中学生のころだったか、親に、かなり無理を言い、オリベッティの英文タイプライターを買ってもらったことがある。電子タイプライターではなく、鍵盤(キーボード)を打つ度に、やたらと音がする手動式の代物で、かなり重たかったが取っ手が付いていて、たしか、ポータブルと銘打たれていたように、記憶している。
なんのかの言っても、私は昭和の人間なので、「昔ながらの鍵盤が付いていなくて、ディスプレイ画面に鍵盤が現れる最近の情報機器は、縁遠い物」と感じている。が、諸々の事情があり、先週、台湾のエイスース(ASUS)製の「Nexus 7」を、予約してきました。
画面の大きさが7インチ前後のタブレットPCを探す中で、もちろん、日本製のものも検討し、「同等品が少し割高であるくらいなら、日本製を買い求めたい」と考えているが、結局、Nexus 7になりました。
ほぼ1年前に起きた、自宅アパート全焼の火災の後は、昨年の夏に発売されたMacBook Airを購入し、これ一台で、やって参りましたが、間もなく購入から1年。内蔵カメラの調子が悪く、保証期間が過ぎるまでに修理に出したいので、修理中の代用機、兼ノートPCの補助機として、タブレットPCを予約しました。
が、どうやら、Nexus 7が手元に届くのは、まだ先になる模様。なので、来週あたりから、インターネットに接続できなくなりそうです。インターネットに、かなり依存して生活していることは、否定できない。
便利さから少し距離を置いてみることも、時に必要なのかもしれない。
神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則