観て夜暮らす…違った、観てヨン!クラス…じゃなかった、観てよね『六本木クラス』 | 日本と芸能事が大好きな Ameyuje のブログ

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米合衆国領土グアム島と仏領ポリネシアのタヒチ島とボラボラ島しか訪れた他国無し。比較対象が少ないのに「僕に一番合うのは日本」と思う。反日国に侮辱されても毅然とした態度をとらない現在の母国には「いやんなっちゃうな~」と立腹するけど、やっぱり日本が大好き。

昨日のてっぺんこえたあたりから、ノートパソコンの小さなウィンドウで Netflixの「六本木クラス」を流し観しながら、ネットサーフィンしたり、職場用の資料を集めてまとめたりしておりました。

 

 

もちろん、この日本ドラマは大人気だったNetflixの韓流ドラマ「梨泰院クラス」のリメイク版です。

 

私はもともと「黄龍王しげ様の麻雀ブログ」に書かれている「Netflix提供ドラマや映画の感想」を読ませて頂いて、とても魅力的な作品群のラインアップに我慢しきれずにNetflixの視聴契約をしました。

 

その当初は、「愛の不時着」とか「イカゲーム」とかいった、有名な作品とか、人気作品とか聞いたものから手を出して、当然「梨泰院クラス」も、のめり込むようにして鑑賞したものでした。

 

 

ドラマ「梨泰院クラス」は、韓流らしい殺人から始まる「復讐劇」に、男女の恋愛の三角・四角関係、サクセスストーリー、さらには人権絡みの社会テーマも織り込んだ作品でした。

 

 

まぁ、日本には吉とされる初夢が「一富士(曽我兄弟の仇討ち)、二鷹(赤穂浪士の仇討ち。鷹の羽紋は主君浅野内匠頭長矩の浅野紋)、三茄子(鍵屋の辻で荒木又右エ門の助太刀による仇討ち、茄子は伊賀の名産)と日本三大仇討に由来するというブッ飛んだ説があるくらいで、「仇討ち、敵討ちに美を感じる感性」が我々日本人のDNAの中に眠ってるわけですから、「梨泰院クラス」が日本人受けするのは自然なことでしょうね。

 

古い話をすれば、フランスの、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「モンテクリスト伯」が明治期に黒岩涙香によって日本語に翻訳され、「岩窟王」と題されて公開されるや、大人気を博したのも「復讐」をテーマとする血沸き肉躍るようなドラマが描かれていたからでしょう。


もともと評価ハードルがそれほど高くない私にとっては、とても面白く鑑賞できた作品だったので、 「その物語の舞台を東京六本木に替えて、日本でリメイク作品が放送されている…」というのを聞いたときに、おばたのお兄さんの「ニセモンクラス」ほどはイチビッテないだろうけど、

「星から来たあなた」を日本でリメイクしたときみたいに がっかりさせられるのも厭やなぁ~ぶーという心配が先行して、昨日まで手を付けずにいました。

 

でも、「まぁ、息抜き、BGM代わりに再生して流しておくのも良いか~うーん」と再生ボタンをクリックした次第です。

 

すると、

あらまぁ~どうしましょう!

 

舞台が「星から来たあなた」のように時間空間を巨大に設定していないこともあってか、不自然さが少なく、物語も「韓国オリジナル」を殆ど忠実になぞっているところも 「梨泰院クラス」を初めて通して見た時の記憶を蘇らせてくれるので、BGM代わりどころか、仕事の窓と同じサイズに広げて意識もそちらにどんどん傾く始末でした。

 

それで、朝までぶっ続けで 公開済みのエピソード5までを再生しちゃった次第です。

 

 

キャストの竹内涼真さんも、ダブルヒロインの新木優子さんと平手友梨奈さんも、みんないい感じで物語にマッチしてるように感じています。

 

そんでもって、なにより嬉しいのは 敵役の憎らしい演技ですね。

 

主人公 「宮部新(あらた):演者 竹内涼真さん」の父親を自動車ではねて死なせてしまう長屋ホールディングス会長の長男「長屋龍河(りゅうが):演者 早乙女太一さん」の金持ちの親の威を借りるドラ息子らしい笑い方や、いやらしい絡み方がねぇ~、もう最高!

 

 

「こんな嫌な奴は 殴られて当然や~」なんて素直に思わせるくらいに素晴らしい。

嫌われ役ってのは これくらい大袈裟に演技しなきゃぁ~いけませんよね。

 

そしてさらには香川照之さんがドラマ「半沢直樹」以来の大袈裟演技を見せてくれるのも魅力。

もぉ~ね~、「待ってました!澤瀉屋っ!ガーン」と声を掛けたいくらいの顔芸や、歌舞伎風所作を見せてくれまっス。ぶちゅー

 

 

これまでのところ、本家韓流の「梨泰院クラス」が好きだった方々でも、多分拒否反応なく鑑賞できる仕上がりになっていると思います。

 

執筆者への愛のムチを

頂けましたら幸甚ですニコ

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