アメリカの2大大統領ご用達のクルマ・メーカーと言えば、リンカ
ーンとキャデラックだが、このリンカーン・コンチネンタル2代目と言

えば、1963年にケネディ大統領暗殺事件の際に、ケネディが乗って
いたクルマが、この2代目コンチネンタルのコンバーチブルモデル。


 Lincoln Continental


 例えば、トヨタ・センチュリーのようにデザインの大幅な変更が必要

の無いほどに洗練されたラグジュアリーカーの一つが、このリンカー

ンコンチネンタル2代目と言える。


 このクルマは、元々フォード・サンダーバード用として設計された2

ドアクーペが、主要デザイナーによりコンチネンタル用へと変更され

4ドアセダンとなった。そのことが関係してか、前代よりも40cmほど全

長が短くなっている。


 またモノコックボディが採用されたことにより、車体の強度が向上
され、特徴的な観音開きドアが採用されている。


 Lincoln Continental Suicide Door


 ケネディ暗殺に関係したクルマとして有名なこのクルマですが、そ
の後のアメリカ自動車業界に影響を与えたこととして、アメリカ車と
しては、初めて24ヶ月/24000マイル(約3.9万km)の保証が付けられ

たクルマで、その後各メーカーの保証戦争が行われた。初の保証が

付けられたのには、それ程の品質保持にリンカーンが力を入れてい

たことが覗える。


 ラグジュアリーカーとして、装備も充実しており、油圧コントロー
ルワイパー、パワーシート、自動パーキングブレーキリリースなど、
コンバーチブルには、フルオート開閉ルーフが採用されている。


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


 人気ブログランキング【ブログの殿堂】  どうぞ投票クリック を。

 今も昔もアメリカンセダンとして愛され続けているクルマが、この
キャデラックのドゥビルと言える。この4代目キャデラック・クーペ
ドゥビルは、あだ名を"ピンク・キャデラック"と呼ばれる。


 Cadillac Coupe DeVille 1959

 
 このピンクキャデラックの最大の特徴は、テールフィンで、大胆な
デザインの後姿が、単純にかっこいいクルマ。1949年以降大型化し

てきたアメ車の傾向の中で、このクルマは、ホイールベースが、

3289mm、全長5707mm。この長さのクルマに2ドアを採用している。4

ドアのセダンと比べても、サイドがすっきり見える。


 このモデルのクーペドゥビルは、特に1959年が現在でも人気があり、
21924台を売り上げたベストセラーで、その理由として、高さ97cmにも
なるテールフィン。そして、テールランプが、ジェッドポッドと呼ばれる、

丸いロケットを彷彿させるスタイリッシュなものも特徴的である。


 DeVille tailfins

 

 2.14トンのボディに組み合わされたパワートレインは、6.4リッター
V8エンジンで、330馬力のパワフルなもの。


 キャデラック・ドゥビル(セダン)では、3代目に当たる車種。アメリカで

は、クーペドゥビルとセダンドゥビルを分けて考え、クーペのものを特別

視する傾向があり、それは、1950年代のエルビスカーと呼ばれるなど、

と言った点から、本ブログでは、クーペドゥビルをセダンとは分けて紹介

します。このクルマは、現在では、特にヒップホッパーから人気があり、

Dr.Dre、Ludacris、Outkast、Ice Cubeらによって主にFleetwoodと並んで

良く歌詞に登場するクルマです。以前までは、ニール・ヤング、レイ・ス

ティーブンスといったブルーズ寄りの歌手の楽曲にも登場した。


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


 人気ブログランキング【ブログの殿堂】  どうぞ投票クリック を。

 クライスラーの1950年代中盤からの300レターシリーズのDNAを受け継ぐ
300ハースト。1965年の300Lで、レターシリーズが終わった4年後に、300
レターシリーズのアンコールという形で、わずか485~501台程度生産され
た300レターシリーズではないが、レアなモデル。


 Chrysler 300 Hurst 1970


 Hurstとは、アメリカの市販車をカスタマイズするHurst Companyによるデ

ザイン。レターシリーズとはならなかったものの、内外観の贅沢度、パーツ

のこだわりなど、レターシリーズの追求した"真のラグジュアリーマッスルカ
ー"と共通している。


 スペシャリティセダンよりも、よりスポーティさが追求されたこの300ハース

トは、リアにスポイラーを採用し、ボンネット、トラックにファイバーグラスを採

用して軽量化を計った2ドアクーペスタイルとなっている。


 外観には、金色に見えるサテンタンと呼ばれるラインが、ボンネット、車体

側面、天井に入っていて、フロントマスクのクロムのフレームと対照的な色

が使われ、豪華さが感じられる。

 
 この豪華な車両に組み合わされたパワートレインは、350馬力V8エンジン

で、十分パワフルな走行を実現している。


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


 人気ブログランキング【ブログの殿堂】  どうぞ投票クリック を。

 スモールピックアップとして恐らく1番の認知度を誇るシボレーエル
カミーノ。5代目の1987年までに約25年間販売されたが、実際には、
フォード・ランチェロが1957年頃成功したのを受けて開発・販売された
後発のスモールピックアップ。


 Chevrolet El Camino

 3代目エルカミーノは、まさにマッスルカー全盛期のモデルで、もち
ろん歴代のエルカミーノで1970年モデルが一番馬力のある車両とな
っている。
 
 アメリカではスモールピックアップと呼ばれるが、日本語で表記す
るのには、ピックアップセダンとした方が分かりやすいアメリカならで
はの、ピックアップ車を代表するエルカミーノだが、そのデザイン、ス
タイルに加えて、マッスルカーブームに合わせてパワフルなエンジン
を採用していることから、小さい割には、積荷にも、牽引能力の高さが
エルカミーノ成功の理由と言われている。

 1968年デビューの3代目は、以前に比べて車体が長くデザインされ、
前年の1967年に比べて、約20%もの売上げ増となった。5190台生産さ
れた最上級機種として導入されたSS396は、1968年には、396立法イン
チの380馬力、マッスルカーブームで最も高馬力競争が熾烈になった
1970年には、454立方インチの455馬力のモンスターエンジンが導入さ
れた。


 Chevrolet El Camino 1969

 ちなみに映画ザ・メキシカンで、主役のブラッドピットがメキシコで
レンタルするクルマは、このエルカミーノ69年モデル。マッスルカー
として、60、70年代を代表するクルマとして名車と呼べるクルマでは
ないだろうか。

*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


 人気ブログランキング【ブログの殿堂】  どうぞ投票クリック を。

 1968~1971年の間の限定モデルである、ダッジ・スーパービー。主
に廉価マッスルカーとして、開発・販売された。
 

Dodge Super Bee 1969 \u0026 1970

(写真一番上が、1969年モデル、以下1970年モデル)
 
 ダッジスーパービーは、50年代~70年代頃までフルサイズセダン、
または、エントリーセダンとして販売していたダッジ・コロネ(Coronet)

をベースに、2ドアモデルのみが販売された。コロネ・スーパービーと

呼ばれるケースもある。

 
 マッスルカーの伝家の宝刀的存在である、Hemiエンジンを搭載す
るオプションもあったが、実際には、125台しか生産・販売されず、ユ

ーザーにとってもその廉価さと、Hemiまではいかなくても、パワフル

なマッスルカーとして認識されていた。搭載された426Hemiエンジン

は、425馬力。


 廉価モデルと言えど、サスペンションやミッション、タイヤなどは、そ

のパワフルなエンジンにあったものであり、外観上特徴的なものは、

テール部分を横に覆うSuper Beeのロゴが入ったストライプ。またフロ

ントマスクは、68,69年と、70,71年で変更されている。


 Dodge Super Bee Logo


 デビューイヤーには、スタンダードなエンジンと、Hemiのみだったが

、2年目1969年には、その中間に当たる390馬力を誇る7.2リッターV8

Big Blockエンジンをラインナップし、4年間の中で一番販売された。


 1971年が、実質スーパービーの最終年となるが、71年モデルのみ

は、プラットフォームをチャージャーと同じものとし、この年にのみ、5.
6リッターV8 Small Blockエンジンモデルがラインナップされている。


 4年間のマッスルカー全盛期に合わせて販売されたスーパービーだ

が2007年には、21世紀のチャージャーをベースとしたスペシャルモデ

ルとして、復活する予定になっている。 


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


 人気ブログランキング【ブログの殿堂】  どうぞ投票クリック を。