こんにちは。
「三つ子の魂百まで」とよく言いますね。
映画「バックトゥー・ザ・フューチャー」の中で、ベビーベッドの柵の中にいる赤ちゃんが今では牢屋に入ってるおじさんの幼少期っていうメタファーなんかもありました。
最近あの感じをすごく実感するんです。
結局人間は金太郎飴。 生まれてから死ぬまでどこを切っても同じ顔、同じ価値観でしか生きられないっていう感じ。
なんか具体的なことを書こうともしたんだけど、忘れちゃったな。
あと、デンゼル・ワシントン主演の映画「イコライザー」は大好きですよ。
こんな日もあるっていう事で、本日の一台に参りましょう。
今日は、これ!
日産・キャラバン GLですねぇ。
昨日のトヨタ・ダイナ ルートバンといい、今日のキャラバンと言い、もしかしてMB100Dの後継車を探しに入ってるんじゃないの?
そう思われても仕方がない感じですが、入ってません!と言えば入ってませんし、いつでも探してます!と言えば「だからこんなブログを書いてるんじゃん!」と逆ギレをしたくもなりますが、しません。
いや、ワーゲンバスブームだとか、ベンツのトランスポーターブームとかが来ていて、その辺りのクルマが軒並み高騰しているじゃないですか。
僕もワーゲン乗りですし、ワーゲンバスも乗ってましたし、ベントラ(MB100Dだけど)も乗ってますから、ああ言ったクルマが脚光をあびる理由はわかるんですが、日本人ってそのブランド性に興味を持つのであって、同じような便利さを持ったそのブランドの外のものには急激に興味を失うんですよね。
なんか画一的で面白くないなって思うんです。
あと、ブームって終わりますよね。それもなんかどうなんだろ?って思うんです。
便利なものはいつまでたっても便利なはずだし、かっこいいものはいつまでもかっこいいんじゃないかと思うんですが。
話が逸れそうだな。この話はこれくらいで、まぁいいか。
でね、なんかこう他にもっとあるんじゃないかってうことなんですね。魁って言うほどのものではありませんが。
目新しさと言うか(いや、旧車の話題なんだけどね)。
まぁ、このブログの骨子の半分はその成分なんだけどね。
で、ホーミーです。いや、キャラバンでした。
最近トヨタのルーミーってありますけど、ホーミーっていいネーミングですよね。
キャラバンも本来の意味(隊商)とはちょっと違うけれど、響きはかなりいいですよ。復活させたらいいのにね。
では、ワーゲンバスよりもいいのか?悪いのか?見て行きましょう。
やれてますねぇ。
この顔は良いですよ。ワーゲンバスとは別のベクトルですが、可愛さがあります。
商用車然としたヒップですが、このシンプルさは良いですね。
やや大きめなホイールアーチですが、リフトアップもローダウンも自由自在っていう感じがしますね。
ドアにあいた補助窓がいいアクセントになっています。
ホイールチェンジでかなり印象も変えられそうですね。
ポンポン跳ねそうな乗り心地をイメージしちゃうけれど、そんなこともないのかな?
壁に寄りかかって「もう疲れたよ」と言ってる風でもあります。
でも、かっこいいですね。
お邪魔しまーす。
わお!70年代感満載!
とてもルーミーなインテリアじゃないですか!ワーゲンバスよりいいな!
それに、かなり状態がいいんじゃないでしょうか?
ほら!ピカピカ!ボディがヤレてたので、内装はもっとイっちゃってるかな〜と思っていましたが、綺麗!
ほら!すごいじゃないですか!
この風防がビデオドロームみたいにビヨーンと飛び出してるの、懐かしいですね。
きも!
ただの窪みなんだけど、奥行きを二段にしてるところなんか、結構デザインコンシャスですよ。
ムーンの回転計かな?前のオーナーの趣味が偲ばれる一品です。
「学習机か!」という風情のアナログ時計です。これだけで88万円の価値がありますね(ない)。
はい。助手席からもお邪魔します。この窓のポイントは高いですね。死角を無くせ!
フロント3人乗りですよ。家族の笑顔のドライブが目に浮かぶじゃありませんか。ワーゲンバスより高ポイント!
スライドドアを開けると、70年代の応接間の世界が広がります。
足を投げ出して座ったり・・・。
もちろん、フルフラットにも!ワーゲンバスより全然いいじゃん!
天井も異様に綺麗です。
そして、寝そべっていても、この時計が見えるという。
シートの下は物入れに。
そのフロアマットがこの状態で残っているのもすごいことですね。
このクルマ、内装の綺麗さが尋常じゃない。
遠目では汚く見えたホイールも近くで見たら案外綺麗でした。
さて、いかがだったでしょうか?
この辺のクルマも実売価格ではワーゲンバスやベントラよりは安いものの、一時は古くて売り物にならずにぐしゃぐしゃ廃車になっていたような車種ではありますから、88万円というプライスボードは決してお安いとは言い難いものではあります。
ただ、希少性と当時のメーカーの考えるファミリーカーの回答という歴史的価値にはやはりそれなりのペイが必要になるのでしょう。
部品の供給の心配もそれなりにはあると思いますが、それを申してあまりある魅力を秘めたクルマなんじゃないかと思います。(特に内装ね)
9人乗りという選択肢も現行車ではほとんどなくなってきていますので、大家族でちょっと風流な人はこういう選択をしてもよろしいのでは?
では、また!