やれ、消費税法だ、やれ、集団的自衛権だ、やれ、原子力損害賠償法3条1項但し書きだ、やれ、憲法9条2項だ、やれ、国家公務員共済組合法99条2項だと、堅い話題ばかり続きました。「このブログは、相当な石部金吉が書いているに違いない」と、感じておられる方も、いらしゃると思いますので、今回は、少し話題を変えて、ビクトリア駅(Victoria Station)について、書かせていただきます。
学生時代に、いわゆる産業革命の発祥の地であり、鉄道の発祥の地でもある英国を、この目で見てみたくて、旅したことがあります。と言っても、英国で訪れたのは、ロンドンだけですが。鉄道関係で、特に、印象的だったのは、ロンドン地下鉄の駅のエスカレーターと、ナショナル・レール(National Rail)のビクトリア駅です。
ロンドン地下鉄の駅で、たしか、ビクトリア駅(Victoria Underground Station)で、足を乗せる踏み板部分が木製のエスカレーターに遭遇し、「地下鉄発祥の地でもあるんだな」と、思いました。
ナショナル・レールのビクトリア駅は、大ターミナル駅なのですが、線路が地上階にあり、JR横須賀線の横須賀駅のように階段がなく(全くないかどうかは、また行って確認してみないと分かりませんが)、駅舎の中に入ると、まるで、巨大な体育館の中にいるような印象を受けました。
急に、この駅を思い出したのは、『ビクトリアステーション』という名の、英国の鉄道をテーマにして店舗設計されたレストランが、かつて、首都圏を中心に多店舗展開されていて、今はなくなり、横須賀にあったその店舗は、その後、『ステーショングリル』という名で、営業を続けていたのですが、今年になって、店じまいをしているのを知ったからです。
『ビクトリアステーション』の馬事公苑の店舗や、豊玉の店舗に、昔、何度か行ったことがあって、少々、思い出もあり、「残念だな、まぁ、仕方ないのかな」と思っていたら、『ステーショングリル』が、百貨店のさいか屋横須賀店の近くに移転して、先月、営業を再開されていたことを知り、少し、ほっとしました。
あっ、堅くない話題を心掛けていたのですが、鉄道という、ある意味、もっと硬い話題になってしまいました。連休中、南関東にお越しの方は、是非、横須賀にもお出で下さい。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則