拙ブログの本文の左側にある「最新の記事」欄を眺め、年末年始らしさが、まぁ、ほとんどないなと、思う。
私は、幼少のころから、どちらかと言うと、「正月、年の初めだからといって、特にめでたいことなどない」と思って生きて参りましたので、今更、宗旨変えは難しく、死ぬまでにあと何回、正月を迎えるかは分かりませんが、同じようなことの繰り返しになると思います。
そもそも、正月のめでたさは、イエス・キリストと呼ばれる人物生誕のめでたさも同じですが、私などが祝わなくても、祝う人は充分にいて、祝う人が足りなくて困っている様子は、感じられない。
また、「正月自体がめでたいのではなく、どの一日も感謝の念を持って迎えるべきであって、そのことを忘れないために、正月を祝う」のであるなら、いっそのこと、感謝の念を持って全ての日を迎えることに、専念したい。
要するに、「この日とこの日は、非日常モードで、それら以外の日は、日常モードでお願いします」と言われても、私は不器用なので、うまく切り替えることができない。余裕などなく生きてきた者にしてみれば、字義通り、常在戦場であり、戦場において、不要不急のことは、なるべくしたくない。と言うより、できない。
まぁ、こんなだから、いつまで経っても、無愛想この上ないですが、本年も、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
正月と 言えど迎える 今朝の春 有り難きこと 昨夜(よべ)と変わらず
一月五日、神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則