッチャーごと傍らの浴槽に沈む。いや、この表現は正しくない。まず、ストレッチャーを浴槽の位置まで横滑りさせると、お湯の満たされた浴槽がぐぐっとせり上がってくるのだ。この仕組みには利用者すべてが驚くという。せり上がりの際に手足など挟まれないように注意深く操作すると、お湯が気持ちよい音をたてて溢れる。続いて気泡が底から小気味よい音と共に舞い上がる。水による浮力と相まってわが身体は無重力状態。私好みの少し高めの湯温にセットしてもらい、脚を揉んでもらう。ああ、快感!  りえちゃんはと見れば、頭から顔から玉の汗、一方の主任さんは涼しい顔だ。理由を聞くと、「顔ではなく、背中が汗でビッショリ」とのこと。気持ちがいいのは当方だけであり、まさに恐縮の限りである。     【続く】