『ブレイブ -群青戦記-』(PG12指定:東宝 115分)  三浦春馬さんにまた逢えた幸せ | 日本と芸能事が大好きな Ameyuje のブログ

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米合衆国領土グアム島と仏領ポリネシアのタヒチ島とボラボラ島しか訪れた他国無し。比較対象が少ないのに「僕に一番合うのは日本」と思う。反日国に侮辱されても毅然とした態度をとらない現在の母国には「いやんなっちゃうな~」と立腹するけど、やっぱり日本が大好き。

こんなこと許されないのは分かっていても、トップイメージは Mackenyu ではなくて『三浦春馬さんが演じる松平元康』 にしてみました(データサイズもムチャ大きいです、ごめんなさいお願い

 

 

スタッフ
監督 … 本広克行
脚本 … 山浦雅大 山本透
原作 … 笠原真樹
『群青戦記 グンジョーセンキ』
主題歌 … UVERworld『HOURGLASS』
アクション監督 … 奥住英明
撮影 … 佐光朗(J.S.C.)、的場光生
美術 … 禪洲幸久
録音 … 倉貫雅矢
照明 … 加瀬弘行
編集 … 岸野由佳子
音楽 … 菅野祐悟
助監督 … 佐野友秀
製作担当 … 本田幸宏
装飾 … 鈴木仁
衣装デザイン … 牧亜矢美
VFXスーパーバイザー … 廣田隼也
サウンドデザイン … 大河原将
 

キャスト

西野蒼 … 新田真剣佑
瀬野遥 … 山崎紘菜
松本考太 … 鈴木伸之
不破瑠衣(簗田政綱) … 渡邊圭祐
吉元萬次郎 … 濱田龍臣
黒川敏晃 … 鈴木仁
成瀬勇太 … 飯島寛騎
相良煉 … 福山翔大
高橋鉄男 … 長田拓郎
藤岡由紀夫 … 足立英
鈴木あさみ … 水谷果穂
今井慶子 … 宮下かな子
佐野亮 … 市川知宏
小暮サトシ … 草野大成
木下藤吉郎 … 池田純矢
本多正信 … 高橋光臣
松平元康 … 三浦春馬
織田信長 … 松山ケンイチ
小池翔子 … 木下彩音

 

 

新田真剣佑さんは映画単独初主演だそうです。 芸名「あらた」の由来となっている映画「ちはやふる」の綿谷新の役の印象が私も強く記憶に残っています。

 


 

さて、この映画は ronin様の最新映画レビュー において、「高校生の子たちがいっぱい死ぬし、ちょっとグロ描写もあったので、それが気になります」と私のコメントにたいしてアドバイスをいただいていたので、そのつもりでスクリーンにむかったのですが・・・

 

『えぇぇ~~~っ! いきなりこんなに死んじゃうのぉ~~!ゲロー』 (早くもネタバレですみません)とビックラこいちゃいました。

 

ronin様が書かれている本作品のレビューが「まったくその通り」と思うような映画で、歴史好きの私にはツッコみどころが「テンコ盛り、ギガ盛り」の内容でして、 『コレ、漫画やんか~(笑)』 と思った私がお馬鹿なわけで、 そもそも原作が 笠原真樹先生の漫画作品でした。

 

 

ですから、映画館から帰る道で私が思ったことは「とにかく原作を観てみたいな~」ということで、帰宅すると早速ネットで第1巻から3巻まで、とりあえず読んでみました。

 

 

で、解ったことは 映画らしくなるように原作漫画がちょこっとだけいじられているという事でした。そして「漫画はマンガ」と割り切って観れば、原作も映画も平和ボケの日本人を啓蒙してくれる「良い部分」をもってるということでした。

 

昔、同じ感覚を持った漫画があったなぁ~と記憶をたどると、それは もう30年も前に「週刊ヤングマガジン」で連載開始されたSFヤクザ漫画の『代紋TAKE2』でした。 この漫画はチンピラヤクザがつまらない死に方をした途端、10年前の自分になって生まれ変わるという「これこそザ・マンガじゃぁ~あぶちゅー」という大嘘の世界で14年間の長きにわたって読者をつかみ続け、ドラマ化もされた佳作でございました。

 

この2つの漫画の何処に「啓蒙要素」があるかと申しますと、「人は上位の武器を持つ者によって容易に殺される」ということや、「人が紛争に巻き込まれた際には、戦い方を学んでいない者から死んでいく」という当たり前のことを 結構むごたらしく描いて見せてくれたからでした。

 

『代紋TAKE2』では連載終了前に主人公に与えられる最大の試練として 殺しのプロフェッショナルである「外国人傭兵部隊あがりのテロリストたち」との戦闘(殺し合い)が用意されました。

 

人を殺すという訓練をしたことのない日本の警察や機動隊がバタバタ簡単にテロリストたちによって殺されます。 大人しい堅気の衆に対しては狂暴なヤクザでも簡単に殺されてしまいます。

 

そして「群青戦記」でも、平和な時代の日本で生きてきた高校教師や生徒たちは、敵の首を求める同じ日本人の戦国兵士群によって虫でも叩き潰すように殺されます。

 

こんなふうに

 

こんなふうに

 

こんなふうに 

※ちなみに生徒を斬っているのは木下藤吉郎(秀吉)です(禿げねずみじゃない!爆笑)

 

中国共産党軍(人民解放軍)に襲われたときのチベットがまさにこんな感じだったんだろうなぁ…と、私の連想はすぐにそちらに飛びました。 

 

現在の日本人高校生がこれらの漫画や映画から学べることは、「外国人傭兵部隊」や「戦国時代の兵士」を、『中国共産党軍兵士』だと考えて観ると、自分たち日本人が”今”どれほど簡単に殺される危機的状況にあるのかが簡単に分るところだな --- と、思いました。

 


 

映画に話を戻すと、この映画でまず「イイなニコ」と思ったのは 異次元(戦国時代)の世界に「人間もひっくるめて高校の土地建物ごと」突入するまでがスピーディーで、観客(私)を引き込むテンポが良かったことです。 いきなり原作漫画には無かった「ある生徒がこの地上から消える映像」からはじまり、

 

 

高校の中の人(登場人物たち)とモノ(組織と校舎)とを紹介しながら描くうちに、あれよあれよと思う間に異常事態が発生して、いきなり彼らは高校校舎のグラウンドも含めた構内ごと戦国時代にワープしてしまうのでした。

 

※漫画だと校舎からこんなふうにお城が見えるのですが、映画ではそれは無し

 

 

 

活躍する3人の中心人物を演じるのはこの人たちです。

 

 

 

TOHOシネマズのナビゲーター、近日公開「モンハン」にも出演してる山崎紘菜さん

女子高生でも闘争術と強い心を持っていると生き残れます

 


 

ronin様のブログでも紹介されていましたが、 舞台となる高校は各種スポーツで覇者を輩出している全国的に有名なスポーツ校という設定で、 スポーツの原点はすべて「戦闘行為」にありますから、同じ日本人とはいえ、非常に狭い範囲で利益争奪を繰り返していた戦国時代の兵たちになんとか立ち向かう最低限のスキルを持っていたわけですね。
 
ただ、スキルだけでは敵を殺せないことが 弓の上手である西野蒼が引き絞った弓を敵兵に向かって放てなかった描写によって表現されていました。
 
 
最も必要なことは敵を凌駕する武器を持つことなのですが、 それと同じくらいに必要なことは、「愛するものを守るためには敵を斃す!」という強烈な意思と、 友、恋人、家族、故郷、国を愛するという精神を持つことだと、この映画は教えてくれます。
 
腕力が無ければ「知識力と創造力」を使って生き残れ!ガーン
 

 

繰り返しますが、 この映画 ド直球の漫画です!ゲホゲホ
 
思ったほど出番がなかった松山上総介信長ショック
 
ヘルメットやプロテクターで装備してたって、武器も持たずに槍兵に向かったらダメ・ダメ~!ガーン
 

歴史メラメラとか、タイムトラベル星空とかは忘れて下さいビックリマーク

 

終盤やっと「一所懸命」という闘争心を覚えてMackenyuらしい殺陣が見られます

 

 

『武器を持たざる者は、悪意や殺意と武器を持った者たち(例えば中国共産党軍)と相対するとき、どれほど可憐に殺されてしまうのか』ナイフ

 

を学ぶための教育映画としてご鑑賞ください。お願い

 

あ、好きなキャラクター書くのを忘れてました。

いいなと思ったのは『空手バカと前髪バカのふたり』です。ニコ

 

おわりに もう一度 三浦春馬さん、良き思い出をありがとう!

松平元康がこんなにカッコいいわけないけどなぁ~と思って観てた私ですえーん

 

執筆者への愛のムチを

頂けましたら幸甚ですニコ

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