カン・ジウォン(演者:パク・ミニョンさん 박민영씨)から再び策略にはめられたことを知ったパク・ミンファン(演者:イ・イギョン さん 이이경씨)。
彼は夜のオフィスで一人残業をしていたカン・ジウォン代理の所にやってきて、怒りに任せてついに直接彼女の首に手をかけて ”あわや絞殺か?” という寸前まで行きますが、オフィスフロアまで駆け付けたユ・ジヒョク部長(演者:ナ・イヌ さん 나인우씨)に蹴り飛ばされて、その行動を阻止されてしまいます。
一旦起き上がったミンファンは、横たわるジウォンの名前を呼び続けるジヒョクに殴りかかりますが、最初の一撃はジヒョクに当たったものの、その後は逆にデスクの上に背負い投げされて、ジヒョクのパンチを連打で食うことになります。
愛するカン・ジウォンを2度も殺そうとしたパク・ミンファンに向けるユ・ジヒョク部長の怒りは凄まじく、ミンファンが頭を持ち上げようとするところを また殴ります。
まさに”鬼の形相”をしていて、
1966年に怒って大暴れした「大魔神」のような、いや、
大魔神も”真っ青(真みどりか?)”になるくらいの怒り方です
ミンファンが「待て」…といってもジヒョクは手を止めず、
ついにはデスクの上からさらに引っ張り下ろしたミンファンを、再び床に向けて投げ落としてしまうのでした。
意識が遠のくような表情で床に転がっているミンファンを見下ろすジヒョク。
ここから 画面は、
イ・ソクジュン室長(演者:ハ・ドグォンさん 하도권씨)が、ヤン・ジュラン課長(演者:コン・ミンジョンさん 공민정씨)を車で自宅に送り届けているシーンに変わります。
どうやらイ室長は、ヤン・ジュラン課長の通院の送迎と、彼女が離婚裁判に挑むにあたっての注意事項のレクチャーなどをしていた様子です。
イ室長が「復唱してみて」とヤン課長に指示すると、彼女は
「”夫の電話には出ず、家に来てもドアを開けない。すぐ室長に電話する事”」と復唱し、
そのあとで、
「イ室長、病院の送り迎えから離婚の相談まで…、いつも本当に感謝して…」とお礼を言い始めるのですが、その途中でイ室長はいつもの固い表情で、
「感謝する必要はありません 私の仕事です。会社からは十分 給料をもらってる。上司の命令ですから」
と、そっけない対応を見せます。
それを聞いたヤン課長は少し微笑んで、「そうね」とうなづき、ドアの取っ手に手を伸ばすのですが、思い切ったような表情でイ・ソクジュン室長の方に向き直り、
「本当は私が気になるんでしょ?」と ド直球の質問を投げかけました。
流石のイ室長も 予想もしなかったヤン課長の言葉に 珍しくドギマギしています。
そしてそこへ、ユ・ジヒョク部長から室長のハンドフォンに電話がかかってきます。
「こんな時間にどうした?」とイ室長が訊ねるとジヒョクは警察署に居ると応えたようです。
室長は驚いた様子で「すぐ行く」と応えるのですが、ジヒョクの依頼は、
「私はいいから、病院へ行ってください」というものでした。
ジヒョクから頼まれたとおりにユイル病院に駆けつけたイ室長とヤン課長。
緊急搬送者のエリアを尋ねて行くと、カン・ジウォンがベッドに寝かされていました。
傍らにいた看護師は、
「熱があるので目覚めたら診ますね。暴行事件で警察が来ていました。診断書をお渡しします」と二人に経過を報告しました。
ここで、画面はまた変わり 警察署内の留置場に別々に収容されているユ・ジヒョクとパク・ミンファンの姿が映ります。 ミンファンは もう投げやりになったように、
「おい、部長の人生も これで終わりだ。マスコミに垂れ込んでやる。あっと言う間に有名人だぞ。俺にはもう失うものはない。お前のせいだ。カン・ジウォンのために人生を棒に振るとはな。あんな女のどこがいいんだ」とまで言うと、 ジヒョクの鉄格子の方に近寄って、
「ユ部長、助言してやるよ。あいつを信じるな。俺が激高したのは…あいつ、カン・ジウォンのせいなんだ」と話をつづけるのですが、ジヒョクの方は彼を一瞥することも無く、
「君の人格の問題で、ジウォンさんのせいじゃない」と断じます。
「人を殴っておいてよく言うよ。喧嘩が強いからって卑怯だ」とミンファンが重ねて非難しても、
「女性相手に卑怯なのはそっちじゃないか」と言いきるジヒョク。
「なんだと」とミンファンが顔色を変えると、ジヒョクはその場で立ち上がって彼を見下ろし、
「君は優位な立場を利用して相手を苦しめる。私は力を使うのは嫌いだ。だが君は許さない」
とミンファンに言い渡すのでした。
すると、丁度その時 ジヒョク側の鉄格子の扉が開いて、外側にはイ室長が現れて「行くぞ」とジヒョクに声をかけました。
その様子を観たミンファンは立ち上がり、
「俺は… なんで置いて行くんだ!」と鉄格子を揺らして声を上げますが、ジヒョクは、
「”失うものはない”と言ったが…それはどうかな?」とミンファンに言い残して外へと出て行きます。
去っていくジヒョクの背中を見ながら、ミンファンは鉄格子を掴み、
「こんなの差別だ。俺もU&Kの社員なんだぞ。カネのあるヤツだけ特別扱いかよ」と叫び続けていました。
警察署の建物から出て行きながら、時間を惜しむようにジヒョク部長とイ室長の会話が続きます。ジヒョクからは、
「パク代理は同僚への暴行と、秩序違反で懲戒解雇にします」と処分の方向性がイ室長に伝えられ、室長の方からも、
「調べてみたら無断外出や法人カードの不正利用もある」と報告されます。それを聞いたジヒョクが、
「ちょうどいい。(彼は)会社に借金がありますね?」とイ室長に確認すると、
「今回の逮捕のことも含めて、銀行には詳細を伝えておこう。…カン代理だが、自宅にいる。本人の希望だ。ヤン課長に行ってもらったが、あまり状態はよくないらしい」と、イ室長はジウォンのことも含めて報告しました。
すると、少し間を置いた後でジヒョクは、
「彼は闇金からも借りていましたね。取り立て業者を送り込みましょう」とイ室長に指示を出すのでした。
ジヒョクがマンションに帰りつくと、ヤン・ジュラン課長が居ました。ヤン課長にジウォンの様子を聞くと、今は眠れずにいる様子でした。
ジヒョクはヤン課長に
「私が代わりますから、帰って休んでください」と言い、すぐにジウォンがいる部屋へと向かいました。
ジヒョクが部屋に戻ったとき、ジウォンは恐怖心と興奮が入り混じったような姿を見せていました。
ちゃんと彼女を守れなかったことを詫びるジヒョクと、ジヒョクに怪我はなかったか?と心配するジウォン。
その夜はジウォンを守るように身を寄せて抱きしめているジヒョクでした。
つづく~
今日も開始から10分もたんネタバレやったなぁ…
第15話までドラマを盛り上げてくれたパク・ミンファンです
演者の イ・イギョン さん 이이경씨 に拍手ぅ~!
『私の夫と結婚して』第15話~Finaly Park Min-Hwan died:その2…へつづく
執筆者への愛のムチを
頂けましたら幸甚です