チャリーモがチャリーモの訳 | 「クルマ離れをぶっとばせ!」

「クルマ離れをぶっとばせ!」

クルマ好きが嵩じて彼女までポルシェに見えてきました。というわけでポルシェ買います!毎日クルマを探してます。それが人のお役に立つことも増えてきました。みなさまのクルマ選びのお役に立てたらうれしいです。

こんにちは。

 

今日も「毎日更新!チャリーモのクルマ離れをぶっとばせ!」にようこそ。

 

フルネームでブログタイトルをガナりました。初めてのことですね。

 

なんでもやってみるもんです。

 

「毎日更新!」なのは皆様もご存知のことと思います。

 

「クルマ離れをぶっとばせ!」という社会派(?)のタイトルの意味も汲み取っていただけていると思います。ありがとう!

 

「チャリーモの」はどうですか?

 

「チャリーモって?なに?それとも、誰?」という方がほとんどではないでしょうか?

 

はい!チャリーモは僕の名前です!もちろんあだ名に決まってます!

 

インターネットを始めた当時から使っているハンドルネームです。

 

本名はこの画像のものなんですが、H.N.は本名から取って「ハシーモ」を名乗っていました。

 

「H.N.占い」というのが流行った時に、自分の趣味などを織り込んだ「チャリーモ」で占ってみたら、色々ばっちりだったのでその瞬間から僕はチャリーモになったんですが、東京の友人の歯科医の女性から「ところでみんなあなたをチャリーモって呼んでるけれど、一体チャリイモってどんなイモなの?」と聞かれた瞬間から僕は芋になりました。

 

要するに、東京時代の僕はチャリンコにどっぷりとはまっていた時期があったのです。

 

チャリーモのチャリはチャリンコのチャリなんです。

 

関東平野というくらいで、東京はチャリンコ天国です。

 

逆にクルマが必要ではありません。公共交通機関も発達していますしね。

 

毎日毎日、来る日も来る日も僕はチャリンコに乗ってどこにでも行っていましたし、チャリンコに乗らない日にはチャリンコを組み立てていましたし、チャリンコを組み立てていない日にはチャリンコをバラしていました。

 

とにかく、食事と睡眠とグルーミングをしていない時にはいつでもチャリンコと接していました。

 

そんなことからついたネーミングなのです。

 

本日は「クルマ離れをぶっとばせ!・番外編」として当時の僕が乗ってたり作ったりしたチャリンコのご紹介をいたしましょう。

 

今日は駆け足ですよ!はい、スタート!

 

僕の自転車歴は中学時代に父親に買ってもらった黄緑色のブリヂストンのロードマンから始まりました。

 

当時はロードマンが大ブームで、ロードマンを買ってもらえるかもらえないかで運命が変わる!とすら思っていたものです。

 

もちろん、他社の同価格帯の自転車もロードマンの成功を見て雨後の筍がごとく出てきていましたが、やはりオリジナルのロードマンが垂涎でした。

 

そのロードマンは、自転車のメンテナンスをまだ知らない僕が乗りっぱなしにしてすぐにダメにしてしまいました。

 

あんなに熱情的に欲しがったというのに・・・。

 

父親はそんな僕に大いに呆れたことでしょう。

 

その後社会人になるまで、僕は親に自転車をねだる事はなく、自作自転車の道を歩みました。

 

自作と言ってもフレームはママチャリなどの流用で、いかにママチャリのフレームを使って快速車が作れるか?カッコ良くできるか?などが命題でした。

 

そんな自作のチャリで高専生活の5年間を雨の日も風の日も雪の日も、もちろん快晴の日もチャリ通学していました。

 

目出度く社会人になった僕は広島県の事業所に配属され、東京の実家から送れるものは最小限で、文字通り新生活をスタートしたのです。

 

会社に通勤するのに自転車が必要だと悟るのにはそれほど時間はかかりませんでした。

 

初めてのボーナスで買ったのが同じくブリヂストンのMB-1という国産初の量産マウンテンバイクでした。

 

MB-1は未だにマウンテンバイク界ではマスターピースとして語り継がれています。

 

本格的な自作自転車のキャリアはこのMB-1がスタートと言って良いでしょう。

 

残念ながらノーマル状態の画像はありませんでしたが、最初のカスタム状態がこちらです。

まず、フレームの塗装を総剥離して、町のメッキ工場に持ち込んでフルメッキをしました。

 

シングルスピード化してドロップバーにして乗り回していました。

 

なかなかカッコいいですよね。

 

サドルやバーテープを交換したり、荷台をつけたりと色々遊んでいます。

 

その後、タイヤを細くしてフラットバーに。

 

メッキの上から自家塗装。

 

再びリアメカをつけて8速で通勤していました。

パニアバッグで武装。買い物がとにかく便利でした。

 

カバンなのか自転車なのかわからなくなります。いや、わかるって。

 

まぁ楽しい自転車です。

 

さて、ここから僕の自転車人生を大きく変えるカスタム時代に入ります。

 

ロングテール時代です。

 

MB-1を購入してからこの時点で15年は経っています。

 

ひとつのフレームでここまで遊べるなんて、クロモリのコストパフォーマンスの高さと、設計の素性の良さです。

 

ロングテールはエクストラサイクル社の「フリーラジカル」というアッセンブルパーツです。

 

これをMB-1にインストールしたのですが、初めは見た目のかっこよさで欲しかったフレームだったんですが、乗ってみてビックリ!見た目のことが二の次になるくらい乗り心地がいいんです!

 

荷物はたくさん積めるし「重いでしょ?」と訊かれるんですが、全然そんなことはなくむしろ軽いんです。

 

自転車も積んで走りましたね。自転車オン自転車。

 

そんな自転車好きの僕には友人たちからカスタムバイクの作成依頼も入って来始めました。

これは足踏みバイク。

 

プロドラマーの川崎くんからのご依頼の「真っ黒なピストバイク」。

 

某警備会社の警ら用バイク。

 

カエル好きからのご依頼「カエルバイク」。

 

シャア好きの「シャア専用バイク」。

 

ビームス関連のカラフルバイク。

 

女の子のために作ったアルミポリッシュバイク。

 

これは作ってから売れた超珍車、丸石エンペラーのMTB。

 

デッドストックのプジョーをオールドスクール風にカスタム。

 

ノーマルのブロンプトンの塗装を剥がして「なんちゃってRAW仕様」。

 

でも、当時はまだ正規のRAWモデルは発表されていませんでした。

 

ブロンプトンのちょいカスタムも。

 

ビンテージキャノンデールをシングルスピードでドロップハンドル化。

 

子供用自転車にオリジナリティを!

 

往年の名車「マウンテンキャット」のカスタム依頼。

 

これまた名車「KOGA MIYATA」のフルカスタム。

 

デッドストックプジョーを小粋にカスタム。

 

友人のビアンキをビンテージ風にカスタム。ハンドルに革巻き加工がメインイベントです。

 

全体像

 

同じ友人のカフェに展示するためのフルカスタムバイク。

ビンテージのミキストフレームがベースです。

 

塗装を剥離してバーナーで炙ってつや消しクリアで保護。

 

古いラグ加工がおしゃれです。

 

同じくハンドルバーに革巻きです。

 

最新のパーツもインストール。

 

今でも青梅の「ねじまき雲」という喫茶店に飾ってあります。

 

今乗っている自分用のパナソニック。

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

自転車ってどんなにカスタムしても車検がないから完成したと同時に乗れるし、気に入らなかったらすぐに直せるし、税金がかからないから何台持ってても経済的負担は少ないし、燃料要らないからすぐにどこにでも行けるし、人類最大の発明の一つと言っていいと思うんですよね。

 

それくらい今だに自転車は大好きです。

 

だから、チャリーモを名乗り続けています。

 

では、また!