タンゴのレッスン後
女子どうしで話していて
レフトターンでプロムナードから
クローズドに変わるとき
右手のフレームが急に落ち
深く背中を抱え込んでくる
男性がいるよねえ。
そうされると
フレームが狭いどころか
こっちが身体の向きを
変えられないほどスペースないし
クローズドになったとき
顔が間近に
アルゼンチンタンゴかよ
っていうホールド。
でもアルタンみたいな
Aラインの立ち方じゃないから
ただただ狭い、近い。
で、一緒に話していた
女性の一人が解析したのは
あれは右手の高さを
キープできないから。
なるほどね~~。
以前、女子がいなくなるから
男子はつい抱えたくなる
ということを書いたけれど⇩
右手をキープできる
筋力がないから
落ちてしまい
抱え込みになるという
そのパターンもあるのか。
そもそも
右手を腕や肩の
筋力だけでキープしようとするのは
無理な話で。
背骨とのつながり部分で支えるし
さらにその背骨は
腰で支える。
そしてそれらすべてを
床からもらう力をつかって
下から支える。
右腕をキープできない人は
たいてい背中が曲がっている。
背中が曲がるから
床からのエネルギーを通せないし
背骨で腕を支えられない。
ダンスって外側じゃなくて
身体の内側の
エネルギーの通りが
ホント大事だなって
つくづく思う。