こんにちは。
やっぱり梅雨ですね。
しばらく晴れてましたが、梅雨にはかないません。
特に感じるのが、よりにもよって「週末に雨が降る」ということですよね?
あ、共感できませんか。
そうですか。
僕は、お天道様が「よし!週末だ」ってんで雨を降らせたりしているような気がしてならないんですよねぇ。
そんな自意識過剰な被害妄想の僕が書くブログへようこそいらっしゃいました!
一緒に「Sing’ng in the rain」を歌いましょう!
あ、歌いませんか。
というわけで、今日の一台は梅雨空を吹き飛ばすようなコイツです!!
ランチア テージスです。
コイツとか言っちゃってごめん。
どうですか?
このクルマのデザインをかっこいいと思えるかどうかが僕とお友達になれるかどうかの喫水線になってきます。
だからと言って、無理に嫌いになることも無理に好きになる必要もありません。
ありのままの貴方でいてください。
僕はこのテージスのデザインが大好物です!
変なデザイン!!
変なデザインなのに、上品!!!
そんなことができるんです。
志がないとこういう風には仕上がりません。
なんとなく、最近のカーデザインは志が低いor無いんじゃないかと思うんですよね。
みんなどこかで見たようなクルマに仕上がっていませんか?
お隣の国のクルマのことを笑えないんじゃ無いでしょうか?
で、テージスです。
以前にもお伝えした、チャリーモの「次に来るのはセダンだよ」構想の一環でもありますが、その括りを外したとしても絶対にご紹介したい一台です。
ランチアの威信と社運をかけて開発された一台でしたが、必ずしも成功したとは言えない可哀想な運命を辿ったクルマだと思います。
少なくとも、日本では。
(噂にも聞きませんけれど)ヨーロッパでは成功を収めたのかもしれませんが、確かに、日本の市場で勝ちを収められるような条件を抑えたクルマだとはこの僕でも思っていませんでした。
国内に数十人から百数十人足らずの数寄者だけが買うんだろうなぁ、と当時は完全にターゲットから外れていた僕は考えていました。
それでも、テージスが掲載された雑誌は買って、スペックを読み漁り、外装や内装の写真を眺めてため息をついていたものでした。
そうそう。これこれ。
Bow画伯にも描かれていますね。
では、見ていきましょう。
こんなデザイン、イタリア人以外には思いもつきません。
こんなライト、日本では思いついても上司が許しません。
黄ばみは磨けば取れる信者。
テールランプの意匠の上品なことと言ったら!!
ポルトローナフラウレザーがあなたをお待ちしています。
画像だけで色香にやられてしまいます。
このシャワーのように無数にあいた穴からはエアーが吹き出すと聞きましたが、ちゃんとエアーの出口もあるよなぁ。
実際はどうなってるんだろう?あ、スピーカーかな?
複雑なシフトゲートですが、右ハンドルよりは操作はしやすいでしょうね。
いかがでしょう?この抑制の効いたメーターナセルのデザイン。
ショーファードリブンとしても全然使えます。
荷物も、ドーン!ファミリーカーとしても!!
余裕のエンジン。信頼性は・・・Priceless!!
このホイール、なんちゅーデザイン!!!日本人には逆立ちしてもできない!!!
と少し興奮気味に見てまいりました。
皆さんはいかがだったでしょう?
背景に常にポルトローナフラウの皮の香りが漂っていると想像しながら画像を初めから見直してみてください。
やばいでしょ?!
想像できない!?
そりゃそうか。そうですよね。
でもね、そんなこと言ってるみんなだって、テージスの実物を見た日にはそんな冷静でなんかいられなくなるんですからね。
吠え面かくなよ!
あ、取り乱しました。
イタリア車の常として、機械的信頼性に関してはこれはもう「好きだから目を瞑る」という方向性で邁進するしか無いというのは認めざるを得ない点だとは思います。
そこは認めます。
ただ、新車価格750万円を超えるこの迷車(ごめん)が100万円で手に入ります!!
100万円、いや50万円だけメンテナンス費用を考えてください。
それ以上はかかりません。かからないんじゃ無いかな。かかるのかな。まちょと覚悟はしておけ。
そんな感じではございますが、
レクサスのLS辺りの購入を検討していらっしゃるそこのお父さん!
いいクルマがありますよ。
では、また!!
P.S.ローマ法王も乗ったんだぞ!