大臣を務めるのに必要な見識を持ち、激務に耐え得る気力、体力を兼ね備えた人材が、致命的なほどに不足している政権与党。そうでなければ、農学士でもあられる、73歳の国会議員をして、金融担当相として初入閣させることなど、なかっただろう。
女性問題が取り沙汰されているようだが、それは、万引きや盗撮やキセル乗車などの類いとは違い、ご本人は、ある種の確信を持って、交際を続けられていたはずだ。
このブログは、政治に関するブログなので、そういう交際が良いか悪いかということは、何も申し上げない。そもそも、私は、人間関係における善悪について、はっきりと定見を申し上げることができるような大人物ではない。
この国は、70歳を越えたご老人が、初入閣せざるを得ない国、そして、そういうご老人が自殺をする国に、なってしまった。謹んで、お悔やみを申し上げます。
神奈川県逗子市にて
佐藤 政則