こんにちは。
僕はどちらかと言うと原則を重んじるタイプの人間だと思います。
原則が分かりにくかったら「型を尊ぶ」と申しましょうか。
ただ、歌舞くのも嫌いではないんですよね。
ここは、さじ加減というよりもいかに型を熟知した上で崩すのか?という絶妙なバランスだと思うのです。
ということは、記号としての「型」をいかに豊富に知っているか?というのが崩しの美学に反映されてくると思います。
「原則を踏まえて飛躍しましょう」ということです。
広い知識は必要ありません。
むしろ狭くて深い知識がある方が楽しい崩しが出現してくれる可能性がありますね。
なんでこんな話をしているかというと、昨日コンビニの駐車場で軽トラにハヤシのレーシングストリートを履かせてる兄ちゃんがいたんです。
「軽トラにハヤシレーシングかよ。笑」と鼻で笑いかけたんですが、一瞬後に「いや、ひょっとするとかっこいいかも?」と思い直し、そこから「軽トラにはどこまでレーシングホイールを履かせてもオッケーなのか?」という妄想を始めたら止まらなくなったんですね。
その兄ちゃんはハヤシレーシングストリートが全盛期だった時代を到底知らない世代だったので、記号としての「昭和なホイール」でハヤシを選んだんだと思います。
この場合は「型」を知らずして到達した「崩し」な訳ですが、それでもいいと思います。
ただ、こう言う場合は発展性が望みにくいんです。
やはり、どうして軽トラックにハヤシレーシングストリートを履かせたら面白いのか?を理解しておくほうが応用が効くんですね。
いや、なんで「応用を利かせた方がいい」と思ってるんだかがなかなか理解してもらえないところではありますが。
昔から守破離って言葉があるじゃんね。
まぁいいか。
では、本日の一台に参りますよ。
今日は、これ!
トヨタ・ダイナルートバン5ドア 観音開き 2t ですよ!飛躍しすぎ?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU9194375276/index.html?TRCD=200002
これはね、どうして取り上げたくなったかと言うと、僕は鹿児島の田舎町でMB100Dに乗ってるんですが、部品の調達や整備の件などで仲間がいたらいいなぁっていつも思ってるんですよ。
ある日、ベンツのトランスポーターらしいクルマが走っていたので、お尻を追っかけて行ったんです。
それがこのクルマ。
真後ろから見たら、コレに見えたんですよ。
画像拝借 http://dep-sendai.com/blog/post_72.html
画像提供 https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/16/700970014630180521001.html
似てるでしょ!?
で、結局ついて行ったんだけど、途中でダイナルートバンだって気づいて、引き返したんです。
その時から、ダイナルートバンかっこいいなと思ってるんです。
街でそのクルマもよく見かけるんだけど、やっぱりかっこいい。
でも、上の画像のルートバンは4代目ルートバンで、残念なことに市場に流通しているタマはありませんでした。
で、今回ご紹介しますのは5代目ルートバンです。
5代目になると、リアがハッチになっているモデルと観音開きのモデルとがあって、僕は断然観音開き派なので探したんですが、コレも国内流通は現在のところこの一台しか無いんでした。
無いもの無いものへと向かう僕の趣味は一体どうなってるんでしょうかね。
まぁいいか。見ていこうね。
こんな感じ。顔つきはトラックでもおなじみですよね。
日野デュトロと同じなんだっけ?なんか似てるね。調べませんよ。あんまり興味がないから。
興味があるのは4代目と、この観音開きだけです。
ちなみに4代目の顔はこちら。あんまり好きじゃないなぁ。
リア。一番好きなのはコレね。でも、コレは売ってないの。
(追記。 https://www.o-cross.net/car/toyota/S214/003069-1171107-N0002/ ここで売ってました!)
ね。観音開き、いいでしょう?
こんな風になっていて・・・、
ここまで開いちゃうんですよ。ほぼ脱臼状態ですよね。
このキャビンが上がってるサイドビューは嫌いじゃないです。
何だろう?ちょっと昆虫っぽいですよね。
顔は嫌いだなぁ。
4代目を見ちゃうと、ちょっとげんなりするけれど、まぁ、観音だし。
便利は便利なはず。新型な文機能性も向上しているはずだし。
ウォークスルーというか、door-to-doorというか。
もちろん片側を締めることも可能です。(当たり前)
ゴト車にしては綺麗ですね。
内装は自由にしちゃいましょう。ウッドを張るのとかオススメ。
こんなんとか、どう?(天井がこんなに高くないか)
まぁ、夢は膨らみますね。
お邪魔します。
割といい感じです。普段眺めるのはこっちの景色だから、内装重要です。
素っ気ないっちゃ素っ気ないけれど、悪くないよね。
助手席にもお邪魔。
綺麗だしね。
何だかちょっと可愛いインパネですね。ロボット感ある。
座席の下に鎮座する完全に黒子に徹したエンジンです。(黒柳徹子感)
さて、いかがだったでしょうか?
MB100Dに憧れるみなさん、MB100Dはなかなか探してもありませんので、ダイナルートバン辺りで手を打ってみては。
(嫌な感じ)
いや、僕こそダイナルートバンの方が壊れなくていいんじゃないか?とちょっと憧れているんですよ。
今度乗りに行ってみますね。
では、また!