オヤジギャグ撲滅委員会(アウディ・クワトロ クーペ 《Urクワトロ》) | 「クルマ離れをぶっとばせ!」

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クルマ好きが嵩じて彼女までポルシェに見えてきました。というわけでポルシェ買います!毎日クルマを探してます。それが人のお役に立つことも増えてきました。みなさまのクルマ選びのお役に立てたらうれしいです。

こんにちは。

 

「オヤジギャグ撲滅委員会」

 

嫁が若かりし頃に設立した委員会である。

 

委員会を設立するほどオヤジギャグを忌み嫌っていた嫁も、今では率先してオヤジギャグを発するようになっている。

 

彼女に何が起こったか?

 

一体どういう変節なのか?

 

嫁はオヤジギャグの定義、オヤジギャグの動機に気づいてしまい、それが解ってしまったらもうオヤジギャグ賛同派になってしまったのだと言う。

 

果たしてオヤジギャグの定義、動機とは何なのか?

 

「思いついたアイデアを言わずにいると病気になる」

 

端的に言えばそういうことだ。

 

確かにそうである。

 

特に、なぜ「オヤジ」と定義されるのか?と言えば「歳を取った男性が厚顔無恥になるから」だけではないように思う。

 

言葉の元となる知識と知恵が無駄に集まってしまう。年齢的に語彙も増えざる得ない。

 

そうした増え続ける分母とそれを繋げるシナプスがオヤジギャグとして発露してしまうのではないか?

 

まずは脳内(腸内か?)でシナプスが勝手に単語同士を引き合わせたダジャレを思いついてしまう。

 

それは千載一遇のとても良いアイデアである。

 

言いたい。いや、恥ずかしい。どうしよう。とりあえずメモを取りたい。メモをしないと忘れる。それほど儚くタイトロープのようなアイデアだ。ペンがない。紙もない。ええい!言ってしまえ!!

 

「千鳥の自撮り!!」

 

「部長、ナニ言ってんスカ?」

 

「仕事中にオヤジギャグやめてくださいヨゥ」

 

当のオヤジ氏は渾身の一撃を決めた満足感と安堵に打ち震えている。

 

もしこの思いつきを思いついた瞬間に言っておかなければ、もうダメなのだ。

 

帰宅して風呂に浸かりながら「あれ?昼に思いついた良いアイデア(ギャグ)あれは一体何だったかな?」となり、思い出せず一晩中布団の中でウンウン唸って朝を迎えるということに成りかねないのだ。行き着く先は慢性疲労からの腎盂炎だ。

 

「だったら、デスクにペンとメモを常備しとけよ」という話ではあるが。

 

僕もツイッターで思い付いだダジャレやギャグは速攻でつぶやくようにしています。精神衛生管理のために。

 

というわけで、本日の一台です。

 

今日はこれ!

 

わかるよね?クアトロですよ。スージー・クアトロじゃない方の!

 

アウディ・クワトロです。

 

でも、このイラストはホモロゲーションモデルで、今日取り上げるのは市販車のこちら!

正解は、アウディ・クワトロ クーペ 《Urクワトロ》ですわよ。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0178042249/index.html?TRCD=200002

 

「Urクワトロ?そんな名前だったっけ?」

 

確かにUrクワトロっていうのは聞き慣れませんし、どうやって発音するのかよくわかりません。

 

多分「ユーアール」だとは思いますが。

 

実は、これは車種名が「クワトロ」なんです。

 

その後アウディは四輪駆動モデルの総称として「クワトロ」を使い始めてしまったので、棲み分けするために車名の前に「Ur」をつけて区別したんだそうです。

 

クワトロっていう言葉は自動車業界では他社が悔しがるくらいの発明ですから、一つの車種名にとどめておくのは確かに勿体無いです。

 

アウディの英断です。

 

では、見ていきましょう。

 

イラストで描いたホモロゲーションモデルは全幅は広がってるし、全長は縮まってるしで非常に不恰好なクルマなんですが、ベース車のこちらは非常に伸びやかなスタイリングで、当時タミヤの1/24プラスチックモデルで何台作ったか知れません。

 

5ドアでもいけるボディを3ドアにしているようなバランスでしょ?

 

のびのび伸びやかなんですよ。

 

ホモロゲが2灯なのに比べて、ノーマルは4灯です。これはホモロゲではレース用に補助ランプを山ほど装着するからなんですね。

 

このテールランプもかっこよかったなぁ。

 

ノーマルモデルはパーツの収まりに破綻がありませんね。

 

ブリスターフェンダーの張り出しもこれくらいでいいですよね。

 

うむ。良い。

 

ダンディです。

 

ガチャリ。お邪魔いたします。

 

このレカロの柄!ドイツ人が無理しておしゃれした感じが満載!大好き!

 

コンサバとアグレッシブが同居したインテリアデザインです。なのに、破綻がない。

 

いい匂いがこっちまで漂ってくるようです。

 

壊れたらどうしよう。

 

今の文法ではないデザインですよね。色々あったいい時代です。

 

フロントシートもこのファブリックだったんですよね。おしゃれだ。

 

一時代を築きましたね。このホイール。

 

1984年型は初期型なので、直列5気筒のSOHCエンジンです。

 

2200ccというのは現代の基準では控えめに言って、控えめすぎる排気量ですね。

 

いかがだったでしょうか?

 

このクルマは今で言えばスーパーカー候補車だと思います。

 

それが1000万円以下でまだ手に入る!

 

僕の個人的な意見ですが、このクルマが1000万円を超えるのは時間の問題だと思います。

 

財テク(死語)にはもってこいなんじゃないでしょうか!?

 

買う?買わない?

 

では、また!