こんにちは!

 

 初めましての方は初めまして、アメンポてふと申しますチョキ
 
 昨年の10月から関西で活動している「Kリーグ」という私設リーグに参加させていただくこととなって、その振り返りを書いていこうという記事です!
 
 今まではKリーグの翌日ぐらいには書いていたのですが、土日が少々立て込んでいて書くのが遅れてしまいましたえーん
 
 映像や牌譜があるわけではないため、振り返りの記事は遅れると書く気がどんどん薄れていくことが分かったので次からは少々無理をしてでも書かないと!と思いました…w
 
 気を取り直して…ニコニコ
 
 Kリーグの紹介と第1,2,3,4,5,6節の振り返りはこちらから↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 さて第7節のKリーグは??
 
 

 
 
 
 30本中18本が終了し、+256.0の現在1位。
 
 30本中と書いたのですが、
 
 規定10節(30本)終了後に下位4名が敗退、そこから12名で3本打って下位4名が敗退、8名で最終3本打って上位4名が決勝進出。
 
 というシステムとなっているので、このpt状況なら36本終了時で上位4人に入ることだけを考えて打つ意識です。(足切りは考えずに)
 
 方針を整理したところで第7節は
 
 麻将連合の三橋プロ
 最高位戦の千代プロ
 最高位戦の玉利プロ 
 
 という対戦相手となりました。
 ※文字数の関係で対局パートは敬称略で書かせていただきます。
 
 三橋プロは仕掛けが多く、そのレンジがかなり広い印象。
 
 仕掛けは多いが全部が全部アガリに真っ直ぐというわけではなく、遠く高い仕掛けや、速度的に負けていると判断すると早めに受けに回る印象があるので、きっちり見極めていきたいところ。
 
 pt的にも現在4位とボーダーラインにいるので1番勝たせたくない相手。
 
 自分のptが最優先だが、自分の着順上昇などが見込めない場合などは、三橋プロの着順を下げることも意識するつもり。
 
 千代プロはKリーグの中でもダマテン率が圧倒的に高く、特別に対策をしないといけないと感じた。
 
 基本的にはリーチがくるまでは、ダマテンはよっぽどのケースを除いてほぼケアしないのだが、千代プロに対しては常に意識していきたいところ。
 
 pt的にも現在6位のボーダー付近なので、あまり大きく勝たせたくはないが、まだ自分と差がある分三橋プロほどマークはしないつもり。
 
 玉利プロは基本はリーチリーチの麻雀のイメージだが、相手の速度や危険度に敏感で、合わせてかわし手もきっちり入れてくるイメージ。
 
 トリッキーなことをしてくるイメージはないので、仕掛けやリーチには信頼度は高めで対処していきたいところ。
 
 一応三橋さんをマークの意識ですが、自分のptを増やす、減らさないというのを最優先にというテーマで臨みました!
 
 
 1本目 東家三橋、南家玉利、西家ポてふ、北家千代
 
 開局、3900を千代に放銃して迎えた東2局。
 
 ドラが白という役牌のドラで、親の玉利が早々に切ったこともあってか中盤で場にドラが4枚見える。
 
 赤ドラが無い赤無しルールなので、自分の手牌も価値の少ない入り目によっては平和になる役無し愚形含みのイーシャンテンに。
 
 3段目に入ったところで親の玉利から打たれる2sをカン2sでチー。
 
 3356p456678s チー123s
 
 という形式テンパイを迷わず取る。
 
 そして次巡に親の玉利が全員に無筋の7pを縦置き(リーチはしていない)
 
 この7pをどう評価するのかというのが難しいところである。
 
 実戦の自分の思考としては、
 
 この局面は親の玉利が降りるメリットがほぼ存在しない(全員の仕掛けがほぼ1000点に見えており、降りてノーテン罰符を払うくらいなら自分のテンパイを組みにいって放銃した方が圧倒的にマシという理由)
 
 そのため、この打7pでテンパイしているかどうかは分からない。
 
 ただ、テンパイをしていたとすると、役無し良形やタンピン、平和のみなどのテンパイならほぼリーチの選択になりそうなので、河が濃かったものの現状ノーテンの可能性もあると思っていた。
 
 この7pを鳴いて、3p3pと切るとテンパイはほぼ取り切れそうなのだが、3pは全員に無筋であったため、鳴かずに形テンを取りきることを狙う方針で7pは鳴かなかった。
 
 そしてツモってくる5p。
 
 ここでの選択肢として、5pをツモ切るか6pを切るか全員に通りそうなソウズを抜いて降りるかという三択なのだが、先ほどの思考から親の玉利がノーテンの可能性、仮にテンパイしていたとして放銃して何点なんやろ?という甘えた思考で5pツモ切りを選択した。
 
 これに親の玉利がロンの声。
 
 タンピン、高め5pで三色の12000の放銃となった。
 
 この5p放銃に関しては、5pを打ったという選択よりも刺さってから12000もあったんかとなってしまったのが反省点であるように思う。
 
 確かに親の玉利はテンパイならほとんどリーチをしてきそうな局面であるが、仮にテンパイでリーチをしないという選択を取っているとするなら、手役絡みで打点が伴っていることをもっと想定しておくべきだった。
 
 場全体と自分から見える枚数(特定の数牌が4枚見えで手役の可能性の消去)や、河の上下の偏り方等から放銃しても安めになりそうな方を考えるなど、考えるべきことはたくさんあったように思う。
 
 ただ、親の玉利が降りる意味が無く、ノーテンの可能性もあると考えられる局面であるというのは間違っていないので、テンパイを取るという選択は大きく間違っていることはないように思うが、今後の反省材料にすべき局であった。
 
 立て続けに3900、12000と放銃して1人沈みとなる苦しい状況からなんとか点数を回復し、最終局アガれば4着から2着浮上、あわやトップまでというリーチまではかけるも流局し、4着スタート。
 
 かなり凹んだラスを取ってしまうかと思ったが、素点的には回復できたのでラスのわりにはツイていたなという半荘。
 
 1本目、4着、-37.0
 
 
 2本目 東家玉利、南家ポてふ、西家三橋、北家千代
 
 三橋が6000オールで抜け出し僅差の2着目で迎えた東3局1本場
 
 対面の千代が仕掛けているところに7巡目フリテンの14s平和のみテンパイ。
 
 1戦目ラスったこともあって取り返そうと思ってしまったのか迷わずフリテンリーチ。
 
 リーチを打てば降りてくれるだろうと思った千代にガンガン押される。
 
 そこに点数状況的にあまり向かってこないかな?と思っていた親の三橋から追っかけリーチ。
 
 掴みさえせんかったらもう十分ラッキー…と思っているとそこに3軒目の玉利の追っかけリーチ。
 
 これはさすがに終わったな…と覚悟するもなんと流局で耐える。
 
 このリーチの反省は、メリットとデメリットを比較せずに自分の都合の良い方向に全てを考えて曲げてしまったところ。
 
 1半荘目や前回の対局を見ても千代は仕掛けた後、対立直には降りることが多いように見えたので今回も降りてくれる、「はず」…
 
 点数状況的に仕掛け+立直がかかれば親の三橋は比較的降りてくれることが多い、「はず」…
 
 と自分に都合の良い理由ばかりをその瞬間考えて、リスクとリターンが正確に判断できていなかった。
 
 上に挙げた考えも合っている部分もあるとは思うが、ここではリスクがリターンに見合っていなかったように思う。
 
 少なくともこの状況でフリテンリーチというリスクを背負うのであれば平和+確定でもう一役のアガった際のリターンは最低でも必要だったように感じる。
 
 Kリーグ始まって以来一番ツイた(助かった)なと思うような局であったが、同時に最重要で反省する必要がある局でもあった。
 
 三橋と千代がトップ争いをする中、南3局ラッキーな跳満を玉利から出アガリし、迎えたオーラスの確定最終局(時間打ち切りありのため)。
 
 千代 36800
 玉利 -1100
 ポてふ 36800
 三橋 47500
 
 という点数状況。
 
 親の千代とは同点の2着で、最終局確定のためアガった方が2着、放銃した方が3着転落、しかし千代が親のため玉利or三橋のツモアガリは自分が単独2着になる。
 
 思考としては、自分がアガって2着確定できるのが一番良いのでアガリにいきたいが、玉利or三橋に放銃して3着落ちはやってなさすぎるので、2人からリーチやテンパイ濃厚の仕掛けが入ればツモってくれとお祈りに入るという具合の認識。
 
 自分の手牌が4巡目あたりでこの形。
 
 33468m2336s566p西 (ドラ6s)
 
 跳満ツモや三橋から満貫直撃でトップというのはあるが、さすがにそこはトータルポイントを含めて考えるとほぼ全く見ていない。
 
 テンパイノーテンで変わるという点や、仕掛けたところで上家の玉利が絞る理由が全くない、という理由で3mポンから発進。
 
 続けて4m4mと引き、ドラの6sもリリース。
 
 44468m33s566p
 
 の喰いタンのイーシャンテンにあっという間になる。
 
 誰かのリーチや仕掛けが無ければもちろん全部鳴いて、テンパイは取るのだがここで上家の玉利から4mが打たれる。
 
 現状でカン7mと33s566pのイーシャンテンではあるが、7mが1枚切られており、マンズの上部分はあまり良くは見えない。
 
 4mをポンしてしまうと、
 
 スルーしてツモりにいってその巡目でテンパイする抽選。
 
 後に玉利からリーチがかかった場合の現物を確定で2枚消費、三橋に通りそうでもあったので三橋にも降りにくくなる。
 
 等のデメリットがあるが、カン7mにあまりにも感触がなかったのと、3mをポンしていて3枚見え、4mは自分から4枚見えと、カン5mならそこそこアガれそうな感触があったので、長考の末ポンをした。
 
 選択自体の是非もあるが、この局面で悩む局面と言えば4mをポンするか5mをチーするかぐらいのように思うので、想定して考えておけなかったのはまずいように思う。
 
 これも要反省。
 
 4mをポンして
 
 468m33s56p
 
 のイーシャンテンに受け変えたところに玉利がダブ南をポン。
 
 打点はほぼ関係ないのでダブ南というのは重要ではないが、そこに放銃してしまうと単独3着に転落なので、注視する必要がある。
 
 そこに4pを引き入れてテンパイ、マンズのリャンカンで待ち選択の場面。
 
 枚数的に見ても7m1枚切れ、5mは0枚見え、4mを自分で4枚使っていることからアガリを取りにいくならカン5mに受ける選択しかないのだが、気になるのは玉利の仕掛け。
 
 河がそこそこ濃く、玉利の河にはマンズが早い9mと直近の4m。
 
 もしテンパイしているとすると58mはかなり打ちにくい河となっている。
 
 迷ったあげく、この瞬間8mでロンの声をかけられてしまうと確定で3着落ちとなってしまうことを恐れて打4mのカン7mに受ける。
 
 その後は、手応えのあった5mを自分で3枚も持ってきたあげく、危険牌であるがテンパイ維持のため打たなければならなくなってしまった。
 
 結果は親の千代にテンパイが入らず、玉利と自分の2人テンパイで流局して単独2着を確保するも、巡目がまだまだ浅かったので8m切りのテンパイ取りで良かったようにも思う。
 
 フリテンリーチが2軒リーチに追いかけられた時は2連ラスを覚悟したが、非常に大きい2着が滑り込んできた。
 
 2本目、2着、+18.3
 
 
 3本目 東家ポてふ、南家三橋、西家玉利、北家千代
 
 東3局、三橋が少し上に抜けていてトップ目で、2位の玉利と僅差の3着目。
 
 平和形だがカンチャン含みのドラ無しイーシャンテンに構えていたところ、親の玉利から先制リーチを受けて迂回する。
 
 危険牌は切らずに回りながら、この形のイーシャンテンに。
 
 34p4678s2346789m ドラ5m
 
 3pが場に3枚、自分からは4枚見えて、2pが玉利に通り、仕掛けていた千代も降りていて2枚目の2pを合わせる。
 
 これはもちろん考える間もなくスルーなのだが、次巡引いてきた牌は切りにくかった牌の1つの4s。

 今通ったばかりの25pのタンピンテンパイが入る。

 3pが自分から4枚見えかつ、2pは今2枚見えただけ、5pは0枚見えでかなり良さげに見えたためテンパイを取るのであればタンピンテンパイにつき現物であろうが自分としてはけっこうリーチなのだが、テンパイ打牌となる9mがかなり引っ掛かっていた。

 というのも、玉利のリーチは7m切りリーチであり、その時点で自分が1枚切った8mにポンの声がかかっており、自分の目から8mが4枚見えていた。

 となると、799mからの9mシャンポン待ちは本線の1つである。

 ドラが5mのため677mと引っ張っているケースも普段よりは少なそう。

 この9mはリーチ後に引かされたのだが、8mノーチャンスにつき!とスッと押せる牌ではなく、この9mは実戦でもかなり嫌がっていた。

 この9mを切るかについて少考するも、シャンポンで打ったとしても気持ち安目(9m役牌のシャンポンやドラシャンポン)、タンヤオはつかない、という理由がほんの少しと自分の手牌価値が見合うと判断し9mを横に曲げる選択をとった。

 自分が強い牌を押していたわけではなく玉利の現物を並べていたこともあってか、意識はしていなかったものの気付くとかなり強い河に。
 
 共通現物が無く、手詰まった三橋から親には通っていたワンチャンスの2pが一発でこぼれて裏ドラには3s。

 出来れば沈めておきたい三橋から僥倖の12000の出アガリとなった。

 南4局、

 千代   23400
 ポてふ 54400
 三橋  25100
 玉利  17100

 という点数状況。

 もちろん自分がアガって終わらせられるのが1番良いのだが、親の千代に放銃だけはしてはいけないので安全度も意識した手牌進行。

 下家の三橋が仕掛けてくれたので、先に鳴かれそう、刺さりそうなところから切りつつ手牌を進めるも親の千代から先制リーチ。

 そして2巡後にラス目の玉利からの追っかけリーチ。

 ラス目で子番の玉利には16000点まで打ってもトップで終了するので、玉利の着順浮上のためにも1発目で親の現物かつ玉利に刺さりやすそうな牌を抜くかを検討したが、自分も14s69s残りの平和イーシャンテンであったため共通安牌を切って継続。

 数巡後、9sを引き入れてテンパイしたので親があまり自牌シャンポン待ちが少なそうというのも込みで生牌の南を切ってテンパイを取った。

 玉利に刺しにいくのかどうかと、ここで南を切るのかどうかは難しいように思った。

 結果は玉利が4着から2着に浮上する満貫のツモアガリで終局。

 三橋、千代よりも玉利が着順が上の方が自分にとっては良いので、並びも理想のトップで締めることができた。

 3本目、1着、+52.4

 第7節の結果は


 4着、2着、1着、で+33.7

 入りから2本目にかけてが最悪で、これは−100コースかと途中までは思っていたので+が積めて本当に助かりました。

 4ハンの出アガリの際に裏裏が2回や、ノミ手でカンをしたら丸々ドラが乗っての18000、やっぱり中でもフリテンリーチが流局で耐えたこともあって、7節目の中でも圧倒的にツイていた節のように思いました。

 上位4人が決勝というシステムなので、ボーダー付近はターゲットにされるということから、上に突き抜ける抽選を受けにいこうと少々かかってしまっていました。

 少しの+が積めたり少々の−であれば、節が消化すれば次第に決勝進出が近づいていくということも忘れずにリスク管理をしていかなければならないというのが反省点です。

 ともあれ、大きな+を積むことが出来たので、残り節数と自分と相手を含めたptをもう一度整理して、確実に決勝に残るために少しでも可能性を高める選択をしていきたいと思います!

 自分のことは一旦置いておいて、この日のKリーグに


 
 観戦に来てくださった方がいました!

 自分も後ろで1本観ていただいたのですが、観戦に来ていただけるというのは本当に嬉しい限りですえーんキラキラ

 会場のまーちゃお梅田β店がこの時間は繁盛していて、少々対局が見にくいというのはありますが、とりあえず3月までほぼ毎週木曜日の19時からKリーグの対局を行なっているので、1本でも観戦希望の方やKリーグ(プロアマ混合の私設リーグ)に興味のある方は是非観に来ていただけると一同嬉しい限りですウインク

 僕も残り9本+6本、なんとか決勝に残るために気を引き締めていきたいと思いますグッ

 長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!

 ではまたどこかでチョキ