こんにちは。
みんながそうだと思ってて、自分が特別なわけじゃ無いと思っていることって皆さんにもあると思うんですよ。
みんなそうじゃ無いんですよ!あなただけに備わってるんですよ!その機能は!
そんな感じです。
「一体なんのことだい?」
そうでしたね。肝心の機能のことを書いていませんでした。
僕は目が良いんです。
目が良いと言ったって、切れ長の綺麗な目をしているわけではありません(目が可愛いとはよく言われますけど)。
そっちじゃなくて、視力がいいんです(普通そっち思うって)。
20歳の頃からモニターの前に座り続けて32年。視力がまったく衰えていません。
今も昔も右も左も2.0です。
機能というのは視力のことでは無いんです。
ただ、この機能を持ち合わせていることで視力が落ちないんじゃ無いか?と最近指摘されて思ったんです。
もったいぶってるみたいですね。そうではなくて、どう書こうか考えあぐねてるんです。
子供の頃こんな遊びしませんでしたか?
視界に入ってるものを突然言うんです。例えば吉野家の看板が見えてたとしたら「吉野家!」って言う。一緒にいた人が吉野家の看板を見つけたら負け。だから、なるべく目立たないものを言うと勝てるんです。
やったことない?
ある時友人と話している時に、目の端に見えた看板のデザインが気になって、友人にそのことを話したら同じ方向を向いていたのに友人はその看板を見ていなかったんです。
まぁそんなこともあるよなとスルーです。
でも、そう言うことが何度か続いたんです。友人は確かに眼鏡をかけてる奴だったんですが、眼鏡をかけてさえいれば視力は良かったんです。
何度かそう言うことがあった時に友人が言いました。
「チャリーモって八方目なんじゃない?」
「ハッポウモク?なにそれ?」
「視界に入ってるものが全部認識できる力のことだよ」
「え!?それって誰でもできてるんじゃないの?!」
「そんなわけないじゃん。だとしたら、八方目なんて名前つかないでしょ?」
「確かに・・・」
僕は面白い形状やデザインのものや珍しいクルマが好きなので外にいる時には視界情報のボリュームを目いっぱいあげているような節はあります。
でもだからと言ってそれが特殊な仕様だとは思っていなかったんですよね。
どんな感じかと言うと、特にカリッカリにピントを合わせているわけではなく、ぼんやり全体を眺めている感じなんです。
でも、どこにでもすぐにフォーカスができる状態でもあるんです。一瞬です。
興味がないものはデリートしてますが、だからと言って見ていないわけではなく重要じゃない情報のレイヤーにある感じ。
視覚情報の記憶力もよく驚かれます。絵も描けるので、よくある「記憶絵」みたいな遊びをしても盛り上がるのを通り越して、上手すぎて白けてしまうほどです。
え!みなさんそうですよね!そうじゃないんですか?
言われてみたらロボコップとかアイアンマンの視界に近い感じがあります。もちろんあんな文字情報はないしマルチディスプレイでもないですが。
異常な機能みたいなんですよね。
こんなことをブログで公表しちゃったら、人体実験の材料になってしまいはしないだろうか?
僕が行方不明になったらXメンの学校に入学している可能性がありますからね。(そっちか)
では、本日の一台に行きますよ。
今日は、これ!
ランチア・デルタ HFです。
「HF?」はい。皆さんの短いツッコミが聞こえてきましたよ。
そうです。インテグラーレでもなければ、コレツィオーネでもなければ、ストラダーレでもなければ、クアトロバルボーレでもありません。
デルタの「ただの」HFです。
ただのHFだって?HFがただの名称なわけないでしょーが!(自分で言ったんじゃん)
HFに関しては過去記事をお読みくださいね。
まぁ、チューンド・デルタであることは間違いないんですが、インテグラーレほどではないというのが一番わかりやすいですね。
ただのHFと初期のHFインテグラーレとの違いはブリスターフェンダーであるか?そうではないか?程度なんですが、それが僕にとっては大きく違うんです。
トレッド幅を稼ぐためにワイド化、ブリフェン化された訳なんですが、それもこれもホモロゲーションのため。
市販車にはそこまでのワイド化は必要ないんですよ。
(でも、ただのHFもホモロゲモデルなんですけどね)
ナローで十分ですよ。
旧車になったら大体「ナローモデルが良かった」って言われるのに、みんなどうしてワイドモデルを作るんでしょうね?
(いや、ワイドモデルがあるから「ナローモデル」って呼称されるんでしょ)
今日はセルフツッコミ多めでお送りしております。
では、見ていきましょう。
サイドストライプが入っているのでわかりにくいですが、ブリスターフェンダーがありません。
ね!非常にスマート!
ナローとしか言いようがない。
心なしかゴルフ1に似ていますよね。
デザイナーはいうまでもなくジョルジェット・ジウジアーロです。
こういうアングルで撮影したくなる気持ちはわかります。
ああ、煽りたくなるよねぇ。
ボンネット開いてます。逆アリゲーターです。
このシンプルな排気管。たまりませんな。
では、内装に行きます。
バーン!このシートのデザイン、匂い!やばい。
す、スパルタン・・・。
男臭いですねぇ。外観は草食系なのに、中身は肉食系だ。
それでいて、程度が良さそうですね。
当時のイタリア車に乗ったことがあれば瞬時に共有できるこの感覚。わかる?
パンパンにアンコが詰まっています。
だれ?あんた、誰なの?
2000ccと書いてあるんだけど、このエンジンは1600ccの見た目なんだよな。
このボディには、このナローなホイールが似合います。
このホイールデザインもマジで秀逸です。
サンルーフがついてる。大丈夫かなぁ。作動とか雨漏りとか作動とか・・・。
あ、終わっちゃった。
いかがでしたか?
「価格応談」というのが気に入りませんが、好きなクルマだし、本当にここ最近は売り物がないモデルだから仕方ないでしょう。
明日電話して値段を聞いてみますね!
今予想している価格を書いておきましょうか。
んーと、んーと・・・、360万円でどーだ!!
もっと高いだろうなぁ。
では、また!