親にもらった真っ赤なボディ(トヨタ・コロナクーペ1.8SX) | 「クルマ離れをぶっとばせ!」

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クルマ好きが嵩じて彼女までポルシェに見えてきました。というわけでポルシェ買います!毎日クルマを探してます。それが人のお役に立つことも増えてきました。みなさまのクルマ選びのお役に立てたらうれしいです。

こんにちは!

 

先日、面白いと評判のテント芝居を観に行った。

 

その劇団は自前のテントをトラックに積み込んで全国を巡っている所謂「ドサ回り」を続けて数十年、日本各地にファンを増やし続けている。

 

SNSでは数年前からその名前と評判を聞いていたが、ようやく今回の公演で観にいくことになった。

 

結果から言うと、こちらが期待に胸を膨らませすぎたのか、不発に終わった。

 

東京に住んでいる頃からシリアスからお笑いまで、芝居や演劇や落語やいろんなライブを観てきたので、ハードルも上がりきっていたのかもしれない。

 

ライブはナマ物である。

 

特に小演劇はとても些細なことでその回の空気がガラリと変わってしまって、台無しになったり救われたりすることがある。

 

例えば演者が興奮しすぎて唾を飛ばしまくって演技をした結果、最前列の観客がドン引き、そのドン引きした空気が後席まで伝わって、全体の空気が冷めてしまう。

 

同じく興奮して飛んだ唾も、最前列でかぶりついて観ていた大ファンにかかれば反応も変わり、全体の空気も良くなる。

 

「引くも食いつくもその時の運次第」と言ってしまえばそれまでなのだけれど、引いた空気も本当はどこかでリカバーできると言うか、しなければいけない。

 

乗り切れない観客の気配を察知したのならば、演者は何が何でも乗せなければいけない。

 

乗れていない観客を置き去りにしてはいけない。

 

それが舞台と客席をつなぐライフラインなのだから。

 

残念なことに、僕が観た回の芝居は(たまたまだと思いたいが)それができていなかった。

 

「次回に期待」と再び観にいくだろうか?と自問するが、次回はないだろうなぁと今は思ってしまう。

 

表現活動をしている自分に活動にも自戒になる観劇体験となった。

 

では、本日の一台に参りましょう!

トヨタ・コロナ1.8SXです。

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/18/700130089530181116001.html

 

先日のコロナSFを書き上げた後に「そう言えばコロナって派生車種がたくさんあるのになんか使い捨てっぽく無くなっちゃったよなぁ」とか「コロナってネーミングセンスすごい大上段じゃね?」とか色々考えてしまい、こうなったら「コロナ大供養祭」をやってはどうだろう?と思いついてしまって、過去のコロナを調べてみたんでした。

 

真っ先に俎上に上げるのは、このコロナクーペです。

 

実は、このコロナはクーペでありながらまだ「コロナ・クーペ」という車名を名乗っていませんでした。

 

理由はわかりません。

 

このコロナクーペの兄弟車で、コロナがかすむほど有名だったセリカは「クーペ」を名乗っていたのに、どうしてでしょうね?

 

当時は僕もセリカの方に夢中で、兄弟のコロナにはあまり魅力を感じていませんでしたが、さて、コロナの方はどうなんでしょうか?

 

見て行きましょう。

 

リトラクタブルライトを与えられたセリカの強烈さの前に、コンサバなイメージとしか捉えられなかったコロナですが、今こうして見てみると、なかなかどうしてスポーティでスタイリッシュだったというのがわかります。

 

おじさん、反省します。

 

ボディ後半のデザインがセリカとの相違点です。

 

サイドに回り込んだリアウィンドウがちょっと野暮ったく見えたんですよね。

でも、なかなかどうして、悪くありません。

 

この縦長に見えたテールランプの造形も、かなり特徴的だということもわかります。

 

MR-2(初代)との類似性はありますね。

 

セリカと共通のサイドのキャラクターラインは新鮮でした。

 

紫外線に弱い赤系の塗装が40年近く経っているのにピカピカです。

 

メッキモールの状態もいい。

 

このドアノブも新しかったなぁ。

 

綺麗なサイドシル。

 

反対側も綺麗。

 

一箇所だけ錆が出ていますが、この程度だったら優秀です。すぐに治せるでしょう。

 

内装を見ましょう。

 

手回しウィンドウで十分ですよ。

 

ファブリックのおかげで明るい室内。

 

表皮の状態もかなりいいですね。

 

時代を感じるデザインですが、手抜きはないです。

 

10万キロに満たない走行距離。買った人はエンジンを回してあげてくださいね。

 

ノーマルのまんまのカーステレオ。

 

天井にはタレも汚れもありません。

 

シンプルで広々。

 

ロジャー・ムーアがCMキャラクターでしたね。

 

007ムーンレイカーの頃かな?

 

コンプレッサーとOリングは交換済み。

 

キラリと光るエキマニ。整備性の良さそうなエンジンルームです。

 

なんかかっこいいな。

 

レストア済みのノーマルてっちん。

 

こういう状態で保管されているそうです。

 

いかがだったでしょうか?

 

100万円くらいの面白いクルマってありそうでなかなかないんですよね。

 

(このブログには頻発しますけれど)

 

そして、大事に乗っていればこの辺りの車はそうそう価値が下がることはないと思うのです。

 

しかも、大トヨタがバックアップしてくれます!

 

(営業の事ある毎の「買い換えませんか攻撃」も付いてきそうですが)

 

色々考えてみると、やっぱり買いなんではないでしょうか?

 

買え!

 

では、また!