ノートを更新し、篠原常一郎さんの配信を紹介しました。
女性・女系天皇についてどう思っているか、一月の衆議院予算委員会で質問された岸田首相は
”変える気がねーよ”
と言っているのに等しい答弁をしている。
しかし、立憲民主党はこれでとどめるつもりはない。
立憲民主党の重鎮である長妻昭衆議院議員が誠実に対応してくれ、野田佳彦元首相と馬淵澄夫元閣僚が中心になり、皇位継承・皇室典範の対応を考えている。
要望があれば議員を通じて出してください、党として受け止める、という話があった。
私たちの結論を押し付けるのではなく、議員に自ら考えてもらうための大事な論点は、
・現在、天皇ご一家には立派に成人された直系長子である皇女=敬宮愛子内親王殿下がいるのに、女性であるというだけの理由で皇位継承者から外されるのは、今の時代からするとおかしい。最大の男女差別である。
・天皇家は国民の模範であらねばならない。国民に寄り添い、互いに慈しみ助け合う福祉を進め、その先頭に立たれるもの。
天皇を男性だけに固定した歴史はなく、皇室は時代に沿ってあり方を変え、国民の尊敬をあつめて存続してきた。
これこそが揺るがせにできないことである。
皇位継承者が女性も可能になることが、現実に皇室の維持と、皇室が皇室として存在するために必要不可欠となっていることを直視し、皇室典範の改正に取り組んでいただきたい。
以上についての学びを深めるため、篠原常一郎さんは今週、二つのライブ配信を企画していて、同時配信でどれだけ視聴されるかは影響大なので、なるべくライブで視聴していただければ、と呼びかけておられます。
2月14日(水)午後5時~
高橋源紀 塾長とのライブ配信。
本日のこちらですね:
すでにいっぱいコメントもチャットもついてる!!
2月18日(日)午後4時~
小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授とのライブ配信。
というところで私とリスキチのスイス旅話。
ティンゲリーの噴水で寒風にシバレタあと、やってきましたバーゼル市立美術館。
至高の絵画作品を集めたこの世界最古の公共美術館は、空調も完璧です。
ロッカーにコート(や荷物)を預け、アート巡りにGO
とはいえ、この美術館ルールで死後70年を経過しない作家の作品は著作権料がどーのとあるので、このブログではたとえばシャガールの「天使の墜落」
ピカソの「夫婦」
同じくピカソの「猿の母子」
などなど、いきなりリンクだらけになっちまったのですが
ジャコメッティの彫刻部屋の窓から見た外の風景がとんでもなく「お話の中の風景」だった件。
絵じゃないですよ風景写真ダヨ!!
まずは入り口の階段に正面壁を切り取られた家・・・どんな人が住んでるの?
そして、中庭を囲んで建つアパート?の、ものすごい大屋根の”二階建て”屋根裏部屋っ!!
今でも誰か住んでるの??
でもって、この建物群全体がめっちゃ古そう・・
どんな人たちが、どんな暮らしをしてきたの!??
などなど、見ていると不思議な思いにとらわれまくるのでした。
あ、フシギと言えばこちら
エルンスト・キルヒナーの「友達」。1924年。
キルヒナーは第一次世界大戦に従軍後も回復して精力的に芸術作品を生み出しましたが、第二次世界大戦でナチスドイツに迫害されて精神を病み、みずから命をたちました
すぐそばにあるのでこれもキルヒナー?と思ってしまうのですが
アルベルト・ミュラー作「二人の少女」。1924-25年。
このミュラーさんて、上のキルヒナー作「友達」の二人のうちの一人なんですよね。
すぐそばにあった
Alice Baillyの「ティータイム」。1921年。
で、この美術館の目玉とされているのがこちら
ココシュカの『風の花嫁」です。1913年。
ざっくりゆっちゃうと、若きココシュカくんが愛人のアルマさんと旅行中に激しい嵐にあってインスピレーションを得た作品なんだって。
でも、バーゼル美術館のこの絵の横に貼られた説明には、年上のアルマさんに出会ったその日に求婚してふられちゃったココシュカの心の嵐を描いた、ってあるんで、書き方でぜんぜん印象が変わりますね
その後もピカソやドランが豊富に続き(死後70年経ってないので写真は載せません)、また出たAlice Baillyの「バラ園」。
左上の人物たちをよく見ると面白い。
こうして、朝10時の開館と同時に入館し、本館3階(「2階」)の20世紀コレクション、超ゆったりした新館への通路を通って3階の特別展「マチスとドランと友人たち」展を見た後・・
空腹となった私たち、本館1階(「0階」)のビストロでお昼ご飯を食べることに。
テーブルがずらっと一列に並ぶ廊下みたいな、でもオシャレなレストランが面白い。
写真上に見えるのはリスキチが注文した飲み物で、rivella。
私はカフェオレ~
ってこのリヴェラ(rivella)はスイスの国民的飲料
で、元々は廃棄されていたホエー(乳清)から作られたんですって。
源は牛乳ってところが、とてもスイスらしいですよね。
私オーダーのラムステーキ(肉料理はこれしかなかったんで・・)
リスキチオーダーは魚料理。
あんまり嬉しそうに食べてないので私も試食させてもらったら、味が薄すぎた。
(しょうゆがほしい)
以上でランチ代は93.90スイスフラン、日本円だと15865円でした。
スイスは物価(も給料も)ブッ高です。
食後は、本館2階の15-17世紀および18-19世紀コレクションへ。
一番手はこちら
16世紀初めのキリスト教画。
一部分をじっくり見たところです。
良く描いてる・・・
このつづきは次回にて~
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