江戸前湾フグカットウ釣り・チラシ仕掛けの作り方 | ameno-koyaneの釣れたらいいな?

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ソルト・フレッシュウォーターでの釣行記とそれにまつわる様々な日記です。

2017年5月19日 湾フグのカットウ釣りではエサのエビを1本付ける仕掛けと小さく切ったエビを複数ぶら下げるチラシ仕掛けがあります。エビを1本付けるカットウ仕掛けの作り方はこちらをご覧ください

今回は江戸前の湾フグカットウ釣りで使うチラシ仕掛けの作り方です。

用意するものは

・フロロカーボン8号のライン

・カットウ針は中通しとか貫通タイプと呼ばれる「がまかつ」のF1かダイワのフグカットウ針SSがお気に入りです

・丸海津針13号 

・スリーブ(大)とスリーブ(小)今回はYAMASITAのLPステンレスクリップ Sと3Sを使用

・ソフトビーズ(大)とソフトビーズ(小)使用したのは大は3.5号、小には0号と表記がありました。

・飾り用の真珠玉 

・ハリスを保護するチューブ0.6mm 今回はカツイチのウレタンチューブ0.6mmを使用

最初に8号のラインに丸海津針13号を外掛け結びで結びます。これはエサをぶら下げる一つ目の針になります。

それを30cm~40cmでカットします。

ソフトビーズ(小)を通します。

これをスリーブ(大)に通し、輪っかを作り折り返して再びスリーブ(大)に通します。これがこの仕掛けの幹になりカットウ針のハリスになります。まだスリーブは固定しません。

再びフロロカーボン8号のラインに丸海津針13号を結び5cm~6cmでカットします。同じものをもう一つ作り合計2つ用意します。これが2つ目と3つ目のエサ針になります。

保護チューブを3cmと2cmに切った物を用意します。エサ針のハリスをフグに噛み切られにくくする為のチューブです。

この保護パイプを5cm~6cmのハリスに通し、さらにソフトビーズ(小)を通しておきます。

先ほど作った幹仕掛けのスリーブ(大)にこの2本のハリスを通します。最初に通した一つ目のエサ針はきっちりスリーブの所まで寄せて遊びを無くしてください、もちろんスリーブに対して丸海津針は同じ方向で揃えます。

3つの針のそれぞれのソフトビーズを並べてこのビーズが押し合う感じで針が広がる様ハリスを引っ張って、さらにエサを付ける丸海津針の針先がそれぞれ外側を向くよう調整して下さい。ここがこの仕掛け作りのポイントになります。更にミチイトとつながるチチ輪部分の長さを5cm〜6cmに調整します。

これが出来たらスリーブ(大)をペンチなどで締め込みます。

後から差し込んだ二つのエサ針のハリスが余りますので・・・

適当な所でカットして、さらにライターなどでコブを作り抜けない様にして下さい。

スリーブの固定で出来たチチ輪にソフトビーズ(大)を通します。細いラインを使うと簡単に通ります。

同じ要領で飾りの真珠玉も入れておきます。

5cmの長さに切った保護チューブを用意します。

その保護チューブをカットウ針のハリス部分に通します。エサをついばみに来たフグの歯からカットウ針のハリスを守るためのチューブです。

さらにスリーブ(小)を通してエサ針の根元まできちっと寄せてからペンチなどで潰して固定します。

このハリスにソフトビーズ(小)とカットウ針を通します。

カットウ針のハリスは、エサ針の根元から13cmの所でエイトノットで結び目を作り余分な所は切り落とします。このハリスの長さ自由に調整して下さい、でも短くても10cmまでだと思います。

これで完成です。