時が経つのは、本当に速く、痛恨の極みである、あの3党合意から、間もなく、4年の歳月が経ちます。この4年間、僕は、このブログにおいて、「私見を述べた文章をアップロードするという政治活動」以外の政治活動をせず、結局のところ、政治に、これっぽっちも影響を与えることができませんでした。深く深く、反省しております。
あの3党合意における3党とは、もちろん、民主党(民進党の前身)、自民党、公明党です。余談ですが、出世魚のように、ころころ、名称が変わる政党は、こういう場合、どう表記すればいいのでしょうか。現在の「民進党」という名称は、あと何年使用されるご予定なのか、予め、教えていただけると、大変有り難いです。余談は、ここまでです。
深く深く、反省していたら、海上自衛隊に伝わる、あの有名な五省(ごせい)を、思い出しました。
一、至誠に悖(もと)るなかりしか
一、言行に恥づるなかりしか
一、気力に欠くるなかりしか
一、努力に憾(うら)みなかりしか
一、不精に亘(わた)るなかりしか
あの3党合意がなされたときの各党の代表者は、順に、野田佳彦衆議院議員、谷垣禎一衆議院議員、山口那津男参議院議員です。野田佳彦氏は、2012年秋の海上自衛隊観艦式において、護衛艦『くらま』の甲板で訓示を行われた際、この五省を引用されたと、僕は記憶しています。あれは、単に、官僚が用意した文章を朗読したに過ぎなかったのでしょうか。
昨日、衆議院の本会議において、内閣不信任決議案が提出されたようですが、それに署名した衆議院議員の中に、民進党の方が含まれていた、とのこと。一体全体、どういうことなのでしょう。
我が国の国家主権は、全国民という一つの集団に付与されているので、もちろん、国会で決められたことに対する責任は、全国民によって等しく共有されますが、上述の御三方は、特に、深く深く、反省していただきたいと、僕は思っております。
「消費を喚起したい局面で、消費税率及び地方消費税率を引き上げる」という愚策を行ったから、個人消費が冷え込んだという単純な図式に、いつになったら、お気付きになられるのでしょう。一刻も早く、気付いていただきたいと、願うばかりです。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則