僕が、選挙運動の態様にこだわり続ける理由 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 現在の我が国の選挙制度、特に、選挙運動のあり方、態様が、今のままで良い訳がない。僕は、強くそう考えています。例のポスター問題に関し、ご報告申し上げるべきこともあるのですが、大きな戦いが控えておりますので、戦いが終わるまでは、戦いに専念させていただきます。短く申し上げるならば、お金をかけずにできることは、やり尽くしましたので、準備が出来次第、不本意ではありますが、お金がかかる方法を選択いたします。

 なぜ、佐藤は、選挙運動の態様に、そこまでこだわっているのか。笑顔とスローガンだけの華美なポスターを、大量に町中に貼って、貼って、貼り尽くす。選挙カーに拡声器を積んで、大音量で、氏名と政治団体の名称を触れて回る。公道上や公園などで、拡声器を使って、大音量で演説をする。
今は、21世紀です、西暦2016年、皇紀2676年です。今、述べました、我が国の選挙運動の態様は、テレビが普及する前、いや、テレビ放送が始まる前、連合国の占領下において、公選法が公布、施行されたときの態様、そのままです。

 正直申し上げて、これは、誰が見たって、先進国の選挙運動の態様とは、呼べないでしょう。僕が住んでおります横須賀市は、多くの米国人も住んでおります。彼らが、こういう、日本人の昔ながらの選挙運動を見て聞いて、どう思われるのか。いつも、気になっています。僕は、たまたま、1988年の米国大統領選の当時、米国ハワイ州に住んでいたので、米国大統領選、そして、同時に行われた上下両院の議員選挙を、20歳の頃に、何の知識もないままですが、間近で眺めました。

 公会堂などでの演説会及び討論会の開催、それに、現在の選挙公報を「昇格」させる形での、政治論文の提出、公表。選挙運動は、この二つだけにすべきです。1日3回、演説会及び討論会をしていけば、18日で54回、54か所で開催できます。54か所回れば、選挙区内を隈なく回れるのではないでしょうか。
何より、選挙運動を、演説会及び討論会と、政治論文の公表、この二つだけに絞れば、ほとんど、お金がかかりません。しかも、54回も討論会を開催すれば、候補者の人となりも伝わりますし、その結果、宇宙人のような、とんでもない御仁が議員になることが防げます。

 我が国においては、722名の国会議員のうちのお一人が、必ず、内閣総理大臣を務めます。そして、内閣総理大臣は、自衛隊の最高指揮官です(自衛隊法7条)。有権者の皆様におかれましては、そのことを忘れず、選挙に臨んでいただきたい。僕は、そのように思っております。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則