原子力空母ジョージ・ワシントンと、超高層マンション | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

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 あまり大きく扱われてはいないが、2日前、東京都立川市砂川町のマンションの一室にある、中核派の非公然アジトなどが家宅捜索されたことが、報道された。
立川市砂川町は、陸上自衛隊立川駐屯地や国営昭和記念公園のすぐ北側にある町域である。ご年配の方の中には、この地名を聞いて、あの事件、紛争を、思い出された方もおられるのではないでしょうか。

 私は、人一倍、心配性なので、陸自の駐屯地の周辺に建っているマンションの一室に、過激派のアジトが存在していたことが、とても気になっている。
最近は、タワーマンションなどと呼ばれる超高層の集合住宅が、日本でも、流行している。今、私が住んでいる神奈川県横須賀市においても、海上自衛隊横須賀地方総監部のすぐそばに、既に、高さが100mを超える超高層マンションが1棟ある。

 みなさんご承知の通り、横須賀市には、米国海軍の横須賀基地があり、この基地は、原子力航空母艦ジョージ・ワシントンの、事実上の母港である。現在、その米海軍横須賀基地のすぐそば(横須賀市大滝町2-6-2、海抜約15mに、高さ140mの超高層マンションが建てられようとしている。

 空母ジョージ・ワシントンの高さは、上記のサイトによれば、船底からマストまで244フィート、74.4mである。海面からマストまでは、60m超あるだろう。未だ、スパイ防止法を持たないこの国では、多くの諜報員、工作員が活動していると、言われている。アル・カーイダ系のテロリストもいるだろう。有事の際、どうなるのだろうか。

 あの場所に140mの超高層マンションが建つことに、懸念を表明する有力者が、今のところ見つからない。私は、不思議でならない。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則