これぐらいの気温と湿度で、気力の水準を維持することができないのは情けない、まずは、日頃の運動不足をなんとかするために、走ろう、ジョギングをしようと思い、走るのに適する道を探した。夏場は、さらさらの汗を、思いっきり掻くことが大切であると、私は思っている。毎夏、走ることによって、暑さに負けない体を作るよう、心掛けてきた。
運動をして、体が活発に新陳代謝をするようにする。そして、さらさらの汗をたくさん掻いて、麦茶をたくさん飲む。私は、そうやって夏の暑さに対処してきた。だから、3月31日にも書きました通り、私は、エアコンを、あまり使ってこなかった。エアコンは、発汗する能力を、著しく狂わせる。
例年の夏であれば、たいていの商業施設の室内の気温は、汗をたくさん掻いた状態で入館した者なら寒いと感じてしまうほど、低いが、今年は、冷やし過ぎの場所が減って、ほっとしている。
人類は、誕生以来ずっと、暑さの中では、汗を掻くことによって体温を調整してきたはずだ。そういう能力を、わざわざ、低下させたくはない。こう書けば、変人には変人なりの理屈があるのだなと、思っていただけるだろうか。
どこに引越しても感じることは、「ジョギングをするのに適した道など、ほとんどない」ということ。日本の道路は、車、車、車。法令上はともかく、現実には、どんなに狭い道でも、幅員が車幅以上あれば、歩行者の体ぎりぎりのところを、有害なガスをまきながら、車がさっと、すり抜けていく。
昨日、久しぶりに、10年以上前からジョギングのコースにしている相模湾沿いの道まで、出掛けていって、7kmほど走った。一夜明けたが、筋肉痛などなく、ほっとしている。暑さ対策として運動をすることが、結果として、体力の維持に役立っている。
なので、夏の暑さに感謝する、そういう気持ちになれればいいのになと思っているが、なかなか難しい。
神奈川県にて
佐藤 政則