60代で乗るべきクルマ | 「クルマ離れをぶっとばせ!」

「クルマ離れをぶっとばせ!」

クルマ好きが嵩じて彼女までポルシェに見えてきました。というわけでポルシェ買います!毎日クルマを探してます。それが人のお役に立つことも増えてきました。みなさまのクルマ選びのお役に立てたらうれしいです。

こんにちは。

 

昨日のショックも冷めやらぬままにブログを書いています。

 

頬を温かいものが流れています。

 

そんな僕が書くブログへようこそいらっしゃいました!

 

ありがとうございます。

 

ようこそ〜、ありがとう〜、ようこそ僕の街へ、ようこそこの愛へ〜(SADA)。

 

すっきりしました。

 

閑話休題。(これ、便利だな)

 

このブログを始めてからメールやチャットやメッセージで「このクルマどんなだろかい?」という情報をたくさんいただきます。

 

本当にありがとうございます。

 

と共に、ただでさえ目移りに忙しいというのに、他の人の目移りにまで目移りしてしまって、目がいくつあっても足りないという状況に陥っている点においては、ちっともありがたくないです。(嘘よ!)

 

そういった読者様からの情報も過去に数件アップしていますが、今回もそんな情報から捨て置けないヤツが現れました!

 

それが。コレです!

はい、出た!W123!

泣く子も黙る300TDTですよ。

 

どうしましょう、皆さん。(&潤さん)

 

W123、しかも300TDTはもう長期にわたって乗るに耐える良質なタマは無くなったと言われて久しいです。

 

このブログでもW123を取り上げることもないだろうと思っておりました。

 

それが、ブログを開始して30回目にして前言を撤回することになろうとは・・・。

 

見つけてしまいました(読者の方が)

 

僕たちくらいカーセンサー.netやグーnetを穴のあくほど日夜眺めていると、画像だけでそのクルマが辿ってきた人生(車生とかくだらないことは言わないのでそのつもりで)まで透けて見えてきてしまうんです。

 

単なる妄想ですけれど。

 

妄想、大事です。

 

欲目も入りますので、実際よりは3割り増しくらいに見えているというのが経験則でわかってもきています。

 

その欲目を差し引いても、この個体の上質「らしさ」は画面を突き抜けて網膜に刺さってきます。

 

では、見ていきましょう。

なんという端正。

ツラ構え。かっこいいのに可愛いって、そうできるもんじゃないですよ。

神パッケージ。誰がテトラパックやねん!

ベストアングルで賞!

なに!このバックランプの位置の可愛さ!絶妙さ!!

触ったら痴漢をしたような気になる程の華麗なお尻。(変態入りました)

綺麗です!

 

インテリアを見てみましょう。

ひび割れてしまったんでしょうか。

ダッシュボードマットが敷いてありますが、そんなの全く問題ではありません。

全然へたってないシート。

表皮もいいですね!

このハンドルの握り心地最高なんですよ。うちのMB100Dと同じです。

 

何十年経ってもベタつかない樹脂ってこの時点で完成しているのに、どうして最近のクルマのハンドルって数年でべたつくんでしょうね?

25万キロですか。

慣らしが終わった頃かな?(もちろん言い過ぎ)

特筆すべきは、メーターの風防に傷が見当たらないことです。

この風防は樹脂製なので、長年に渡って手荒く扱われた個体には無数に傷がついています。

ましてや25万キロも走ったクルマの風防がここまで綺麗だということは、それだけでこのクルマが過去のオーナーたちに大切に扱われてきたか?ということの証左になるわけです。

もう当たり前のようについてる、みんな大好きETC車載器。

シートバックのネットはこのように「ベローン」となるもんなんです。

これでも、薄いカタログくらいは挟めますから。大丈夫。

気になる人は手編みでもなんでもして修復しましょう。

天井はパリッとしたもんです。

汚れも経年経過以下です。

どうして、どうして僕らは出会ってしまったんだろう?

「不世出」という言葉はW123あのためにあります。

純正ホイールキャップ、っていうね。

良さしかありません。

 

とまぁ、駆け足で眺めてきましたが、

いかがですか?

 

週末のショップに問い合わせて買ってしまわれても、僕は悔やみません。

 

泣きじゃくるとは思いますが。

 

ただ、僕に「買ったよ」と報告することは忘れないでつかぁさい。

 

それくらいしてくれたっていいでしょう!!??(なんでだ)

 

画像からこのクルマの良さがわからないっていう人は、僕のブログを初回から最新回まで30回ずつ読んでおくように。(しなくていいですよ)

 

とにかく、間違いありません。このW123は買いです!

 

壊れないから買うべきなのかって?

 

それは違います。(多分それなりに苦労するはずです)

 

ただ、そのクルマが過去にどういう扱われ方をしたのかということは、当然ですが今後のそのクルマの命運を分けることになります。

 

そういった点で、40年前の車であることのリスクは仕方のないこととして、どうせ買うのであれば過去に手荒く扱われていなかっただろう、と推測できるクルマを買ったほうが、のちの幸福度は高まるのです。

 

当然のことながら、あなたも過去のオーナーのようにジェントルに接してあげる必要があることはお忘れなく。

 

では、また!