こんにちは。
週末ですね。
ほろ酔い加減でこのブログを巡回に来てくださった方も多いでしょうね。
ありがとうございます。
僕も飲みながらこのブログを書いています。
本題に入りましょう。
人間はついオーバースペックなモノへ憧れてしまうものです。
それは本当に出来心のようなもので、冷静になれば「そんな機能は本当は必要なかった」と気付けるようなことなのに、つい熱くなったまま突っ走ってしまう抑制のない衝動です。
男子だったらわかる、腕時計や工具やシューズやもちろんクルマへのこだわりも、その衝動の発露でしょう。
「これは、一生ものだから、いいんだ!!」
そして、そのこだわりを外してしまったら「自分が自分で無くなってしまう」という根拠のない恐れにも付き纏われるのです。
皆さんもそうではありませんか?
駄菓子菓子!
予算は潤沢ではありません。
予算内でのこだわり。なんという歯痒さでしょう。
人生とは制限との上手な付き合いができるかで幸せになれるかどうかが決まるのです。
そもそも、一生使うものなんて果たしてあるんでしょうか?
ふっ。どうやらお酒のせいで饒舌になりすぎているようです。
あ、いつものことか!
では、気を取り直して今日の一台に行きましょうか。
はい、これ!
毎度のことながら、好き嫌い激しいのを持って来てますよねぇ。僕。
ジムニーCCです。
限られた予算内で、走りたいし、目立ちたいし、気持ちよくなりたい!
どうでしょう?
キモは「幌車」ってところじゃないでしょうか。
(オープンカー原理主義者なので)
ただのジムニーでは味わえない開放感があります。
この後に出るフルモデルチェンジされた「JB-23型」ボディからはオープンボディが廃止されました。
(輸出版にはあるのかな?)
もちろん、初代から設定があります!
四駆はオープンでしょ!
この考えは譲ることはできません。
ただでさえオープンカーの少ない国産車において、四駆がオープンであることを手放して一体どうするつもりなんでしょうか?
はぁ。
なかなか日本ではオープンが浸透しないんだよなぁ。
気を取り直して、見て行きましょうか。
いい立ち姿ですね。
素性は良さそうです。
ツラ構え。
オフロード仕様ですが、手荒く扱われた印象はありませんね。
なんか、ね。
サイドシルも誤魔化してない感じ。
反対側も、ね。
まぁ、錆びるっちゃ錆びるんでしょうけどね。
内装!
綺麗でしょう?
このシート、経年劣化でビリビリになるヤツなんですよね。
綺麗です。
このシフトレバーも「生活の知恵」だろうから、このリーチが便利なんでしょう。
ボディ塗ってるのかな?純正色かな?
どっちにしても、内装までちゃんと綺麗になっていますよね。
はい。以上です。
いかがでしたか?
僕は、このクルマで生活が3割くらい楽しくなるイメージができちゃいましたけど。
ところで、ジムニーCCの「CC」って何ですか?
プジョー207CCの「CC」とは何となく違うと思うんですよね。
プジョーの「CC」は「クーペ・カブリオレ」の略ですもんね。
ジムニーは間違ってもクーペじゃあないし・・・、
えっ?ひょっとして、クーペのつもりなのか!?
可能性はぬぐえませんね・・・。
まぁ、大した問題ではありません。
今回ご紹介したクルマは決して数値的なスペックは「オーバー(過剰)」ではないかもしれません。
しかし、日常をアゲるためのスペックはそこら辺のクルマには負けません。
天気予報には敏感にならざるを得ませんし、もちろん目立つので悪いこともできません。
でも、それがいいんです!
目を三角形にして必死に過ごす日常を軽々といなしてくれるような相棒になってくれる、頼りになる愛犬のようなイメージです。
年式にしては車体はちょっと高いような気もしますが、そこはそれ、軽自動車の維持費が安いのは皆さんもご存知でしょう。
若い人から、いいおじさんまで、気取らずに乗って楽しい時間を過ごしませんか。
できれば、ホロは外して。
では、また!