ミュージカル刀剣乱舞、本作としては9番目?
(リメイクも多いので数えるのが難しい)
「推し刀関係なく、一番好きな作品」と言う声も多く、視聴を楽しみにしてました。
過去最大の8振りによる出陣となった本公演。
審神者による考察が、数多く入り乱れています。
おそらく考察数も過去最大かな?
で、視聴した感想ですが
いやはや・・・・難解
これは誰しもが考察したくなるでしょーよ。
問わずに♪ 語らずに~いられなぁいいー♪(゚Д゚)ノ
と歌いたくなりました。
確かに、刀ミュ陣営の新たなる挑戦ですね。
(ここからネタバレ交えていきまーす)
今迄の作品との違いを上げていくと
・場面が、いきなり現代の東京
これにビックリ
時空を超えてワープする訳だから、そういう科学のチカラは元々働いてますけどね?
本丸は異空間に設置されていて、出陣先は毎回、刀の時代だったんですよ。
それが、サイレンは鳴り響く中、建築現場の重機音に合わせて、メインテーマを歌いだすんですもん。
ターミネーターかよー
(1984年アメリカのSFアクション映画。タイムスリップ物の代表作)
・審神者による出陣命令シーンが無い
本来、「どの時代に飛べ・どの歴史的人物を守れ」と主命があって いざ出陣 なんですが
そのシーンが無いまま、刀剣男子たちが任務をこなしてるんですね。
平将門だの、天海だの、太田道灌だの、江戸城建築と江戸の町を作った歴史上の人物とのやり取りがあります。
でも場面転換が多くて、
刀剣男子がドコに居て、今、どういう状態なの?ってシーンだらけ
時系列も不明になっています。
・部隊長が迷子状態
隊長と思われる水心子が
「映画のように,いろんな場面が頭に浮かんで、自分がドコに立っているのかワカラナイ」
時の政府で働いていた刀なので、カラクリの知識があるんでしょうね?
これを聞いた豊前江(本丸出身)は、
映画?意味わからんでしょうから、
「まっ、そっとしておいてやるか!」
ってアッサリ放置するシーンが面白かったですw
・ついに表現された「放棄された世界」の存在
遡行軍に修正された歴史は閉じられて、そこから枝分かれさせるんですね。その閉じられた時間軸が「放棄された世界」となります。この後の「江水散花雪」で詳しく語られます。
そして、ここからは へっぽこ審神者による考察ですが・・・
・三日月宗近が本丸から離脱している
って事ですよね?
ひとつ前の作品「静かの海のパライソ」で、任務から戻って来た鶴丸国永が「アイツは大人しくしているのかい?」と審神者に問うシーンがあります。この時点では、審神者がまだ掌握している気がします。
・桑名江が耕している土地は切り離された世界
誰も居なくなっちゃったから道はもう要らないのかも
誰も帰ってこないのかなあ この世界
この星はタマゴ
水心子・豊前江・桑名江・五月雨江・村雲江は、放棄された世界への任務があって、
そこで、三日月宗近と何かしらコンタクトがあり、「記憶を切り取られた」
最後に、三日月宗近の思念?が6振りと語る場面で、豊前が「とある事実」に驚愕するんですが、
これが トンだ匂わせ
「次の次あたりで、江ミュだぜ 」ってな予言落ちなら、笑えますけど~
・あの女の子は誰?
これも難しい
私の予想では、正しい歴期の中で命を失った1人で、現代に輪廻転生を選んだ子供。
そんな気がします。
視聴者に答えを考えさせる作品。個人的には、あまり好きじゃありません
でも、この先の刀ミュ物語には必要な布石なんでしょうね。
なんか、玉手箱を抱えてる気持ち。
メインテーマの「問わず語り」が、あまりにも雄大で優しいメロディーなので
(話が理解出来てないのに)感動して泣けてくる。