梅雨時の文芸⑴*テーマ「噛む」*⭐️短歌と※随想



( 私らによく噛みつく愛猫スミレ

  親愛の表現か? 6/24 撮影 )

NHKラジオ 文芸選評(6/10)

短歌で テーマが「噛む」だった 

⭐️飴玉をくしゃみと共に噛み砕き

マウスピースと義歯の具合いは?

    ( 短歌*白川のカエル 

 ※6/10   クシャミが我慢できずに

飴玉を噛んでいたことをつい失念して

「ハックション!」と叫んだ途端 

口の中で「ガリッ!」と

飴玉の割れる音がして 私は思わず

しまった!と思ったが 既に後の祭り

 ※NHKラジオ文芸選評*短歌「噛む」

選者は大森静佳さん

⭐️噛み合わぬ仲ではあるがそれなりに

噛み合う努力積み上げばこそ

 ※6/10 私ら夫婦は 金婚式まで

あと5年 寒がりと暑がり、呑気と短気、甘党と辛党、積極的と消極的、慎重派と活発派、インドア派とアウトドア派‥と 

あらゆる面で 噛み合わない私ら夫婦ではある だからこそお互いに好奇心は保持して 二人とも それなりに

噛み合うように努力はしてきたと思う

⭐️隙を見て噛み付くロシア突然に

ウクライナの地土足で入り

 ※6/10 露国は寒冷地の原野が広がり

長年国土の拡大と南下を企てる

北方の国ロシアは NATO加盟に動く

隣国ウクライナに 土足で踏み込み

噛み付いた どさくさに紛れ込んで

日本など隣国に土足で踏み込むのは 

ロシアの常套手段のようだ

⭐️南方に噛みつき出した隣国は

東の国に牙を剥き出し

 ※6/10 自分勝手な理屈をつけて

南方や東方の海や小島に唾をつけ 

海洋資源や航路の確保に余念がない

他国から非難をされると 決まって

内政干渉だと屁理屈を吐く 

自分だけのルールを振り回すさまは

大国としての品格や度量は窺えず

周辺国からの信頼は失墜している

⭐️工場で噛み合うパーツ職人の

ギターの仕上げ丹精込めて

 ※6/10 NHKTV 探検ファクトリー

アコースティックギターを 

ヤマハ楽器の六人以上の職人さん達が

携わって出来上がる過程は見事だった

一つ一つのパーツは良くても 最後に

全てが噛み合わなければ完成しない

⭐️半端ない我が噛む力医者が言う

知りて驚く何の益なく

 ※6/11 かかりつけの歯医者さんが

私の噛む力は 患者さんの中で

ベストファイブという不名誉な地位を

格付けされた 私の歯の先端の

摩耗具合から そう判定されたようだ

そのおかげで 私の歯の多くは

ひどく摩耗しているらしい

そういえば私の父も 毎晩のように

ギリギリ、ゴリゴリと 

ひどい歯軋りをしていたことを

今でも思い出す 似た親子だ

⭐️半端ない噛み付く夏の太陽が

万遍もなく列島焦がす

 ※7/13 現在 地球温暖化が

深刻化しているのは間違いないと

思うのだが 多くの人は 

茹でガエルになっても 

熱めのお湯ぐらいの認識しか

ないのだろうか?30度、35度が

当たり前になってきた😓

⭐️局地的波状強雨が噛み付いて

大地が家が壊されてゆく

 ※7/13 以前は ゲリラ豪雨という

用語が 日本で使われていたが

今では 線状降水帯による

記録的な豪雨が 九州だけではなく

他の地域をも襲っている

豪雨は 洪水、浸水、崖崩れなどを

引き起こし かけがえのない人命を

奪い 家屋や建物、インフラなどに

多大な損害を与える 破壊され

流された家屋と生活の再建は

経済的、心理的な高負担を強いる

(  2度の水害と 2度の大地震を

経験した私は 日最後の苦労が

よくわかる 水害では 泥水による

家具や家屋の汚れ落としと処分、

それに  買い替えなどは負担が大きい

駆けつけてくれた義父とおこなった

泥水吸った畳の処分は大変だった

残りの家財や食器などで 何とか

生活再建が可能な地震とは 

また違った大変さが  水害にはある)

⭐️同胞も噛み付く相手間違えて

取り返せない犠牲重ねて

(取り戻せない)

 ※6/13 かつての日本は 

追い詰められてか とんでもない

強国を相手に喧嘩を仕掛けて

取り戻せない程のとんでもない目に

遭ったと思う しかし 

その戦勝国のアメリカ様も 

対ベトナムやイラク相手では

大きく躓いてしまったという皮肉

そして 今 イランや北朝鮮、

中国、ロシアが  世界を相手に吠えて

噛み付いているが  その行末は?

ps 2023.6.10 草稿

今回は NHKラジオ 文芸選評で

「噛む」をテーマに 短歌が

多数披露され 楽しませて貰った