1968~1971年の間の限定モデルである、ダッジ・スーパービー。主
に廉価マッスルカーとして、開発・販売された。
(写真一番上が、1969年モデル、以下1970年モデル)
ダッジスーパービーは、50年代~70年代頃までフルサイズセダン、
または、エントリーセダンとして販売していたダッジ・コロネ(Coronet)
をベースに、2ドアモデルのみが販売された。コロネ・スーパービーと
呼ばれるケースもある。
マッスルカーの伝家の宝刀的存在である、Hemiエンジンを搭載す
るオプションもあったが、実際には、125台しか生産・販売されず、ユ
ーザーにとってもその廉価さと、Hemiまではいかなくても、パワフル
なマッスルカーとして認識されていた。搭載された426Hemiエンジン
は、425馬力。
廉価モデルと言えど、サスペンションやミッション、タイヤなどは、そ
のパワフルなエンジンにあったものであり、外観上特徴的なものは、
テール部分を横に覆うSuper Beeのロゴが入ったストライプ。またフロ
ントマスクは、68,69年と、70,71年で変更されている。
デビューイヤーには、スタンダードなエンジンと、Hemiのみだったが
、2年目1969年には、その中間に当たる390馬力を誇る7.2リッターV8
Big Blockエンジンをラインナップし、4年間の中で一番販売された。
1971年が、実質スーパービーの最終年となるが、71年モデルのみ
は、プラットフォームをチャージャーと同じものとし、この年にのみ、5.
6リッターV8 Small Blockエンジンモデルがラインナップされている。
4年間のマッスルカー全盛期に合わせて販売されたスーパービーだ
が2007年には、21世紀のチャージャーをベースとしたスペシャルモデ
ルとして、復活する予定になっている。
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