今日は一日中雨が降っていた。
そんな土曜日の午後に、 偶然 Youtube で うさぎねこ様が公開されている動画として この映画を観た。
昭和35年生まれの私にはもぉ~懐かしくてたまらない名優の顔・顔・顔がいっぱい。
出光佐三を「七人の侍」の木村功さんが演じている。
岡田准一さんが出演した最近の映画とは、また違った味わいで面白く、一気に鑑賞できました。
うさぎねこ様の紹介文によれば、
『出光興産初代社長、出光佐三の創業時からの半生。 豪華すぎる配役ですが、これでも社内啓発用の自主製作映画です。 劇場未公開作品です。』
とのこと。
◆7月4日 追記◆
如何にエンベッドしていたYoutube動画は、出光興産様からの申し立てによって削除されておりましたので、当方もリンクを消しました。
◆好きなシーンなど◆
佐三が生え抜きの社員たちに自分の信念を語るシーンと、その台詞が良かった。 すばらしい日本人の先達だと思いました。
映画としては、スタジオ撮影で部屋の中から見える遠景が、舞台の書割のように筆で描かれているのが一目でわかる、涙ぐましくも微笑ましいカットが沢山出てきますが、それでも蒸気機関車が撮影当時の駅舎とともに現れるシーンなどは、今となれば大変貴重な歴史的資料と言えるでしょうし、何よりも大正期の日本人の「はなしことば」の温かみと美しさに、私の胸まであったまりました。